朝の30分というのは、その日一日の波動を静かに決めていく時間だと私は感じています。
慌ただしく身支度を済ませて飛び出していく朝と、窓を開けてゆっくり空気を入れ替えてから家を出る朝とでは、夕方に帰ってきた自分の顔つきがまったく違ってくるのです。
同じ仕事をして、同じ電車に乗って、同じ人と会ったとしても、朝にどう過ごしたかで受け取り方が変わります。
疲れ方も変わりますし、眠りの深さも変わってきます。
私はこの数年、朝の過ごし方をいくつかのささやかな習慣にまとめて、できる日にできる分だけ行うようにしてまいりました。
今日はその中から、私自身が続けやすかった7つのルーティンをご紹介します。
どれも特別な道具はいりません。
ただ、丁寧に過ごすという気持ちひとつで、朝の30分が静かに変わっていくはずです。
1. 窓を開けて空気を入れ替える
目が覚めたら、まず窓を開けます。
ほんの数分で構いません。
寝ているあいだに部屋にこもった重たい空気を、外の朝の空気と入れ替えるのです。
夜のあいだに自分から出た疲れや夢の名残のようなものが、部屋の隅に滞っているように私には感じられます。
窓を開けて深く息を吸うと、それがすっと流れていく感覚があります。
北側と南側の窓を両方開けて、風の通り道を作ってあげるとさらにいいですね。
寒い季節でも、1分ほどで十分ですので、まずは空気を動かしてあげてください。
2. 朝日を眉間と胸で受ける
窓を開けたら、そのまま朝日のほうへ体を向けます。
直接太陽を見つめる必要はありません。
まぶたを軽く閉じて、眉間のあたりと胸のあたりに光が当たるように立ってみてください。
眉間は第三の眼と呼ばれる場所で、胸の中央はハートのチャクラがあると言われている場所です。
朝の柔らかな光は、その2か所をやさしく目覚めさせてくれます。
曇りの日でも雨の日でも、空のほうを向くだけで構いません。
光は雲の向こうから、ちゃんと届いてくれていますから。
3. 白湯を一杯ゆっくり飲む
次に白湯です。
沸かしたお湯を少し冷まして、湯気が立つくらいの温度にして、両手でカップを包んでゆっくりと飲みます。
一気に飲み干してはもったいないですね。
一口ずつ、体の中を温めていく感覚を味わってください。
胃から腸へ、温かいものが落ちていくのを感じると、内臓もゆっくり目覚めはじめます。
冷たい水を飲むと体は驚いてしまいますが、白湯は内側からそっとほぐしてくれます。
1日のはじめに、自分の体に優しい挨拶をするような気持ちで飲んでみてください。
4. 深呼吸を3回|吐く息を長く
白湯を飲んだら、立ち上がって深呼吸を3回します。
コツは、吸う息よりも吐く息を長くすることです。
鼻からゆっくり吸って、口からさらにゆっくり吐く。
吐ききると、自然と次の息が入ってきます。
このとき、昨日の疲れや、寝ているあいだに溜まった重たいものを、息と一緒に外へ出していくイメージを持つといいですね。
3回で十分です。
たった3回でも、体の中の空気が入れ替わるのがわかります。
胸のあたりが少し軽くなったら、うまくいっている証拠です。
5. 短い祈り・感謝の言葉
深呼吸が終わったら、心の中で短い言葉を唱えます。
長いお祈りでなくて構いません。
「今日も無事にありますように」「会う人みなが穏やかでありますように」「家族が元気でいられますように」。
そんな素朴な言葉で十分です。
私は朝、窓辺で「今日も一日、ありがとうございます」と心の中でつぶやくようにしています。
まだ何も起きていない朝のうちに、先に感謝を伝えておく。
すると不思議なもので、その日一日、感謝したくなる出来事のほうから自然と寄ってきてくれる気がいたします。
6. 光の卵をかぶってから家を出る
身支度が整って、いよいよ出かける直前。
私は心の中で、自分の頭の上から金色の光がふわっと降りてきて、卵の殻のように体を包み込むイメージをします。
頭のてっぺんから足の裏まで、すっぽりと光に守られている感覚です。
これは波動を整えるというよりも、外で受け取りすぎないための準備に近いものです。
電車の中や職場には、いろいろな波動の方がいらっしゃいます。
光の卵を一枚まとっておくと、必要以上にもらわずに済みます。
慣れてくると、3秒もあればイメージできるようになります。
7. 玄関で背中をひと撫で|「いってきます」
玄関で靴を履いたら、最後に自分の背中を片手でそっと撫でます。
よしよし、と声をかけるような気持ちで。
そして「いってきます」と小さくつぶやいて、扉を開けます。
誰もいない家でも、ご先祖さまや家そのものに向かって声をかけるつもりで言うといいですね。
家は私たちを休ませてくれた場所です。
出かける前に一声かけておくと、帰ってきたときに家の気がふわっと優しく迎えてくれます。
背中をひと撫でするのは、頑張っている自分への小さな労いです。
続けるコツ|全部やらなくていい、好きなものから
7つもあると気が遠くなった方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、全部を毎朝こなす必要はまったくありません。
今日は窓を開けるだけ、明日は白湯だけ。
それで十分なのです。
大切なのは、続けることです。
完璧に7つ揃えた朝を週に1回だけ過ごすよりも、1つだけを毎朝続けるほうが、波動はずっと早く整っていきます。
好きなものから、できそうなものから、ひとつ選んでみてください。
続けているうちに、自然ともうひとつ増やしたくなる日が来ますから。
朝が苦手な方への配慮
朝が本当につらい方もいらっしゃいます。
私の周りにもたくさんいらっしゃいます。
そういう方は、まず寝起きの30分にゆとりを作ることから始めてみてください。
今より15分だけ早く起きる。
それだけで、朝の景色は驚くほど変わります。
そして、朝を整えるためのいちばんの近道は、実は前日の夜にあります。
寝る前にスマホを少し早めに置く、お風呂に少しゆっくり浸かる、明日の服を出しておく。
そんな小さな準備が、翌朝の自分をそっと助けてくれます。
朝の波動は、前日の夜から静かに育っていくのです。
窓を開けてから家を出るまでの30分。
短いようで、一日の土台を作る大切な時間です。
今日はそのうちのひとつだけでも、よかったら試してみてください。
夕方の自分が、きっと少し違ってくるはずです。
朝のルーティンを、オーラやチャクラを整える日々の作法のなかに位置づけたい方は、チャクラ・オーラ・エネルギー体完全ガイドもあわせてご覧ください。
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