五輪開催と天皇陛下のお気持ち、そして競技選手の皆様

2021年7月25日日曜日

スポーツ 天皇陛下


天皇陛下はすでに側近を通じられて、五輪開催を望まれない事は、すでに思いを伝えられていました

宮内庁の西村長官が天皇陛下は「オリンピック・パラリンピックの開催が、感染拡大につながらないかご懸念されている、ご心配であると拝察をいたします」と述べています

これはつまり天皇陛下は五輪の開催を望まれていないという事です

天皇陛下は直接、政治的判断を述べることが出来ませんので、このように側近を通じて思いを伝えられたのです

それを政治家は、天皇陛下が直接ご発言できない事をいいことに、西村長官の個人の考えだとして切り捨てました

さらに開会式では、ロイヤルボックスは用意されず、天皇陛下はバッハらと同席させられ、彼らと同様な扱いを受けました

天皇陛下を一般人と変わらない存在として、世界に印象付ける事となりました

天皇陛下の開会宣言でも、菅さんや小池さんが促されるまで立たなかった事も話題となりました

そして開会宣言では「祝い」という言葉を使われませんでした

英語の原文にはcelebratingとあり、1964年の東京五輪では昭和天皇も「第18回近代オリンピアードを祝い、ここにオリンピック東京大会の開会を宣言します」と述べておられました

それを、今回は『記念する』に変えています

これはつまり同大会がお祝いのムードには無いこと、祝えるものではない事を示されています

天皇陛下の思いとしても、今回の五輪開催は、お望みで無かったでしょう

世間的には保守的な人は五輪推奨し、左翼系の方は反対派が多いです

そのため五輪開催に異議を述べると、保守的な人から批判が出ます

ですが第二次大戦時にも似た状況がありました

昭和天皇は開戦を望まずに、なるべく平和的に解決することを願っていたのですが、軍と政治家、国民の多くは、開戦に進みます

開戦に反対する意見は、まるで天皇陛下に仇なす者ように批判され、封殺されていきました

天皇ご自身は、開戦を望まれていなかったのにです

今回の五輪開催についても、天皇陛下の御心としては、ほんとうは望まれていなかったでしょう

その事は心にとめておいて欲しいと思います

ただ、選手の方々には罪はありませんので、今まで頑張ってこられた成果を、今大会で出される事を祈ります

そしてたくさんの感動を生み、多くのコロナ禍で沈んでいる人々の思いを明るくして欲しいと願っています

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