
※2026年4月30日に加筆・再構成しました。
霊的に目覚め始めたばかりの頃、私は自分自身の前世をリーディングしていく中で、不思議な「符合」を立て続けに体験することになりました。
ひとつ見えたビジョンが、別の人から同じ内容として指摘される。
その後、たまたま手にした本のなかに、自分の見た前世がそのまま記されている――。
そんな出来事が重なるなかで、「これは偶然ではなく、何かが私に伝えようとしている」と、静かに腑に落ちていく感覚がありました。
今回は、その経験のなかでも特に印象深い、エジプトでの二つの前世について、お伝えしてみたいと思います。
ひとつ目の前世|エジプト王朝の宝物係・参謀
自分で自分の前世をリーディングしていたある日、私の意識のなかにエジプト時代の風景が広がりました。
そのとき私は、宝物庫の責任者であり、政治の参謀を務めていたようです。
ここでいう「宝物」とは、単純に金銀財宝のことではありません。
古くからエジプト王朝に受け継がれた秘宝の在り処を守り、後世に伝えていくことが、私の本当の役割でした。
秘密の地下通路があり、古代の英知が秘蔵されていて、それを敵勢力に見つけられないように守らなければなりません。
現在に残っているピラミッドの足元には、当時、王のもとへ通じる秘密の通路があり、王ですらその入り口を知らされていない領域がありました。
驚くべきことに、その地下には、かつてアトランティス大陸から受け継がれた神秘的な宝物も保管されていたようなのです。
さらに地下通路の一角には、会議室のような部屋があり、そこでは人類ではない存在――宇宙の知的生命体が意識体として参画する「作戦会議所」もありました。
そうした秘密を守り継いでいた当時、エジプトではファラオ側と敵対する勢力との緊張が高まっており、私は「絶対にエジプトの秘宝を渡してはならない」という強い使命感とともに生きていました。
他の方からの指摘と「ライオンのマーク」
このビジョンを見たあと、私は誰にもその内容を話していませんでした。
しかしあるとき、別のリーディング能力を持つ方から、ほぼ同じ内容を指摘されたのです。
その方が伝えてくれた要点は、おおむね次の通りでした。
・エジプトにおいて、秘密の内容を伝える役割をしていた
・人に伝える時、紙などの残るものには書かず、砂に書いて弟子などに伝えた
・秘密への入り口があり、ライオンのマークが特徴
・敵対する勢力に、エジプトの秘密を渡さないように守る使命があった
私が見たビジョンと、これほど細部まで一致するのは、ただの偶然とは思えませんでした。
のちに調べてみると、この時代はアクエンアテン(イクナートン・アメンホテプ4世)の頃のものであることがわかりました。
ツタンカーメン王のお父様、と言ったほうが分かりやすいかもしれません。
この王は、一神教の太陽信仰と愛の教えで大規模な宗教改革を行った人物で、一部では「宇宙人ではないか」と囁かれることもあるほどに、稀有な精神性をもった王でした。
しかし、敵対勢力との緊張のなかで、彼の名前や功績は後年消されていく運命をたどります。
私が見たビジョンの「緊張感」も、こうした時代背景と深く呼応していたのかもしれません。
ふたつ目の前世|イスラエルからエジプトへ、ファラオの右腕として
それから時を置かずして、もうひとつ別のエジプトの前世が浮かび上がってきました。
子ども時代、私はヤギの世話をしていて、その風景の上に「アブラムの土地」という言葉が静かに響いていました。
現在のイスラエルにあたる地で、幼少期を過ごしていたようです。
成人したあと、私はエジプトに渡り、大きな建物の中にいました。
石造りの部屋、そしてプールのような浴槽――当時としては非常に豪華な建物です。
私はファラオの右腕として、エジプトの土地を掘り起こし、食糧の備蓄に励んでいる姿が見えました。
飢饉に備えて、せっせと穀物を溜め込んでいるようでした。
もともとはイスラエルに住んでいたものが、ある事情でエジプトに渡り、王に認められて政治に関わっていく――そんな人生の流れです。
このとき、ある名前も静かに聞こえてきました。
日本では一般にあまり知られていない名前なのですが、ここでは仮に「Y」とさせてください。
同じ日に届いた、不思議な符合
驚いたのは、このビジョンを見たまさにその日のことでした。
ある方から私に連絡が入り、なぜか唐突に「あなたは、Yのようですね」と言われたのです。
その方はクリスチャンの方だったので、聖書のなかでこの名前をご存知だったのでしょう。
しかし、一般にはほとんど知られていない名前が、私が前世としてその名前を聞いたのと同じ日に飛び込んできたことに、強い驚きを覚えました。
さらに、それと前後して、私はネットで「輪廻/転生をくりかえす偉人たち(旧名・ライオンの隠れ家・異星人だった歴史上の偉人たち)」という本を、内容も知らずタイトルだけで購入していました。
その本がちょうど自宅に届いた時期に、これらの符合がすべて重なっていったのです。
「ライオンの隠れ家」とグッドリー・カンパニーの物語
この本を書かれたのは、ジョージ・ハント・ウィリアムソンという方です。
インディ・ジョーンズのモデルになったとも言われる考古学者で、アンデスの秘密の学校で学んだとされる稀有な経験をもとに、この不思議な書を残したと伝えられています。
本の内容は、「グッドリー・カンパニー(善良な仲間)」と呼ばれる、太古に宇宙から集団で地球へ訪れた魂たちの転生を記したものでした。
彼らは、人類を獣性から神性へと一歩ずつ進ませていくために、地球を訪れたとされます。
精神体として人間に転生し、何度も繰り返し肉体に宿りながら、堕落しがちな人類の静かな教師として働き続けたと書かれていました。
その彼らはまた、自ら志願してまだ獣性ののこる地球へと降りた異星人たちであり、ワンダラー(放浪者)とも呼ばれています。
ページをめくりながら息をのんだのは、本のなかに、
・アクエンアテン王の時代に、宝物係・宰相をした人物
・イスラエルからエジプトへ来て、王の側近として働いたYという人物
これらが「同一の魂の転生」として記されていたことです。
私が見た二つのエジプトでの前世。
他の方からも同じ内容を指摘されていた前世。
そして、それが同じ魂の旅路として、たまたま手に取った本に書かれていた――。
これらがすべて偶然であるとは、もはや思えませんでした。
偶然ではなく「仕組まれた出来事」だった
当時の私は、まだ異星人やスターシードといったテーマには、まったく興味を持っていませんでした。
「宇宙の兄弟たち」と銘打ったブログを書くようになるとも、夢にも思っていませんでした。
ただ、自分の見えたビジョンを、「これは本当のことだろうか、頭が作り出した幻想ではないだろうか」と、半信半疑のまま受け止めていたのです。
しかし、こうしたいくつもの符合が重なるたびに、こんな感覚が静かに心の奥に広がっていきました。
「見えたビジョンには、何らかの意味が確かに潜んでいる」
「霊的な世界は、私が思っているより、はるかに丁寧に応答してくれている」
それから少しずつ、私は自分の見えるものを否定することをやめ、それを書き記し、必要としてくださる方々と分かち合っていく道を歩み始めました。
今を生きる「グッドリー・カンパニー」の仲間たちへ
本に登場する「グッドリー・カンパニー」の仲間たちは、決して過去の存在だけではないと、私は感じています。
今この瞬間も、地球上には、同じ魂の系譜を引く方々が数多く生まれ変わってきていることでしょう。
もしあなたが、
・自分はどこか「ここの人ではない」と感じてきた
・古代エジプト、イスラエル、アンデス、シュメール、ムー、アトランティスなどに、不思議な懐かしさを覚える
・人類の進化や、地球の調和に、なぜか強く心を寄せている
――そんな静かな感覚をお持ちなら、あなたもまた、グッドリー・カンパニーの一員として、今この時代の地球に降りてきた魂のひとりかもしれません。
まとめ|ビジョンと符合は、魂が歩む道のしるべ
前世のビジョンは、ときに「自分の妄想ではないか」と疑いたくなるほど繊細で、儚いものです。
しかし、宇宙はそうしたビジョンを、決してそのままにはしません。
必ずどこかで、別の方の言葉や、ふと手にした本や、見知らぬ誰かの一言を通じて、静かに裏づけのしるしを送ってきてくれるのです。
大切なのは、その小さなしるしを、見逃さずに丁寧に受け取っていくこと。
そして、自分のなかで腑に落ちたら、それを謙虚に、しかし誠実に歩みのなかで活かしていくこと。
私がいま、こうしてブログを通じてみなさまに語りかけることができるのも、あの日のエジプトでの前世のビジョンと、不思議な符合の連なりに、改めて頭を下げる気持ちでいるからこそです。
どうか今日も、あなた自身に届いている小さなサインに、優しく耳を澄ませてみてください。
そのささやかな符合の積み重ねこそが、あなた自身の魂の旅路を、確かな光のほうへと導いてくれるはずです。
新刊『ソフィアの森で見つけた幸せの鍵』