大きな地震が起こるたびに、私たちはあらためて自然の前にひざまずく思いにさせられます。
そしてニュースでは、決まって「活断層が動いた」「プレートの歪みが解放された」という説明が繰り返されます。
けれど、ふと立ち止まって考えてみると、不思議な疑問が次々と浮かんでくるのです。
なぜ、ダムを満水にしたり、地下に水を注入したりしただけで、周辺に地震が誘発されるのだろう。
なぜ、地震の前にはオゾン濃度が高まったり、地震雲が現れたり、動物たちが落ち着かなくなったりするのだろう。
そしてなぜ、最先端の地震学者たちが「ここでは地震は起こらない」とノーマークにしてきた地域で、東日本大震災や阪神・淡路大震災のような巨大な地震が、繰り返し発生してしまったのでしょう。
この記事では、私が長年考え続けてきたひとつの仮説――「地下の圧電現象と水素酸素の反応によって地震が起こるのではないか」という仮説と、それに基づいた地震予知の可能性について、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
専門家ではない一介のブロガーの仮説ではありますが、現行の地震学では説明のつかない現象を、あらためて見直すきっかけになれば幸いです。
そもそも、活断層を調べれば本当に地震は予測できるのか
従来の地震学では、地震は「プレートの歪みが解放されることで起きる」と説明されてきました。
圧力のかかったプレートが、まるでバネのように一気に弾かれる。
その揺れが地震である――というモデルです。
確かに、断層と地震のあいだには因果関係があります。
けれど、私たちはここで、ひとつ大きな問いを立て直してみてもよいのではないでしょうか。
「断層が動くから地震が起こる」のか。
それとも「地震が起こるから、その結果として大地に断層という傷が残る」のか――。
原因と結果が、いつのまにか入れ替わっているかもしれない。
そう考えると、現代の地震学が抱えている見落としが、すこし違った角度から見えてくるのです。
圧電現象――石が電気を生むという、地球の不思議
ここでぜひ知っておいていただきたいのが、「圧電現象」というシンプルな物理現象です。
花崗岩のような結晶質の岩石に強い圧力を加えると、その内部にわずかな電気が発生します。
身近なところでは、水晶(クォーツ)が大きな電圧を生むことを利用して、腕時計の発振器として使われていますね。
地中でも、まったく同じことが起こっています。
プレートの境目のように巨大な圧力が日々かかっている場所では、想像もつかないほどの電気が、私たちの足下で静かに発生しているのです。
水を電気分解すると、何が起こるか
理科の授業を思い出してみてください。
水のなかに電極を差し込むと、水素と酸素に分かれて、ぶくぶくと泡が立ち上ってきます。
電気のエネルギーで、水は水素と酸素に分解されるのです。
そして、この水素と酸素の混合気体は「爆鳴気」と呼ばれ、強い爆発力を持つことで知られています。
福島第一原発の事故で、原子炉建屋を吹き飛ばしたのも、まさにこの水素爆発でした。
地下にもまた、岩盤の隙間や地下水のかたちで、大量の水が存在しています。
地下の高電圧によって、その水が水素と酸素に分解されていったとしたら――。
そして、何かのきっかけで点火され、爆発が起こったとしたら――。
それは、私たちが「地震」と呼んでいる現象の、もうひとつの姿なのかもしれません。
従来の地震学では説明できない、いくつもの現象
水素酸素の反応モデルを補助線として加えると、いままで説明のつかなかった現象が、不思議とすっきり理解できるようになります。
たとえば、地震前にオゾン濃度が上がる現象。
これは、高電圧が空気中で放電するときにオゾンが発生することで、自然に説明がつきます。
あるいは、風に流されない不思議な「地震雲」。
地下の電磁場の影響で大気が荷電し、雲ができていると考えれば、合点がいきます。
動物たちが地震の前に落ち着きを失うのは、地表まで届いてくる微弱な電流や電磁場を、人間以上に敏感に感じ取っているのでしょう。
地震の直前に、地面から空に向かって雷が走るという目撃例も、地下に蓄えられた高電圧の放電と考えれば矛盾しません。
ダムの貯水や、地下への注水によって地震が誘発される現象も、断層の歪みだけでは説明が難しいものです。
けれど、注入された水が地下で電気分解を受け、水素と酸素を生み出すと考えれば、誘発のしくみも自然に見えてきます。
「押し」と「引き」――地震に観測される二つの力をどう説明するか
従来から、地震は「単純な爆発とは違う」と説明されてきました。
その理由は、地震では「押す力」だけでなく、「引く力」も観測されるからです。
ダイナマイトや核兵器のような爆発は、押す力しか生みません。
そのため、地震は爆発ではないとされてきたわけです。
けれど、水素酸素の反応には、ひとつ大きな特徴があります。
水素と酸素が反応すると、結果として「水(液体)」になるのです。
気体が一瞬にして液体になるとき、体積は劇的に縮小します。
つまり、爆発と同時に「爆縮(ばくしゅく)」と呼ばれる、強い引き寄せの力も発生するのです。
地震において観測される「押し」と「引き」の両方の力――。
これは、ダイナマイトや核爆発のモデルでは説明できなくても、水素酸素の反応モデルなら、自然に説明できてしまうのです。
同じ場所で何度も起こる地震、滑る断層、飛び出す大根
同じ地域で、地震が連続して何度も発生することがあります。
従来の「歪み解放モデル」では、これも非常に説明しづらい現象です。
歪みが地震で解消されたのなら、同じ場所ですぐにまた次の地震が起こるはずがないからです。
そのために、ネットでは「人工地震説」のような説まで飛び交うようになりました。
けれど、私はそれよりもむしろ、従来の地震モデルそのものに見直すべき点があるのではないか、と感じています。
また、地震が発生したあとに、滑るようにして断層が現れたという観測もあります。
断層の動きが地震の原因なら、これは順序が逆さまです。
新潟県中越地震では、揺れの瞬間に畑の大根が地面から飛び出した、という不思議な目撃談もありました。
これも、断層がただ横に動いただけでは説明がつかない現象です。
地下で爆発に近いエネルギーが解放されたと考えれば、これらの観測のすべてに、ようやく筋道の通った理解が与えられるのです。
「点」ではなく「面」で起こる――圧電現象と地震の幾何学
「もし爆発で地震が起きるなら、衝撃は点として広がるはずではないか」という反論もあります。
これも、もう一歩踏み込んで考えると、解決できます。
圧電現象は、ピンポイントではなく、巨大な岩盤と岩盤がこすれあう面――つまり「圧力のかかった層の面」で発生します。
その結果、水素と酸素も面として発生し、爆発は地表から見ると、ほぼ直線上で観測されることになります。
断層の方向と一致するように見えるのは、もとを辿れば「圧力面で発生したエネルギー」が、断層の幾何学とぴったり重なるからなのです。
爆弾のような点源の爆発と、地震の面源の現象は、まったく別の構造を持っているということですね。
原因と結果を取り違える――地震学にも、温暖化論争にも、似た構造がある
科学の世界でも、しばしば「原因」と「結果」が、知らないうちに入れ替わってしまうことがあります。
たとえば、二酸化炭素の濃度と地球温暖化の関係についても、両者のあいだに相関があることは、世界的に観測されています。
そして主流の見解では、二酸化炭素の増加が温暖化の原因とされています。
けれど一部の研究者のなかには、「むしろ温暖化が先に起こって、その結果として海から二酸化炭素が放出されているのではないか」と問いかける声もあります。
どちらが完全に正しいかを断定することは、私たち一般の立場では難しいでしょう。
ただ、ここで覚えておきたいのは、「相関がある」と「因果関係が確定している」は、まったく違う、ということです。
地震学においても、これと同じような問い直しが必要なのかもしれません。
断層と地震のあいだに相関があることと、断層が地震の原因であることは、別の主張なのです。
地震予知への新しい糸口――地磁気・オゾン・水素濃度の観測
もし、私の仮説のように地下の高電圧と水素酸素反応が地震の鍵を握っているのなら、地震予知の方法もまた、新しく開かれていく可能性があります。
具体的には、次のような観測が、有効な手がかりになるはずです。
- 地磁気の異常な変動
- 地表近くでのオゾン濃度の急上昇
- 地中・地表付近の水素濃度の変化
- 地電流(地面に流れる電気の強さ)の異常
従来の活断層調査と、これらの電磁気的観測を、並行して試してみる。
そして数年後に、どちらの観測のほうが地震の発生をより正確に予測できたかを、しっかり比較してみる。
それだけでも、地震学の常識は大きく更新されていくのではないでしょうか。
霊的な視点から見た「地震」――地球もまた、生きている存在
そして最後に、霊的な視点も少しだけ添えさせてください。
地球は、私たちが立っている単なる岩の塊ではありません。
大きな魂をもったひとつの生命体(ガイア)として、ずっと呼吸をし、新陳代謝を行い、ときに痛みを訴える存在なのです。
地震は、地球自身が体内のひずみと向き合いながら、もう一度バランスを取り戻そうとしている、深い呼吸のようなものでもあります。
私たち人間が地下に大量の水を注入したり、化学物質を埋めたり、自然のサイクルを乱す行為を続けていると、地球は健気に整えなおそうとして、結果的に地震という形でしぐさを返してくれる――。
そんな視点を持っておくと、防災への姿勢もまた、ずいぶん違ってきます。
今日からできる、地震とともに生きる三つの心構え
霊的な視点と、ここまでお話ししてきた仮説を踏まえて。
今日からできる、ささやかな三つの心構えをご提案します。
1. 一週間に一度、防災用品を点検する習慣
水、保存食、ラジオ、モバイルバッテリー。
当たり前のことですが、一週間に一度だけ、状態を確認する時間を設けてみてください。
その小さな儀式が、いざというときの自分自身を、確実に救ってくれます。
2. 自分の住んでいる土地に、まず手を合わせる
朝、玄関を出るときに、心のなかで「いつも支えてくれてありがとう」と一言、土地に向かってつぶやいてみてください。
地球の魂は、その小さな祈りを、確かに受け取っています。
3. 自然のサインに、ほんの少しだけ敏感になる
動物の急な様子の変化、雲の不思議な形、空気のにおい。
こうした「いつもと違う」感覚に、ほんの少しだけ敏感になってみてください。
地震だけでなく、人生のあらゆる局面で、その感受性はあなたを助けてくれます。
科学と霊性は、本当の真実のなかで響きあう
地震という大きなテーマも、霊的な視点から見れば、けっして「自然 vs 人間」という対立の物語ではありません。
科学は、表に現れた現象を丁寧に観察するための、人類の貴重な眼鏡です。
霊性は、その奥に流れる意味を感じ取るための、もうひとつの感覚器官です。
両者がきちんと響きあったとき、私たちはもっと安心して、この星の上で暮らしていくことができるのです。
あなたが今日できる小さな備えと、小さな祈りが、揺れる大地のうえに静かな安心の輪を広げていきますように。
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