2026年1月14日水曜日

【霊視】久米宏さんの前世〜ニュースをエンタメに変えた魂の記憶


昨日、フリーアナウンサーの久米宏さんが亡くなられたというニュースが飛び込んでまいりました。

昭和から平成にかけて、テレビというメディアの中心で活躍された方でした。

本日は、久米さんの生前の功績を振り返りつつ、霊的な視点(霊視)によって見えてきた彼の前世、そしてそこから私たちが学ぶべき「メディアと情報の功罪」についてお話ししたいと思います。



一つの時代を変えた「語り手」


久米宏さんといえば、やはり伝説的な歌番組『ザ・ベストテン』での軽妙な司会、そして何より『ニュースステーション』での功績が挙げられるでしょう。

それまでのニュース番組といえば、原稿を正確に読み上げるだけの堅苦しいものが主流でした。

しかし、久米さんはその常識を覆しました。

自分の言葉で語り、時に怒り、時に笑い、ニュースをあたかも「エンターテインメント」のように大衆に届けるスタイルを確立されました。

彼のおかげで、政治や社会問題に関心を持ったという方も多いのではないでしょうか。


霊視で見えた姿 ― 江戸の「読み売り」


さて、彼が亡くなられた報(しらせ)に接し、静かに意識を彼に向けてみました。

すると、私の脳裏に浮かんできたのは、久米さんの前世と思しき姿でした。

そこは江戸時代、活気あふれる町中の風景です。

一人の男が、往来の人々に向かって、何やら書かれた紙(摺り物)を片手に、大きな身振り手振りで面白おかしく何かを叫んでいます。

「さあさあ、大変だ! あの店の看板娘と若旦那が心中騒ぎだ! お上の新しいお達しはどうだ!」おそらくそんなことを叫んでいたのでしょう。

道行く人々は足を止め、「なんだなんだ」と興味津々でその男の話に聞き入り、その紙を買い求めていきます。

これは、江戸時代の「読み売り」と呼ばれる人の姿です。

彼が売っていたのは「瓦版(かわらばん)」

現在の新聞や週刊誌のルーツとなるものです。

当時の瓦版は、火事や心中、天変地異、あるいは幕府のゴシップなど、大衆が飛びつくようなネタを速報で伝えるものでした。

それは純粋な報道というよりも、「世の中の出来事を面白おかしく伝える娯楽」としての側面が強かったのです。


魂に刻まれた「情報をエンタメ化する」才能


この霊的なビジョンから分かることは、久米さんの魂が、前世から「情報を人々に面白く伝え、大衆の心を掴む」ということを得意としていたということです。

今世で彼が成し遂げたこと――難しいニュースを分かりやすく、ドラマチックに見せる手法――は、まさにこの「読み売り」の時代に培った魂の記憶(カルマ的習性)そのものだったと言えます。

彼は、ニュースという「堅い情報」を、大衆が喜ぶ「ショー」に変える天才でした。

前世で往来の人々を惹きつけたその話術と感性が、今世ではテレビという巨大な拡声器を得て、日本中に響き渡ることになったのです。


「普通の感覚」が巨大な力を持つ危うさ


しかし、ここに一つ、私たちが冷静に見つめなければならない霊的な教訓があります。

久米さんの魂は、決して宗教的な指導者や、深い哲学を持った思想家というタイプではありませんでした。

良い意味でも悪い意味でも、彼は「庶民感覚を持った、普通の魂」でした。

「普通の感覚」を持っているからこそ、視聴者は彼に共感し、彼の言葉を自分たちの代弁者のように感じました。

これが彼の最大の功績であり、光の側面です。

一方で、その「普通の魂」が、現代のテレビメディアという「怪物のような巨大な力」を手にしてしまった時、何が起こるでしょうか。

霊的な真理や、国家百年の計といった深い洞察に基づかないまま、その場の感情や大衆受けする「空気」で情報を切り取ってしまうことになります。

かつての瓦版がそうであったように、真実よりも「面白さ」や「分かりやすさ(=単純化)」が優先され、時に世論を偏った方向へ扇動してしまう危険性を、常に孕んでいました。


メディアの功罪を超えて


久米宏さんという存在は、私たちに「情報の受け取り方」を突きつけた存在でもありました。

権力者の言葉をそのまま垂れ流すのではなく、一般市民の視点で疑義を呈した姿勢は、民主主義において重要な役割を果たしました。

しかし同時に、テレビという装置を使って、主観的な感情を「正義」として増幅させ、世の中を一定の色に染め上げてしまうメディアの恐ろしさもまた、彼の番組を通じて私たちは目撃してきました。

ニュースをエンタメ化したことは、政治への敷居を下げたという点で大きな功績です。

しかし、私たちはそこで止まってはいけません。

これからの「ニューアースの時代」を生きる光の仲間の皆さんは、テレビやメディアから流れる情報を、ただ面白おかしく消費するのではなく、「その裏にある真実は何か」「霊的な意図はどこにあるのか」を、自らの心の眼で見極める必要があります。

久米宏さんという稀代のキャスターが演じた役割に感謝し、その功績と課題の両面をしっかりと受け止めさせていただきましょう。

久米さんの魂が、地上の喧騒を離れ、安らかに霊界へと帰還されますよう、心よりお祈り申し上げます。

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