今日は「魂のゴール」について書いてみたいと思います。ここで言うゴールとは、目標と言い換えてもいいでしょう。あなたが到達すべき地点のことです。世間で語られる願望とは少し違います。私がここで問いかけたいのは、あなたにとっての魂のゴールは何か、ということです。肉体から湧いてくる欲望ではなく、あなたの魂が本当に求めている真実の到達点。それを魂の夢と呼んでもいいかもしれません。
多くの人が、自分の願望をゴールだと思い込んでいます。けれども、よく見つめてみると、その願望は本当に自分のものなのか、と疑問が湧いてきます。家がほしい、お金がほしい、地位や名誉を手に入れたい。こうした思いは、たいてい外側から植え付けられたものです。誰かと比べた結果であったり、世間がそれを良しとしているからであったり。そういう願いを叶えても、心の奥はなかなか満たされません。あなたの魂が求めているものは、もっと別のところにあるからです。
世間の願望と魂のゴールはどう違うのか
世間的な願望には、わかりやすい共通点があります。それは、手に入れたものを他人に見せることで安心しようとする性質です。あの人より良い暮らしをしている、あの人より評価されている。そう確認できたとき、ほっとする。これは肉体的な欲、つまりこの世での自分の立ち位置を守ろうとする思いから生まれます。決して悪いものではありません。生きていくうえで必要な部分もあります。ただ、それを魂のゴールと取り違えてしまうと、いつまでたっても満足にたどり着けないのです。
魂のゴールは違います。それは他人に見せるためのものではありません。誰にも知られなくても、自分の魂がそこへ向かっていると感じられれば、深いところで充実してきます。たとえば、人を支える仕事に静かな喜びを感じる人がいます。表現をとおして何かを伝えたいと願う人がいます。身近な誰かを心から大切にしたいと思う人がいます。形はさまざまですが、共通しているのは、それをしているときに自分がいちばん自分らしくいられる、という感覚です。
執着を取り除いて自問してみる
では、どうすれば魂のゴールが見つかるのでしょうか。まず必要なのは、執着をいったん脇に置くことです。家や物やお金や地位や名誉。そういうものを手に入れた自分を思い描くと、心が高鳴るかもしれません。でも、それらを全部取り除いてみてください。何も持っていない、肩書もない、誰の評価もない。そういう状態の自分を想像してみるのです。
そのうえで、自分に問いかけます。もし何も失う心配がなかったら、私は本当は何をして生きていきたいだろう。誰のために、何のために、この時間を使いたいだろう。すぐに答えが出なくてもかまいません。問い続けることに意味があります。日々の忙しさのなかでは聞こえにくい魂の声が、執着を手放したぶんだけ、少しずつ届くようになります。子どもの頃に夢中になったこと、時間を忘れて打ち込めること、そのなかにこそ、ヒントが隠れています。
見つかったら、具体的に行動していく
魂のゴールが見えてきたら、次が肝心です。寝ころびながら思い描くだけでは、何も変わりません。この地球は三次元の世界です。物事を現実のものにするには、具体的な行動が要ります。思い描くことと行動すること、その両方がそろって初めて、ゴールへ近づいていけるのです。
そのゴールに到達するために、いま何をすべきか。今後どう進んでいけばいいのか。大きな絵を描いたら、それを小さな一歩に分けてください。今日できることは何か。今週できることは何か。そうやって一歩ずつ積み重ねていきます。遠回りに見える日もあるでしょう。うまくいかない時期もあるでしょう。それでも、魂が本当に求めている方向へ進んでいるなら、その歩みは決してむだになりません。一つひとつの行動が、あなたを魂の夢へと運んでいきます。
今日からできること
一つ、いま自分が抱いている願いを書き出してみる。それが本当に自分の魂のものか、それとも外から入ってきたものか、静かに見分けてみましょう。
二つ、何も持っていない自分を想像する。家も物もお金も地位もない状態で、それでも自分が何をしたいかを問いかけてみてください。
三つ、時間を忘れて打ち込めることを思い出す。子どもの頃に夢中になったことのなかに、魂のゴールのヒントが隠れています。
四つ、見えてきたゴールを小さな一歩に分ける。今日できること、今週できることに分けて、最初の一歩を決めましょう。
五つ、その一歩を実際にやってみる。思い描くだけで終わらせず、三次元の世界で形にしていくことが、現実化への道です。
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