旧・松下電器、現・パナソニック創業者で経営の神様と言われた松下幸之助さんの言葉に「すべての責任は自分にある」というものがあります
何か問題が起こったり、運が悪いと思うような出来事が起こると、普通は、他人のせいにしたり、環境や時代、政府のせい、運のせいにしがちです
ですが、どんなに悪い事が起ころうとも、それは自分の責任として受け止め、事態に当たっていかなければならないことを意味します
たとえば今はコロナ禍で不況のあおりを受けている所も多いでしょう
会社の売り上げが落ちたところもあれば、職場を失なったり、給料を減らされたりすることもあります
こうした時に、自分には不可抗力な出来事が突然襲ってきたため、自分には責任はないと考えて愚痴を述べてしまうかも知れません
そう考えるのは楽なのですが、将来を考えるとそれで済まない場合があります
『松下幸之助 強運を引き寄せる言葉』には同様な言葉として「原因はすべてわれにありという思いに徹してこそ、失敗の経験も生かされ、成功への道がひらける。」というものがあります
周りのせいや他人のせいにしていては、自分の成長の材料にはなりませんので、失敗を生かす事も出来ず、成長が望めません
自分の責任としてものごとを捉えてこそ、あらゆることが成長の糧となり、成功の道に通じてくるものです
同様な事を言われている人をもう一人紹介します
経営コンサルタントの一倉定さんという方です
一般の方にはあまりなじみがないかも知れませんが、「社長の教祖」とも呼ばれる伝説的な方で、5000社を超える企業を指導し、多くの倒産寸前の企業を立て直したとされています
彼の指導理念は「ダメな会社はトップがすべて悪い、人のせいにするな、部下のせいにするな、環境のせいにするな」というものです
有名な言葉として「電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも社長の責任だ」というものがあります『一倉定の社長学』
これは経営者に向けた言葉ではありますが、一般の人にも言える事でしょう
他人のせいや環境のせいにしていては、いつまでも成長が望めません
自分の責任として受け止め、改善の道を進んでいく事で、人は苦境から脱し、結果的に強運を引き寄せられるようになるのだと思います

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