2025年11月8日土曜日

すべての魂は最終的に幸福へ帰る ―宇宙意識と、私の目覚めの体験 ―

モーリス・バックが説いた「宇宙意識」は、人類の意識の進化の頂点にある状態を示しています。

それは、個人の心を超え、宇宙そのものの生命と一体化した意識です。

バックはこの意識の中で、宇宙が愛の原理によって動いていることを悟りました。

そして第五の悟りとして、「万人の幸福は最終的に確実である」という真理に到達したのです。

宇宙がもし、冷たく無情な機械のような存在であれば、生命は意味を持たないでしょう。

けれどもバックは、宇宙が愛によって創造され、愛によって秩序づけられていると理解しました。

ゆえに、どんな魂も永遠に見捨てられることはなく、どんな闇も、いつかは光に包まれていくのです。

苦しみや悲しみは一時的な影のようなものであり、魂の成長の過程において、すべてが最終的に調和へと還る――その確信こそが、彼の語る「宇宙意識」の核心でした。

私自身も、若いころに似たような体験をしました。

それは高校生のある朝のことでした。

目を覚ました瞬間、理由もなく全身に光のような喜びがあふれだしました。

言葉では言い尽くせないほどの幸福感が、身体のすみずみまで満ちていくのです。

その時、頭ではなく、魂で「すべての存在がやがて幸福になる」という真理を知りました。

それは考えではなく、体験でした。

あらゆる命が、どんなに遠回りをしても、最終的には光と愛の中に帰るのだという、確固たる確信があったのです。

その感覚は、まるで宇宙そのものの心が、私の中に流れこんできたかのようでした。

その瞬間、私は宇宙が「生きている」ことを感じました。

そしてその生命の本質が「愛」であることを、言葉を超えて理解しました。

モーリス・バックが体験した宇宙意識の啓示とは、まさにこのようなものだったのかもしれません。

私が見たのはその一部の輝きにすぎませんが、それでも確かに、「すべての存在は幸福へ向かっている」という普遍の真理を、魂が思い出した瞬間でした。

モーリス・バックの話は、忘れかけていたその光を思い出させてくれます。

どんな闇も、やがては愛の光に溶けていく。

悲しみも、迷いも、怒りも、すべては魂を成熟へと導くための道程なのだと。

宇宙のすべては、最終的に調和と幸福に向かって進化しているのです。

私たちがこの世に生まれ、学び、愛し、失い、そしてまた立ち上がるのは、その宇宙的な進化の一部としての役割を果たしているからです。

誰ひとり取り残されることはありません。

すべての魂は、愛の中心へと還っていくのです。

だからこそ、どんな時も希望を失わないでください。

宇宙は、あなたの味方です。

そしてあなた自身が、その愛の宇宙の一部なのです。


著書『アースチェンジ——近未来の警告書では、これから訪れる地球の変革について書いています

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