神様から愛され支援される人とは? トム・ワトソンとブルース・エドワーズ

2022年5月17日火曜日

エピソード 神仏


トム・ワトソンという米国のプロゴルファーがいます

あまりゴルフに馴染みのない方には聞きなれない方かもしれません

私もあるエピソードを知るまでは、彼の事を知りませんでした

1949年生まれのワトソン氏は、1971年からプロのゴルファーをしています

そして1973年から、後に名コンビと称されるキャディーのブルース・エドワーズと組みます

二人の出会いは、ワトソンが練習場でゴルフをしていると、「僕をキャディーにしてください」と熱心に訴える18歳の青年がいました

それがブルース・エドワーズだったそうです

当時のキャディの仕事と言えば、主にバッグを担ぐことくらいの簡単な仕事でした

けれど、ブルース・エドワーズは手帳に細かなメモを書き、試合の分析をし、ワトソンに的確なアドバイスを行います

そして精神面でもエドワーズは「ここで諦めてしまうのか?」「自分に自信を持て!」などの助言をし、ワトソンを支えます

今でこそ当たり前に行っているキャディーによる助言で、プレーヤーとキャディーが組んで戦うという形を作った先駆けのようなコンビだったそうです

エドワーズとタッグを組んだトム・ワトソンは、1977年から1980年の4年間、連続賞金王に輝くなどまさに黄金時代を迎えました

ところが1980年代後半に入ると、トム・ワトソンはスランプに陥ってしまいます

ワトソンはショートパットのイップスにかかってしまい極度のスランプに陥ってしまいます

ゴルフのイップスとは聞きなれない言葉ですが、パットが極端にショートしたりオーバーしたり、いろんな症状が現れて、急に今までできていたプレーが出来なくなるものです

イップスによって引退を余儀なくされたゴルフプレーヤーは多いと言います

不調に見舞われて、まったく勝てなくなったワトソンは、エドワーズに他のプレーヤーに憑くことを進言します

エドワーズはその言葉を受け入れて、ワトソンから離れ、別なゴルファーに付きます

そのゴルファーというのがグレッグ・ノーマンという人物で、エドワーズとコンビを組んでから試合で優勝を総なめにするほどの活躍をします

キャディーのエドワーズは絶好調の時期を迎え、一方のワトソンはイップスから立ち直れず、絶不調のさ中にある、対照的な二人となってしまいます

そんな絶不調のワトソンの誕生日に、一本の電話がかかってきます

それはエドワーズからの電話でした

エドワーズは最高の舞台に立つ今のコンビを辞めて、もう一度、スランプのワトソンのもとに戻ると言ってきたのです

二人でイップスを克服することに取り組み、4年後の1996年「メモリアルトーナメント」で見事に優勝を果たします

トム・ワトソンにとって、実に9年ぶりとなるツアー優勝でした

再び最高の舞台に二人で登ってきたのです

しかし、喜びもつかの間、エドワーズがALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病に患っていることが発覚します

症状が悪化していき、やせ細ってしまったエドワーズは、キャディ辞退を申し出ますが、トム・ワトソンは「いや、僕たちのコンビは、ギブアップしない」と言ってコンピを続けます

そして2003年全米オープン

歩くことさえ困難なキャディーと、選手としてのピークはとっくに過ぎてしまった53歳のワトソンは、誰もが予選落ちしてしまうと思っていました

ワトソンは何とか初日トップとなり、そうすれば記者会見が開かれ、そこでエドワーズへの感謝を伝えられると願います

奇跡は起こります 当時五十三歳だったワトソンと、歩行も困難なエドワーズのコンビは、見事に初日に首位に立ちます

その後もトップ争いを繰り広げ、最終日には順位を落としたものの、最終18番ホールを終えると、ギャラリーは総立ちとなり、鳴りやまない拍手が二人を讃えました

大会から約10カ月後の2004年、ブルース・エドワーズは49歳の若さであの世へと旅立ちました

この話を聞いて感じるのは、プロゴルファー、トム・ワトソンは、きっと自分のために2003年全米オープンをプレーしたのではなく、相方のブルース・エドワーズのために試合に挑んだのだと思います

自分のためを思って必死に頑張るものよりも、誰かのために頑張る人を、きっと神様は愛され、そしてそっと支援をし、奇跡をもたらしているのだと思います

神様から愛され、支援される人とは、自分の事よりも、他の人々のために動く人の事ではないかと思います

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