2014年10月3日金曜日

ハルマゲドン・世界最終戦争とイスラム世界の今後とイスラム国について


昨日のアンケートでイスラム国について質問がありましたので、イスラム世界全体についても書いてみます

イスラムはご存知かと思いますが、預言者マホメットが神の啓示を受けて開かれた一神教の宗教で、おもに中東諸国に広まっています


一神教はユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三つの宗教が有名です

宗教としては一神教では、神は唯一とされ、他の神を否定するので、他の宗教への寛容性が低く、宗教戦争の原因ともなりやすいといえます

イスラムでも幾つかの宗派に分かれていて、大きくはシーア派とスンニ派に分かれています

エジプトやサウジアラビヤはスンニ派が主流の国家で、イランはシーア派であるため、これらの国家は同じイスラムであっても仲はよくありません

現在、問題となっている過激派のイスラム国はスンニ派に属しますけど、スンニ派の国からも攻撃的な姿勢が批判されています

イスラム国のような過激な組織は、イスラム国家においても受け入れられないところがあるため、おそらくは攻撃されて減少していく方向に行くだろうと思います

ただ現在はイスラム国家はそれぞれに対立もあり、協力関係は薄いものですが、将来的にはイスラム国家の連帯による、ヨーロッパのEUのような連邦が出来てくる動きが背後で働いているのではないかと思います

将来的にはお互いに協力し合い、世界に力を持った存在へと向かっていくだろうと感じられます

さらにイランは核開発を進めているといわれていますけど、このイランとユダヤ教の国家であるイスラエルとの戦争がいずれおこる可能性があります

その時には核戦争へと進む可能性もあるでしょう

聖書にヨハネの黙示録というのがあって、将来に世界で起こるであろう出来事を幻想的なビジョンとして描かれています

このヨハネの黙示録には、ハルマゲドンという場所で世界最終戦争が起こるとされています

イスラエルとイランもしくはイスラム教国家との間で、壮絶な戦争が将来おこる可能性があります

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2 件のコメント:

一慧 さんのコメント...

いつも綿密に興味深い問題提起をなして下さり有難うございます。

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教・仏教・儒教・ヒンズー教等は、歴史的に広範的にも大きな趨勢を見せている宗教ですよね。
一神教という事について観てみるならば、 それは至極当然な内容なのです。
元々この全被造世界をお創りになられた存在が、全知全能の神・唯一神になります。
その方から始まった全世界であり全存在であり全歴史となりますね。
初めであり我々全てを創造なさった存在が、 創造主・神となります。
ですので、 『唯一神思想』は 根源的な考え方として誰にとっても外せない内容です。
世界に存在する全宗教の信仰し崇拝する対象が、必ずしも唯一神でない事が多いですね。
色んな次元での高級霊(時に低級霊も・・)を、信仰する神として据え置かれる事があるのが実情です。

一番闘い合っている宗教であるユダヤ・キリスト・イスラム教というのは、血筋的に創始者が繫がっている本来はルーツが同じ兄弟宗教になります。
全く同じ創造主・唯一神を崇拝しているのですが、創始者の考え方の大きな差異や歴史的なそれぞれの別れ方に纏わる怨痕等がくっ付いて、「ハッピーエンドは、いつ?!」と誰もが傍観せざる終えない並々ならぬ宗教闘争の歴史が繰り広げられてますね。
宗教観での殺し合いではなくて、 もはや天意は関係なく 無知蒙昧な人間観による傷付け合いでしかありません。

ただし、 国家の存続に関わる事態となれば、 話は別になるでしょうが。

洪 正幸 さんのコメント...

こんにちは
世界を創造された存在が唯一と言うのは事実ですが、一神教で崇められている神様が実際には違っている可能性というのもあります
いわゆる高級霊とされる存在などが神様を名乗って出られたのが事実であろうとおもいます

今後のコメントは X(旧Twitter)にてお待ちしております。