今年、米国メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースが参加した頂上決戦「2025ワールドシリーズ」で、山本由伸選手がシリーズMVP（最優秀選手）に選ばれました。
この快挙により、彼は国内外から脚光を浴びています。
たとえば、最終戦（Game 7）では、チームが勝利をかけた絶体絶命の場面で登板し、見事に打者を打ち取り、チームの勝利を呼び込みました。
一球ごとに観客が息をのむような緊張感の中で、彼は平然と力強い投球を続けたのです。
こうした姿を見ていると、野球をあまり知らない方でも「この人はただ者ではない」と感じるほどの存在感があります。
出身からプロ入り、そして大舞台へ
山本由伸は1998年8月17日、岡山県備前市に生まれました。
地元の少年野球チームで腕を磨き、日本プロ野球のオリックス・バファローズに入団。
若くしてチームのエースに成長し、「投手三冠」「三年連続MVP」など輝かしい成績を残しました。
その後、アメリカ・メジャーリーグへの挑戦を決意し、ロサンゼルス・ドジャースと12年・3億2500万ドルという大型契約を結びます。
これは日本人選手としても、メジャー史上でも屈指の高額契約でした。
メジャー移籍後の挑戦と飛躍
最初のシーズンは苦戦の連続でした。
アメリカ特有の環境、ボールの違い、広い球場——。
あらゆる条件の中で、山本は何度も壁にぶつかりながら、自分のスタイルを修正し続けました。
そして迎えた2025年シーズン。
彼は驚異的な安定感と集中力で、ついにチームを頂点へと導きます。
ワールドシリーズでは、
Game 2で完璧に近い投球を見せ、
Game 6では勝利を呼ぶ先発として奮投し、
最終戦では2回以上の無失点リリーフでチームを救いました。
この活躍で彼はMVPに輝き、「日本人投手がメジャーの頂点で輝く瞬間」を世界に見せたのです。
野球を知らない方へ：やさしい解説
ここで少しだけ、野球のルールを知らない方のために補足します。
「投手」とは、相手の打者と1対1で勝負する球を投げる重要な役目です。
ピッチャーがうまく抑えると、チームが勝つ可能性が高まります。
「MVP（最優秀選手）」は、その大会でもっともチームに貢献した選手に贈られる賞です。
つまり、山本由伸選手は、世界最高峰の舞台で「最もチームを勝たせた男」として評価されたのです。
また、彼の投球は“速いだけ”ではありません。
平均153キロの速球に加え、鋭く落ちるスプリット、曲がるカーブなど、変化球を自在に操ります。
しかも、ピンチでも動じず、淡々と投げ続ける精神力も大きな魅力です。
彼に視えた姿
ここからスピリチュアルなお話をします。大谷翔平さんとの縁
そこで思い出したのですが、同じドジャースで活躍されている、大谷翔平選手についても、以前に新選組にいたのではないかと書いたことがあります。↓一日一回、下記ブログランキングへ応援いただけたら幸いです
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