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※2026年5月9日に加筆・再構成しました。
この世では波長の合う者同士が惹き合い、あの世の霊界でも私たちの霊性に見合った階層へと魂が向かい、似た波長の者同士で生活します。これを波長同通の法則と呼びます。
霊的に見ると、この一つの原理だけでも、人間関係、運の流れ、死後の行き先まで、人生を貫いている多くの現象を説明することができます。今日は、波長同通の法則がどのように働いているのかを、地上から霊界まで順を追って眺めていきます。
地上では、似た者が知り合いになっていく
この地上は、さまざまな霊界からの住人が一堂に会する、多様な性質を持つ人々が集う場所です。それでも、よく観察してみると、ここでも似た者同士が通じ合い、自然と仲間になって繋がり合っていく傾向ははっきりと見えてきます。
ギャンブルが好きな方は、同じくギャンブル好きな仲間と知り合うことが多く、お酒を愛する方は、似た嗜好を持つ友人とともに過ごす時間が長くなります。真面目な人は、やはり同じように真面目な人と縁を結びやすくなります。
これが、地上で働く波長同通の現れです。私たちは無意識のうちに、自分と近い波長の人を惹き寄せ、似た波長の人にも惹かれていきます。
生きている人は、死んだ霊とも同通する
同じように生きている者同士のあいだだけでなく、肉体を離れた霊との間にも、同通の現象は起きています。
地上にいる方が善意をいつも抱き、人のためを思う心を持っていると、あの世の善霊である守護霊様や天国にいるご先祖様と心が通じ、温かいまなざしで見守ってもらえます。
反対に、悪意を抱き、人を害する思いやネガティブな考えばかりを巡らせていると、未浄化な霊などと波長が同通してしまいます。これがいわゆる憑依と呼ばれる現象で、人生が少しずつ不幸な方向へと傾いていく原因になります。
つまり、肉体の有無にかかわらず、似た心境の存在どうしは、目に見えない次元で確実に惹かれ合っているのです。
死後はもっと精密に、波長で行き先が決まる
そして私たちが死を迎えてあの世へ旅立つと、波長同通の法則はさらに精密に、はっきりと働き始めます。あの世では、同じような心境や思いを持った魂どうしが集まって生活するようになります。
仏教の六道輪廻という教えも、人がさまざまな世界に生まれ変わることを説いていますが、その根底にあるのは、自分の思いに通じた世界へと魂が赴くという、波長同通の原理です。
攻撃的な思いは、地獄や阿修羅界へ通じる
たとえば、人を見ると攻撃したくなったり、傷つける言葉を吐いたり、暴力をふるったりする方は、同じような攻撃的な人々が集まる霊界へと向かいます。
そこは絶えず住人どうしがいがみ合い、争い合い、戦い合う世界です。昔の霊能者たちはその姿を見て、「地獄」や「阿修羅界」といった争いの世界として表現しました。
地獄の世界は、誰かが牢獄として作ったものではありません。そこに集まった魂たちの、もっとも特徴的な心の性質が映し出されて、人間の心そのものが集合的に作り上げていった世界、と言うことができます。
善念を抱いた魂は、天国の楽園へ集まる
反対に、亡くなられた方が善念を抱き、人当たりがよく、いつも人のためを思ったり、人を喜ばせることを大切にして生きていた方は、同じように善良な魂が集まる世界へと案内されます。
そこは穏やかで温かく、互いに思いやりを差し出し合う関係性に満ちた世界です。これが古来より天国、あるいはあの世の楽園と呼ばれてきた領域です。
そのように、亡くなった後にも波長同通の法則は精密に働き、それぞれの思いに通じた世界へと、私たちは旅立っていきます。
今日の心境が、行き先を編んでいる
波長同通の法則を知ると、今日の自分の心境が、ただの一日の気分の問題ではないということが見えてきます。今この瞬間に抱いている思いの一つひとつが、今日出会う人を引き寄せ、明日の運の流れを作り、最終的には肉体を離れたときの行き先まで編み上げていきます。
劇的な変化を求める必要はありません。今日のなかで、ほんの一瞬だけでも温かな思いを選ぶこと。誰かを羨むより、その人の幸せをそっと祈ること。批判の代わりに、感謝の言葉を口にしてみること。その小さな積み重ねが、波長を確実に整えていきます。
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