2025年6月24日火曜日

イランとイスラエル停戦合意か?ーーその陰に残る「心の火種」


本日、イスラエルとイランが完全停戦に合意したというニュースがトランプ大統領から発表されました。

これは多くの人々にとって、ようやく訪れた安堵の瞬間かもしれません。

一時的にでも流血や破壊が止まることは、表面的には「平和」の到来といえるでしょう。

しかし、私はこの出来事をただ喜ばしいこととして受け取るだけではいけないと感じています。

むしろ、こうした停戦の背後にこそ、私たちが本当に見つめなければならない「火種」が隠されているのです。

争いが続く根本の原因は、人の内面に潜む「憎しみ」「怒り」「恐れ」といったネガティブな感情です。

今回の停戦合意によって、一時的には戦闘は止まるでしょう。

しかし、長い間に蓄積された憎しみや復讐心、民族や宗教の壁、そして自分と他者を分かつ“分離意識”は、すぐに消えることはありません。

心の奥底に潜む「許せない」という思いこそが、また新たな争いを生み出す温床となるのです。

歴史を振り返れば、停戦や講和が結ばれても、その後すぐにまた別の火種から戦争が起こることは、何度も繰り返されてきました。

形だけの合意では、真の平和には至りません。

本当の平和――それは、外側の争いを終わらせるだけでなく、
私たち一人ひとりの内側にある「憎しみの心」を溶かし、「許し」「理解し合う心」を育むことによって初めて実現するものです。

スピリチュアルな視点から見れば、世界で起こる争いは、集合意識の写し鏡にすぎません。

私たち一人ひとりが内面を見つめ、争いや敵意の連鎖を断ち切ることを選択したとき、初めて世界にも持続的な平和が訪れるのです。

どうか、今回の停戦合意を「終わり」と捉えるのではなく、「本当の平和への新たな始まり」と受け止めてください。

自分の中にある小さな「怒り」や「分断の心」を見つめ、
隣人を理解し、許し、愛する勇気を持ちましょう。

平和は、私たち一人ひとりの心の中から始まります。

そして、その和解の波が広がったとき、はじめて世界は真の平和を手にすることができるのです。


著書『アースチェンジ——近未来の警告書では、これから訪れる地球の変革について書いています

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