日本という国はいま、歴史的な大転換期を迎えています。
かつて世界第2位の経済大国として希望と活力にあふれていたこの国も、今や高齢化と人口減少の波に飲み込まれつつあります。
多くの人が、未来への不安や老後の心配に意識を向けています。
その意識の現れが社会全体の流れを変えつつあるのです。
私たち一人ひとりの魂は、年齢や身体の変化とともにさまざまな経験を重ね、深みを増していきます。
しかし、人生の後半に差しかかるほど、「いまを守ること」「失うことへの不安」に囚われがちになります。
これは個人にとっても自然な心の動きですが、国全体の意識が「守り」や「補償」に偏ると、やがて社会全体が発展を望まなくなり、未来への希望も薄れていくのです。
実際、今の日本では高齢者が有権者の多数を占め、政治家も高齢者の声に応える政策に力を入れています。
これは「シルバー民主主義」と呼ばれています。
その結果、福祉や医療の予算が膨らみ、子どもや若者の未来への投資が後回しにされるという現象が起きています。
真理の立場から述べれば、思考や意識のエネルギーが現実を形づくるといえます。
それは国家レベルでも同じです。
かつての日本には、未来に向かって挑戦しようとする力、努力を尊ぶ精神が満ちていました。
二宮尊徳の像が象徴していた「勤勉」や「自助努力」の価値観は、まさに魂の成長を後押しするものだったのです。
しかし、いつしか「国や社会が守るべきだ」「周りが何とかしてくれ」という依存の意識が広がり、未来を自ら切り開こうとするエネルギーが弱くなってしまいました。
このエネルギーの変化こそが、日本の発展と衰退の分かれ道にある――
私はそう感じています。
魂の成長とは、自分のことだけでなく、次の世代や社会全体への愛と責任を意識することです。
今、国の予算の多くが高齢者のために使われていますが、これは社会全体が「いま自分が安心したい」という思考に傾いている現れでもあります。
けれども、真に豊かな社会とは、自分の幸福だけでなく、未来へと愛を与える社会です。
もしも国全体が「子どもたちの未来」「これから生まれてくる魂」のために、エネルギーと資源を注ぐようになれば、そこには新たな発展の光が生まれてきます。
これからの日本には、若者や子どもたち、これから生まれてくる命へ「希望の光」を手渡していく役割があります。
それは、単に政策の話だけではなく、一人ひとりの魂が「未来を信じ、愛を与える」ことに目覚めることが本質なのです。
もちろん、高齢者を大切にする社会は素晴らしいものです。
けれど、その愛と知恵を未来へと繋げていくためには、「いま」だけでなく、「これから」の命に思いを馳せ、積極的に未来へとエネルギーを注ぐ姿勢が求められています。
スピリチュアルな視点では、国や社会の流れは、私たち一人ひとりの意識の集合体から生まれます。
今こそ、自分の内なる光――
「どんな社会にしたいか」「どんな未来を子どもたちに残したいか」
そのビジョンを明確に描き、日々の選択や政治の選択に落とし込んでいくことが大切です。
誰かに与えてもらう安心を求めるだけでなく、
自分自身が社会に愛と希望を与える存在であることに気づく。
その意識が、必ず現実を動かしていきます。
今、日本は岐路に立っています。
魂の成長と、未来への愛を胸に、
みんなで新しい日本の未来を共に創っていきましょう。
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