2018年8月13日月曜日

お盆のスピリチュアルな意義



お盆の季節となり、みなさんも田舎に帰省されている人も多いでしょう

そこで今日は、お盆に関する話をしたいと思います



お盆というのは、太陽暦の8月15日を中心とした時期に行われる、祖先の霊を祀る行事です

もともと日本にあった祖先崇拝の信仰と、伝来した仏教とが合わさって出来たものです

1日を釜蓋朔日(かまぶたついたち)といい、地獄の釜の蓋が開く日であり、この日を境に墓参などして、ご先祖様等をお迎えし始めます

地獄もふたが開いて、そこからご先祖の霊が返ってくるという考えですね

実際のところは後に述べたいと思います

地域によっては、祖先の霊を迎える時に「迎え火」を灯し、帰る時には「送り火」を焚くところもあります

また盆踊りをするところも多いでしょう

この踊りの由来は、地獄から出てきて、苦しみから逃れ喜んで踊るさまを模したものとされます

地域によては、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」を用意するところもあります

「精霊馬」というのは、きゅうりやナスに4本の麻幹かマッチ棒、折った割り箸などを足に見立てて差し込み、馬、牛として仏壇まわりや精霊棚に供物とともに配するものです

きゅうりは足の速い馬に見立てられ、ご先祖さまがあの世から早く家に戻ってくるように、また、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ、この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように、との願いがそれぞれ込められています

このお盆の行事のもととなる仏教の教えについて紹介しましょう

仏教の経典に『盂蘭盆経』というものがあります

これは仏教が中国に渡った時に、親孝行などの「孝」の思想を取り入れて作られた偽経と言われていますが、それをもとにお盆は行われるようになっています

お釈迦様のおられた時代に、雨期などに修行者が一つ所に集まって修行する安居という期間がありました

その安居の時期に、お釈迦様の高弟で神通第一と呼ばれた目連が、ご自身の亡くなられた母親が、あの世でどのような生活をしているか霊視してみました

するとどうでしょう、亡くなったお母さんは餓鬼道と呼ばれる世界に落ちていたのです

餓鬼道では絶えず飢えに苦しんでいるため、哀れに思った目連は、亡き母親に水や食べ物を差し出します

しかし、その食料は残酷にも、母親の口に入る直前に炎となり、消え去ってしまったのです

目連はお釈迦様にその経緯を話します

するとお釈迦様はこう教えられます「安居の最後の日に、すべての修行者に食べ物を施せば、母親にも施しの一部をくちにできるだろう」と

目連は教えられた通りに、すべての修行者に施しをすると、彼らは喜んで飲んだり食べたり踊ったりしました

するとその喜びが、餓鬼道に堕ちた母親にも伝わり、食べ物も口に出来たといわれます

この話がもとになって、お盆の時期には供養して、ご先祖様をお祀りすることになりました

お盆の元となる話からすると、地獄に落ちて苦しんでいるご先祖の霊を招いて、供養するという考えがあって行われているのですね

現代では信じる人も少なくなっていているでしょうが、習慣として行われているのでしょう

実際にどうかというと、地上の人間が個人に思いを向けるお盆の時期になると、やはりご先祖様も霊界から出てきて、様子をうかがっています

浄化されたご先祖様ですと、子孫の姿を見てただ喜んでくれていると思います

お経のお話にあるように、地獄や餓鬼道と言われる世界に堕ちられた方の場合には、苦しくて少しでも楽になるように出てきていることもあるでしょう

実際に言われているように、そうした霊界というものはあって、そこから抜け出すご先祖の霊というものも実在します

霊界には餓鬼道というものもあって、そこに住む人たちは満たされない思いで生きています

現代の日本では飢えて亡くなる人は稀でしょうが、満たされない思いで亡くなる方は多いでしょう

物以外にも愛情であったり、名誉を求めて、満たされないという思いを持った人たちがいます

そうした心の傾向性を持っている人たちが集まり、作りだしている世界が、餓鬼道ともいわれている世界です

霊界は物質的肉体は無く、思いそのものが現れてくる世界なので、その世界に住む者たちの心の傾向性が、住む世界を作り出しています

絶えず何かに怯えて暮らしていた者は、怖いものが追いかけてくる世界に住んでいて、心の安住しない世界にいます

このように、あの世においては、自分と同じ思いの傾向性を持った者同士が集まり、その世界を形作っています

お盆の時期には、ご先祖様を思う気持ちも大切ですが、自分自身もどのような世界に帰るかを振り返って考えてみる機会にされたらよいでしょう


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2 件のコメント:

  1. こんにちは。お盆の由来、地獄のかまの意味が良く分かりました。いつも勉強になります。そこで質問なんですが、以前から大本教の出口応仁三郎が書いた日月神事の予言、竹内文書に関心を持ってて、これらの物は真実だと思われますか?

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  2. 70代で亡くなった父が時々夢に現れるたびにどんどん若返り、最近は40代頃の姿です。三つ揃いのスーツを颯爽と着こなして全国を仕事で飛び回っているみたいです。
    父は天国で一番輝いていた頃の姿で生きていると確信していいのでしょうか。

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