願いが叶うと幸せが遠ざかる理由

2024年7月1日月曜日

幸福


人は誰しも叶えたい願いや欲を持っていて、それが手に入れば自分は幸せになれるのだと思い込んでいます

しかし、世の中を見ると叶う事で返って幸せから遠ざかっている人たちを多く目にします

他所の国で暮らす人や、昔の人たちの事を考えてみましょう

外国の中にはいまだに発展途上国と言われる国が多く、満足に食事を取れない方が多くいます

日本でも昔は満足に食べ物を頂くことが出来ませんでした

特に戦後は食糧難が起こり、多くの国民が飢えに苦しんだことでしょう

彼らからすれば「お腹いっぱい好きなものを食べれれば幸せだ」と思ったはずです

しかし、それでも豊かさの中にいる日本人にとっては、好きなものを食べ過ぎる事で健康問題を気にし、ダイエットにお金をかけるようになっています

私たちは満足に食事が得られる事の幸せの中にいるのに、その幸せを感じられなくなっています

願いが叶った中にあるのに、かえって幸せが遠ざかってきています

一流大学に入って、大企業に勤める事を願っていた人が、いざ願いが叶ったとしても、次は出世競争で苦しんだり、次第に続けている仕事にやりがいを感じなくなってしまいます

せっかく願いが叶ったとしても、喜びは一時的な事で、次第に当たり前になってきて、幸せは遠ざかっていきます

好きな異性がいて、その人と付き合えれば幸せと思っていても、いざ付き合うと、「相手のの嫌な面を見て幻滅する」という事が起こる事があります

最近は「蛙化現象」という言葉が流行るように、実際に願いが叶って付き合う事になっても、覚めてしまう事が多いのでしょう

また相手が浮気したりして、苦しみを生じる事もあります

そのように願いが叶ったからと言って、人はそれで幸せになれるのではなく、むしろ幸せは遠ざかってしまうというパラドックスが生じるのです

「願いが叶いさえすれば、自分は幸せになれる」と思うのは間違いなのです

実際にはすぐに喜びは薄れますし、新たな苦しみを生じる種になっていきます

それならどうすればよいのかというと、その過程の中に幸せを見出していく事です

叶いさえすれば自分は幸せになれるのではなく、目標に向かっていく過程の中で幸せを感じていく事が大切です

いま自分の置かれた環境がいかに幸せなものであるかを日々に再認識し、幸せを感じ取っていきましょう

山の彼方に幸せがあるのではなく、今いる場所にこそ幸せは存在しています



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