先日、熊本県阿蘇地方を震源とする震度五強の地震がありました。
揺れを感じた方々は驚かれたことと思いますし、現地に縁のある方にとっては胸がざわつく知らせであったでしょう。
阿蘇地方は古来より火と大地の神々が息づく場所であり、活火山を抱えた地であるため、地震の発生と同時に今後の火山活動にも注意が必要です。
もちろん、現時点で大規模な噴火が差し迫っているわけではありませんが、地殻が動いた後はエネルギーが安定するまで観察し続ける必要があります。
私たちが今できる最も大切なことは、恐れに囚われることではなく、祈りと意識を整え、未来が穏やかな方向へ進むよう祈念することです。
大難は小難に。
小難は無難に。
天災が、人々の心の学びだけを残し、被害なく静かにすぎゆく未来でありますように。
歴史をひもとけば、噴火も地震も、人々の祈りや心の総意によって勢いが弱まり、軽度で済んだと思われる例はたくさんあります。
科学的観測や防災意識はもちろん必要ですが、それに加えて私たちは「心の向け方」という目に見えない力を重ねることができます。
祈りとは、未来を選ぶ意志の宣言です。
光の世界に繋がり、平和を選ぶという魂の意思表示です。
🔹阿蘇と大地に向ける祈り文
阿蘇の大地よ、古き火と息づく大いなる山よ。
いま目覚めようとする力があらば、その衝動が和らぎますように。
荒ぶる炎が光へと鎮まり、地のエネルギーが調和へと転じますように。
大いなる自然よ、私たちは恐れではなく祈りを届けます。
大難は小難へ、小難は無難へと導かれますように。
被害は最小に、人々の心は平安に。
学びだけが残り、苦しみは残らずに過ぎ去りますように。
天と地よ、愛と調和の力をもって阿蘇を包み守りたまえ。
私たちの祈りが一つになり、光の未来が開かれますように。
以上です。
声に出して読んでも、心の中で唱えてもかまいません。
大切なのは、未来に光を選ぶ意志を持つことです。
地震や噴火を前に、人間は小さな存在のように感じるかもしれません。
しかし、人は祈ることができる存在です。
祈りは意識の波として大気に広がり、大地に伝わり、自然のエネルギーと調和を生みます。
どうか、心の奥に静かで強い希望を灯してください。
恐れではなく祈りで未来を照らしながら、日々を過ごしていきましょう。
阿蘇の地が穏やかでありますように。
そしてすべての命が守られますように。
著書『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
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