俳優の伊勢谷友介さんが大麻取締法違反で捕まったとニュースが流れました
あまり存じ上げない方だったので、今回の件でネットで拝見してみました
俳優だけではなく映画監督、美術家、実業家としても活躍されていたようで、マルチな活躍を見せる才能ある方だったようですね
ただ以前から薬物については疑われていたような噂がネットで散見されました
大麻については合法な国と地域や、日本でも合法化を訴える方もいらっしゃいますが、やはり法で禁じられているのですからどのような理由であれ使用してはならないでしょう
今回の件で調べていると、彼は俳優だけではなく、社会問題にも関心が深くて、リバースプロジェクトという会社を設立しているそうです
東日本大震災の時にはボランティア活動をされていたり、積極的な情報発信もされていたようです
そしてリバースプロジェクトは人類が地球に生き残るためを考えて設立した会社と述べ、過去にはこう語ってもいます
「宇宙人の視点で地球を見つめたときに、人類社会はどう映るのかという考えが元になっている。自分たちの生活を壊している人類は地球上で唯一の生物であり、それを正としてこれまで歩んできた歴史を見直す必要があると思う」
宇宙人の視点に立って地球問題を考えてみたようですね
伊勢谷さんの主張では、もしすべての人類がアメリカ人と同じような生活をしたら、つまり中国人もアフリカに住む人たちも、北米に住む人と同じような生活スタイルをとっていると、地球の資源は到底足りないと言います
全人類がアメリカ人と同じ生活を送ると、地球が5個必要になると主張しています
これは環境問題に関心のある方がよく言われることではあります
そのため伊勢谷さんは、私たちのライフスタイルを見直していかなくてはならないと述べています
私たちの文明にはロスが多くて、資源の無駄遣いをしているという点はその通りの部分はあると思います
そのために具体的な活動もされていて、たとえば会社で着る制服を環境に配慮したものに切り替えて行ったりしています
“E”REGULAR PROJECTと言って、規格外とされ破棄されていた野菜を有効活用するプロジェクトを立ち上げ、色や形がそろっていないからと破棄されていた野菜を、企業の食堂に卸して、売り上げの一部をフードバンクに還元するなどをしていたようです
他にも「Loohcs高等学院」という学校の学長もされていて、この名前はschool=スクールのスペルを反対にしたもののようです
いままでの教育、学校(=school)のあり方をひっくり返そうとする学校。受動的に「教わる」学校ではなく、主体的に「学ぶ」学校とのことです
伊勢谷さんは社会問題に一生懸命に取り組んできたのでしょう
その点は評価できる面もあると思います
週刊誌などの情報によれば、彼は付き合っていた彼女に暴力を振るう事もあったといいます
時にはエアガンで彼女を的に撃ったと言いますから、本当であればかなり悪質です
社会問題や環境問題に真剣で、問題意識を持っている人でも、必ずしも私生活で優れた方とは限らない事はあります
むしろ自身の中に闇を抱えている時に、それを必死にはらおうとして社会問題やそうした活動にのめり込む事もあります
たとえば自分の中に暴力的な衝動や、破壊願望があった場合に、日常ではなくて社会問題に投影して、環境問題に傾注することがあるわけです
人は自分のこころを見つめたり、改心するのが苦手なため、問題を内にではなく外に投影してしてしまう事があるのです
自分の内側に闇が潜んいるのに、外にあるかのように考えてしまいます
そうして外の問題として扱い、取り組んでいく事で、自分の内面を放置したままにしてしまいます
本当に取り組むべきは、まず自らの心との対峙であって、問題を蓋していてはいけません
伊勢谷さんについても、そうした面はあったのではないかと感じられます
社会問題に関心が深かったり、活動にのめり込んでいる人は特に、自分のこころを置いていってしまっていないか今一度見つめなおす必要があるでしょう
せっかくよいこともされているのですから、よりよくなって生まれ変わってほしいと願います

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