2020年7月29日水曜日

『鬼滅の刃』のスピリチュアルな背景


漫画『鬼滅の刃』という作品がいまブームを起こしています



少年ジャンプに連載中の『鬼滅の刃』は昨年末頃からブームを巻き起こし、社会現象にまでなっています

作者は吾峠呼世晴さんで、2016年から連載を開始し、昨年アニメ化されて放映されると、一気にブームが巻き起こっていきました

同作の単行本は、この自粛ムードの日本で飛ぶように売れています

物語のあらすじは以下のようなものです

大正時代を背景に物語は進み、主人公の竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えています

炭治郎が家を空けたある日、家族が鬼に惨殺されてしまう悲劇が起こります

唯一生き残った妹の竈門禰󠄀豆子も鬼へと変わってしまいました

鬼化した妹の禰󠄀豆子を人間にもどすため、主人公は鬼を退治する剣術修行につとめ、よううやく「鬼殺隊」に入隊します

そして鬼との戦いを繰り広げるというストーリーですが、鬼ももとは人間であり、様々な物語を持ってい所を描いているのが特徴的なところでしょか

はじめは到底かなわないような敵である鬼の力に、厳しい努力と修行を通じてやがて打ち勝っていくというストーリーは、ジャンプらしい少年漫画の王道的なストーリー展開と言えます

鳥山明先生の「ドラゴンボール」でも、絶大な力を持った強敵を倒すため、主人公の孫悟空が修行を重ね、成長して仲間と共に力を合わせて勝利するという展開が続きます

いろんな敵が現れるのですが、基本的には同じようなストーリー展開を見せています

この『鬼滅の刃』でも、主人公が厳しい努力を重ね、仲間と共に協力して、巨大な敵を打ち破るという王道ストーリー展開を持っています

そうしたストーリーの中に、勉強や部活などで難関を克服したり、仲間と協力して勝利していく自分たちを投影して読んでいるのでしょう

以上は、一般的な作品の紹介と解説になります

さらにスピリチュアルな観点から見たいと思います

そもそも鬼滅の刃に登場する鬼という存在ですが、これは霊的には実在する存在と言えます

物理世界での生き物ではありませんが、霊的世界には実際にいる存在です

おもに地獄という霊域にいて、亡者と呼ばれる亡くなられて地獄に行かれた者の魂を責めさいなむ鬼がいます

地獄の住人としても存在し、なかにはより狂暴に、亡者を殺めたり、食べてしまうようなものも実在しています

彼らも実は、もともとは人間であった者が、その心が残忍なため、地獄で鬼のような姿となってしまっている者がいるのです

これは『鬼滅の刃』で言われている事に通じているでしょう

もとは鬼たちも普通の人間として生きていたことがあって、彼らはやがて鬼と化してしまったのです

どのような心境のものが鬼と化していくかというと、ひとつには激しい責め苦で他人を厳しくしごくタイプの人間です

名門スポーツクラブの顧問などにも、選手を鬼のようにしごいて、厳しく追い込む指導をしている者がいるでしょう

そうしたものの中で、愛情が薄いタイプの指導者の場合には、地獄で鬼と化すものもいるようです

亡者を責め苛むことで、反省を促す機会を与えている場合もあるので、必ずしも不要な存在とは言えない面があります

もうひとつは、生きているうちに、他人を食い物にするような生き方をしてきた人間です

よくオレオレ詐欺などが流行っていますけど、そうした詐欺を部下を使ってやらせている者には、死後に鬼と化すものが出てくるはずです

生きているうちは普通の人間と変わらない姿をしていますが、亡くなるとその人の心境が姿として現れるため、様相も鬼のように変わっていきます

そしてあの世においても、亡者を見つけては、部下に捕らえさせて、食べてしまうというような事をしています

こうした恐ろしい世界を作り出し、その住人となっていく事があるわけです

『鬼滅の刃』という作品は、そうした霊界の様相を現わしている部分があって、人気を得ていることろがあるでしょう

また、近年人気のドラマなどの作品の中には、ゾンビを題材にしたものがあります

世界的にブームとなった『ウォーキングデッド』などが代表的なところでしょう

これらについては以前にも書いたことがありますが、実際にはあの世の世界、不調和な霊域を描いている所がります

そこでは殺されたとしても、またいつの間にか蘇っている世界があります

たとえ鬼に捕まって殺されたとしても、いつの間にか復活していて、また殺されるという悪夢のような状況を繰り返す事があります

このようにゾンビ映画も、実は、地獄などと呼ばれる低級霊界を描いているといえます

今回の『鬼滅の刃』も地獄を描いているような所もありますし、どうしてそうしたものが流行っているかというと、生きている人の多くの方が、不調和な霊域、あの世の地獄と呼ばれる世界に通じやすくなっているからだと言えます

こうした作品を読み込んでいても、不調和な世界に同通してしまう事もありますし、地上の人間の意識が、不調和な世界に繋がりやくすなっているからです

霊界には他にも、善人の住む世界もありますし、さらに上には高級霊界と言って偉大な方々の住む世界も広がっています

そうした高級霊界に繋がるようなものはあまり人気が出ずに、不調和な世界、地獄を描いたような作品の方が多くの人気を集めて、ブームとなると言う所があります

これは地上に生きる多くの人間が、高級霊界よりも、低級霊界に引き寄せられやすく、そうした心境のものが多いという事を現わすでしょう

そのため、現代人の亡くなられた人には、不調和な世界に行かれる人が多くなっているのだと思います

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24 件のコメント:

  1. ☆「高級霊界」に繋がっている作品を、いくつか教えて下さい!
    よろしくお願いいたします!☆

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  2. 神界や高級霊界に通じやすくなるためには日頃からどのような物事に目を向ければ良いですか?自然や美しい芸術市、美しい音楽でしょうか?身近にあるもので具体的なものがありましたら是非ご教示下さい。

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  3. やっぱりそうでしたか。

    私と家族は気持ちがわるいので、絵だけでも、受つけませんでした。

    小学生にも人気があり、お菓子のパッケージにもなっているので、連鎖的に小さい子でも見せられてしまいます。

    本来、天国を見せてあげなければ行けない子どもたちに不調和な世界とは...


    非常に悪影響だと危険視してました。

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  4. そういった世界から生まれてきた人は、その様な世界を"故郷"と思ってしまったりするところがあるかもしれませんね。
    今世では、辛く苦しい世界だけではなく愛に満ちた幸せな世界もあり、自分次第でそういった世界にも行けるし行ってもいいのだ、ということを知って欲しいですね。

    ちなみに、鬼滅効果で剣道部の部員が増えたと娘が喜んでいました。
    個人的には、日本文化である武道の素晴らしさを知る機会になれば嬉しいなと思っています。

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  5. 昔、永井豪の作品で少年マガジンに連載された漫画で『デビルマン』という作品がありました。デビルマンの視点とは、人間を守るために、悪魔であるデーモン族と戦うために、人間の肉体にデーモンを憑依させて、悪魔と合体するも、その不動明の持つ強靭が理性の力によって、デーモン族の勇者・アモンの意識を乗っ取り、肉体は悪魔となるも、その心は人間であり、人間の心と精神を持った悪魔となって、悪魔の力によって、悪魔と戦い、悪魔を滅ぼすという物語を永井豪は描きました。ここでは悪魔によって支配管理されない、むしろ反対に人間の遺志の力によって、悪魔の意識と力を手に入れ、その力を悪を滅ぼすために使うという、とてつもないほどの人間主義が示されています。つまり悪魔よりも人間の意志力のほうが上であるという世界観です。

     私は、この不動明の名前や顔の表情を見たときに、それは不動明王の姿のように感じられたのです。そしてそれは悪魔を調伏する不動明王の姿のように思えるのです。本来、鬼や悪霊や悪鬼の世界、悪魔の世界は、不動明王の調伏の力によって消滅浄化させられるものであり、本当は、子供たちに天国を見せるのではなく、悪を調伏する強大な法の力を持つ存在を知らせるということが必要なことなのではないでしょうか。

     本来、鬼や餓鬼の世界を調伏するのは、剣の力ではなく、法の力であり、もともとの本来の意味とは、不動明王が持つ法の剣の力によるものではないでしょうか。この明王の思想。悪を調伏する強大な法力について、鬼を滅するのは、剣ではなく、剣の力ではなく、法の力であり、この不動明王の世界が描かれないのであれば、この漫画は誤りを世間に広めるだけではないでしょうか。

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  6. 私も最近アニメを見てみましたが、かなりグロテスクで、気分が悪くなりました。3話までアニメを見てそれ以上は見れませんでした。
    なぜ流行るのかが不思議でした。そんな背景があり流行っていたのですね。
    私が好きなマンガは、ブッタと言うマンガがとても好きです!世界中の人に呼んでいもらいたいマンガだと思います!

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  7. アニメでいうと「世界名作劇場」のような感じの作品が、良いのでしょうか?私は、特に「ペリーヌ物語」が好きでした。「ドラえもん」も、明るく夢があって良さそうに思いますが……。

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    1. ドラマでは、「大草原の小さな家」「大地の子」が良作だと思います。

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  8. 私も高級霊界つながっている作品を知りたいです。
    クラッシック音楽、バッハとかモーツァルトとかとかルネッサンス期の巨匠たちとかはなんとなく分かりますが
    最近の漫画アニメなどありましたら知りたいです(・∀・)
    ディズニーアニメやジブリなどなどはどうでしょうか?

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  9. スクール生です2020年7月29日 21:47

    もう一つジャンプで大人気だった約束のネバーランドでも鬼が出てきます。鬼と言うよりモンスターですがこちらも人を食べます。最近の人気作(鬼滅の刃、約束のネバーランド、進撃の巨人)は人を食べると言う共通点がありますがなぜなのでしょう?

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  10. ありがとうございます。
    スクールの方で質問したものです。

    我が家の子供たちも好きなので私も一緒に見たのですが、残酷なシーンもあり、鬼を見ているだけでも頭痛がしました。
    ですが、正義が力を合わせて悪をやっつけるようなストーリーは、『鬼滅の刃』に限らず好きなのです。それが良くて見ている場合でも不調和な世界に通じてしまうのでしょうか。
    マイナスの想いに負けてしまうと鬼のようになってしまうと気付かせてくれ、そして光が力を合わせて闇と戦う時代が来たからこれ程の人気が出たのかなと思っていました。実際にある地獄の世界と同じような感じなのですね。

    教えていただきありがとうございます。

    いつも不調和な世界に通じないよう気を付けていたいと思います。

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  11. いつもありがとうございます。
    私は「RISE OF THE GUARDIANS」が大好きです。

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  12. 私も気持ちの悪いホラーや救いようがない悲しい結末の作品は一切見ることができません。
    作り物のビジョンにしてもトラウマになってしまいます。
    せっかくお金をかけて作るならもっと良いものを作ってくれと思います。

    最近ブラザーサンシスタームーンという作品を初めて見て感動しました。
    こういった素晴らしい映画がテレビで放送されるといいなと思います。
    あとは天使にラブソングをという映画でシスターたちが神への愛を歌うシーンがあるのですが、号泣しました。
    自分はキリスト教徒ではないのですが、クリスチャンだった過去世があるのかなと感じました。

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  13. これから社会に出ていく子供たちがこのマンガに夢中になるのは日本人の大人のみならず子供たちの波長も下がってきている様で日本の未来がとても心配です。

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  14. コメントの承認がされなかったので、再度投稿させていただきます。
    鬼滅の刃ですが、原作者の吾峠呼世晴さんは洪先生のブログを拝見している私達のような、霊的な感性を持った方だと思います。
    いわば同士だと思います。
    洪先生のおっしゃる通り、あくまで少年漫画の娯楽として楽しむものだとは思いますが、まるで作品が悪であるかのようにコメントをしていらっしゃる方がいるのは心苦しいです。
    まるで濡れ衣を着せて魔女狩りを行っているような心苦しさがあります。
    メディアミックス後に人気が爆発しましたので、原作に漂う情緒は薄れ、アニメでは過激な描写が多いのも事実です。
    しかし、この作品がヒットした本質は、唯物的な価値観を持つ鬼と、それに対峙する唯心的な人間たちとの戦いを描いた部分にあると思いますので、是非原作のご一読後に批評を行っていただきたいと思います。

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    1. 私もIKIPINさんと同じように思っておりました。
      光を引き立てる為に闇の部分が描かれていますが、本質的には人の心の善良さを描いた光側の作品だと思っているのですが、どうでしょうか

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  15. 不調和な霊域、あの世の地獄と呼ばれる世界に通じてしまうことで悪い影響が出てしまう反面、作中では読んでいくと、最後には鬼が反省してなくなっていく描写もあります。途中で観るのをやめず、結末まで見ることで結果的には光の面の影響を受けられる良い作品だった。ということはないのでしょうか。

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  16. 多くの場合そうですが、個人の視点では、見る人によって、作品のどの側面と共感、同通してしまうかは違うのだろうと感じています。

    剣士たちの勇気や人のために戦う姿に共感する人、鬼の残忍さ、鬼の世界のおどろおどろしさ、グロテスクな描写、そういったものに反応したしまう人、様々だと思います。



    この作品は、不調和な世界が存在することが前提で描かれているから、それを滅していく戦う剣士が必要になってきますが、


    調和された世界が前提で描かれれば、そんな剣士達の出る幕はありません。


    剣士たちに共感する人が多いのは、剣士たちの存在を必要とするような不調和な世界観を前提とすることが、まだ当たり前であることが、この今の地球の姿なのではないかと感じます。


    もっと調和された世界であれば、き滅の刃のような作品を理解することすら難しいのかも、と想像します。

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  17. この漫画は久々に面白いな〜と思った漫画でした。
    霊界の様相を描いているなぁと。
    なぜなら、高級霊(剣士達)が自ら地獄界に降りていき、まるで不動明王のように鬼(地獄霊)を慈悲と力をもって改心させ、浄化させる物語だと思ったからです。

    それが、高級霊の視点でしっかりと描かれています。

    もちろん、グロテスクな部分に惹かれてしまう人もいるかと思いますが、初めはそのようなものに惹かれて読み始めた人がむしろ、「高級霊とはどういうものか?」というものを学べる「良い教科書」であるとも感じました。

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  18. あぁ、わかります。
    この作品に限らず、暗い映画とかもブームになってたりしますね。
    誰かがつくったブームなのか、本当に人気なのかわかりませんが、暗い作品にひかれる人達の波動が低くなってるのを感じます。
    世界が明るくなる作品が増えて、そういうのがブームになるといいな、と思います。

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  19. 波動が低いと言うから好きだったけどもう読まないとかはちょっと、自分で読む読まないは決めてよいのでは… ネガティブな?タイトルの漫画で好きなものがありますが、話し、絵、音楽総合して好きで感動するもの考えさせれる内容もあります。

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  20. 以前、『ジャングル大帝』はよいアニメだったと言っている人がいました。私は『モジャ公』などすきでした。最近北条司先生の『エンジェルハート』という漫画を拝読しまして、愛��について学ばせていただき、胸が熱くなりました。☀️

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  21. う~ん…私はこの作品は好きですね。
    心優しき主人公が成長していく姿を描く少年漫画の王道が引き付けられます。

    しかしグロテスクなものと言うのはそれを好む人がそれに慣れてしまうと欲望に任せてもっと興奮するものをよこせ、とヒートアップしてしまう傾向があると思うのでそこは特に注意が必要ですね。

    反対に余りに綺麗過ぎるものばかりしか見ていないと無菌室で育った人間になってしまうので、そこはバランスが必要だと思います。難しい。

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  22. 人の思いは良きも悪しきも世代を超えて受け継がれていく、残された禍根は世代や人を変えてでも必ず解決しようとする、そんなことを感じた作品だった。
    私が特に泣けたのは、猗窩座(アカザ)が負けて改心するシーンでした。

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