2022年2月2日水曜日

石原慎太郎さんの魂の特徴


保守派の重鎮で作家、元東京都知事だった石原慎太郎さんが亡くなられました

謹んでご冥福をお祈りいたします


石原慎太郎さんは、一橋大学に在学中に書き上げた、『太陽の季節』が芥川賞を受賞して、当時は「太陽族」という名前が生まれるほどのブームとなったようです

小説『太陽の季節』のあらすじは以下のようなものです

主人公の津川竜哉は、ボクシングに熱中しながらも、部の仲間とタバコ・酒・バクチ・女遊び・喧嘩の自堕落な生活を送っていた

ある日、竜哉は街でナンパした少女の英子と肉体関係を結び、英子は次第に竜哉に惹かれていく

だが竜哉は英子に付き纏われるのに嫌気がさし、英子に関心を示した兄・道久に彼女を5千円で売りつける

それを知った英子は怒って道久に金を送り付ける

ところが英子が竜哉の子を身籠ったことがわかり、妊娠中絶手術を受ける

手術は失敗し英子は腹膜炎を併発して死亡した

葬式で竜哉は英子の死は、自分に対する復讐だと感じ、遺影に香炉を投げつける

竜哉はジムへ行き、英子顔の幻影を夢中で殴りつけた

このような内容で、反倫理的なものでそれが話題ともなったと思います

慎太郎さんは弟に、タレントの石原裕次郎さんがおられますが、どうもこの裕次郎さんが慶応義塾大学に通われていた時の、遊び回る姿を描いたものだと言われています

若い人は石原裕次郎さんをご存じない方も多いかと思いますが、昭和の大スターで、石原軍団を作られた方です

その他に、盛田昭夫との共著である『「NO」と言える日本』や、裕次郎を題材にした『弟』などがベストセラーになっています

また国政政治家に転身してのち、東京都知事になられています

1999年に都知事に当選してからは、4選されています

その間に、貸し渋りへの対策として、新銀行東京を都として設立したり、、首都大学東京の設立や、外形標準課税の導入、ディーゼル車排ガス規制などの政策を実施しました

また、尖閣諸島を都が購入するなど、外交的な面にも関係して話題を呼びます

その後、維新の会に入られたり、そこから分裂して、次世代の党を作って出馬されますが、落選されて、以降は政界を引退されてました

息子には、前回の衆議院選挙で落選してしまいましたが、元自民党の衆議院議員だった長男の石原伸晃さんがいらっしゃいますし、次男は俳優・タレント・気象予報士の石原良純さん

三男は自民党衆議院議員の石原宏高さん。四男は画家の石原延啓さんがいらっしゃいます

一般的な印象としては、昭和の頑固おやじのようなイメージではないでしょうか

保守派の政治家、言論人で、言いたいことを主張するような方だったと思います

今世では作家と政治家をされていますが、果たしてどのような魂の遍歴をされていたかたでしょうか

私の感じるところでは、殿様の相談役を務める、お坊さんか何かだったようです

ご自身が政治をされていたわけではありませんが、大名などの顧問と言いますか、話し相手や相談役のような役割をしています

戦国時代などでは、そのようにお坊さんが大名などの相談役をされるという事も多かったようです

お坊さんというのは、当時の知識階級であり、政治に関しても相談を受けたりしています

今世では当人が政治をされていますが、前世では政治家の相談役をする知識人の役割を果たしていたのでしょう

そういう事で、普通の政治家だけでなく、知識人としての才能もお持ちの魂だったようです

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