ウィリアム・ブレイクという詩人をご存知でしょうか。
彼は18世紀のイギリスに生まれ、詩人であり画家であり、深い神秘思想に生きた人物です。
彼の言葉は、今も多くの人の心を揺さぶり、魂の奥深くに響き続けています。
今回ご紹介したいのは、ブレイクの代表的な詩の一節です。
To see a World in a Grain of SandAnd a Heaven in a Wild Flower,Hold Infinity in the palm of your handAnd Eternity in an hour.一粒の砂に世界を見、野の花に天国を見る。手のひらに無限を握り、一時のうちに永遠をつかむ。(ウィリアム・ブレイク「無知の予兆・Auguries of Innocence」)
この詩には、スピリチュアルな真理が凝縮されています。
わたしたち人間は、しばしばどこか遠くに真理や永遠を探し求めます。
しかし、ブレイクは語ります。
目の前にある一粒の砂の中にさえ、無限の宇宙を感じることができるのだと。
野に咲く一輪の小さな花の中にも、天国と同じ神聖さ、美しさ、永遠性が宿っているのだと。
これは「見る者の心」が開かれ、感性が研ぎ澄まされたときに初めて気づける、霊的な世界の扉です。
手のひらに無限を感じ、一瞬の中に永遠を見いだす感覚。
それは外の世界が変わったから得られるものではありません。
わたしたち自身の「意識」や「気づき」が変容したとき、目の前のどんな日常にも、奇跡や神秘、愛や真理が現れるのです。
スピリチュアルな成長とは、特別な場所や体験を追い求めることだけではありません。
日常の中の小さな出来事、何気ない自然、ささやかな瞬間――そこに神性を見出し、宇宙の真理を感じ取る力を養うことです。
たとえば、毎日の暮らしの中で目にする花や石や空。
ふとした瞬間に感じる静けさや、さりげないやさしさ。
そのすべてが、無限の宇宙の一部であり、天からの贈り物であることに気づけるなら、あなたの人生は一変します。
世界のどこを見ても、そこには「愛」と「神聖さ」が流れています。
それは、外側の現象を通して、あなた自身の魂が成長し、深く目覚めていく旅なのです。
この詩は、スピリチュアルな道を歩むすべての人への贈り物でもあります。
どんな時も、どんな状況でも、今ここに神聖な宇宙がある。
あなたの「見る目」が開かれた時、すべての瞬間が、すべての存在が、祝福された奇跡であることに気づくでしょう。
ウィリアム・ブレイクの詩は、わたしたちに「意識の扉」を開くよう促してくれます。
どうか、この美しい一節が、あなたの魂に新たな目覚めをもたらしますように。
著書『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
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