8月7日に震度7の夢を見たことをブログで書きました。
その時に関東に注意を促していました。
あのとき胸に引っかかっていたのは、今回まさに震源となった茨城県を震源とする地震です。
夢で見たような震度7には至らなかった。
まずはそのことに、深く安堵しています。
ただ、揺れはこれで終わりと決まったわけではありません。
気象庁も、これから数日をいちばん警戒すべき時間として名指ししています。
茨城県南部を震源に震度5弱、関東の17市区町村で観測
震源は茨城県南部、マグニチュードは5.9、深さはおよそ68キロ(いずれも暫定値)。太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界で起きた、逆断層型の地震でした。
震度5弱を観測したのは、茨城・埼玉・千葉・東京の合計17市区町村。
東北から近畿にかけての広い範囲が、震度4から1で揺れています。
津波の心配はありませんでした。
それでも、各地で転倒などによるけが人が出て、鉄道にも影響が及びました。
眠りの底にいた人ほど、心臓が跳ね上がったはずです。
けがをされた方、そして揺れのあと朝まで眠れなかった方のことを思っています。
深夜の地震は、体よりも心を消耗させます。
今日は無理をせず、昼間に少し横になる時間を作ってください。
地震の予知夢で、私が伏せていた土地の名
8月7日、私は震度7の夢を見ました 熊本と関東の方へという記事を書きました。7月28日の熊本地震から、10日ほどが過ぎたころです。
夢のなかで私は、また震度7が起きてしまった、と思っていました。
そのときも書いたとおり、具体的な土地の名前は明かしませんでした。
特定の地名を出せば、そこに暮らす人の商いや暮らしに、いわれのない傷がつきます。
代わりに私が書いたのは、地面の下がざわついている、という感触が消えないということでした。
いま正直に書きます。
胸に浮かんでいたのは、茨城県でした。
今回、そこが震源になりました。
けれど震度は5弱にとどまり、夢で見た震度7にはなっていません。
当たった、外れたという話ではないのです。
私が書き続けているのは、当てるためではありません。
『アースチェンジ 近未来の警告書』に中東とウクライナのことを書いたのも、そうなってほしくないからでした。
未来は一本道ではなく、いくつもの枝に分かれています。
同じ場所で同じ規模の力が動いても、人の備え方ひとつで被害の形は変わる。
震度7の夢が震度5弱で収まったのなら、そこには備えた人たちの手も、確かに働いています。
予知夢が地震を先に知らせてくるのは、なぜか
眠っているあいだ、私たちの意識は肉体から少しだけ離れます。昼のあいだは五感と理屈でびっしり埋まっている頭が、夜はすかすかになる。
そのすき間に、ふだんは届かないものが入ってきます。
地面の下で力がたまっていく気配も、そのひとつです。
物理的な音として聞こえるわけではありません。
土地に溜まった想念が揺さぶられ、そこに関わりのある人の心へ、先に波として伝わっていく。
だから予知夢は、たいてい映像ではなく感触で来ます。
私が見た夢も、崩れる建物を細かく見たわけではないのです。
「また震度7が起きてしまった」という、あの取り返しのつかなさだけが残りました。
似た夢を見て、誰にも言えずにいる人もいるでしょう。
不安を広めたくない、笑われたくない、その気持ちはよく分かります。
けれど、夢が知らせてくるのは怖がらせるためではなく、間に合わせるためです。
言いふらす必要はありません。
自分の家の備えを、黙って一段上げておけばいい。
それで夢は役目を果たしたことになります。
余震と本震、これから数日がいちばん気を張るとき
気象庁は今回の地震について、はっきりとした言葉で注意を促しました。揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意すること。
そして、特に今後2日から3日程度は、規模の大きな地震が発生することが多いということ。
これは霊的な直感ではなく、観測に裏づけられた統計の話です。
2016年の熊本地震を思い出してください。
4月14日の夜に震度7の揺れがあり、多くの人が「大きいのは過ぎた」と考えました。
ところが、2日後の16日未明に、さらに規模の大きな地震が起きています。
あとから来たほうが本震だった、という例です。
最初の揺れで無事だった家が、二度目で倒れました。
あとから来る地震にどう身構えるかは、三陸沖地震で後発地震注意情報|今すぐ備える7つのことにも書きました。
だからこそ、いま関東で暮らしている方には、この数日を「終わったあと」ではなく「途中」として過ごしてほしいのです。
震度5弱は、家が壊れる規模ではありません。
けれど、棚の上のものが落ち、食器が割れ、家具が動きます。
そして何より、心のほうに小さなひびが入ります。
一度大きく揺れたあとは、車が通っただけで体がこわばるようになる。
その状態で数日を過ごすと、判断が鈍ってきます。
だからこそ、備えを先に済ませてしまうほうがいいのです。
やることが決まっていれば、心は落ち着きを取り戻します。
関東の地面の下で起きていること、霊的に見えるもの
霊的に見ると、土地は大きな器のようなものです。土地には、そこで生きた人たちの想念が層になって溜まります。
喜びも、祈りも、怒りも、諦めも、地面に沈むように積もっていく。
日本のなかで、その層がいちばん厚いのが関東です。
人が多く、歴史が濃く、感情の量そのものが桁違いだからでしょう。
私が「地面の下がざわついている」と書いたのは、そういう層の動きのことでした。
今回の揺れで、そのざわつきがすっかり収まったという感じはまだしていません。
とはいえ、これを恐怖として受け取らないでください。
土地の想念は、そこに生きる人の心と地続きです。
慌てた人が増えれば層は荒れ、落ち着いた人が増えれば層は静まります。
備えを済ませて、あとは穏やかに暮らす。
それがいちばん、土地に対して働きかける力を持ちます。
関東の地震に今日から備える、五つのこと
大がかりなことは要りません。30分あれば終わる範囲で、夜のうちに済ませておけるものだけを挙げます。
1.枕元に、靴とライトを置く
深夜の地震でいちばん多いけがは、割れたガラスを踏むことです。
スリッパではなく、底の厚い靴を袋に入れて枕元へ。
2.寝る場所の頭上を空ける
背の高い家具、額縁、本の山。
倒れてくる位置に頭を置いて眠っていないか、今夜だけでも確かめてください。
3.水とモバイルバッテリーを満たす
ペットボトルの水を数本、浴槽に水を張っておくのも有効です。
スマートフォンは、寝る前に必ず充電しておく。
4.家族の集合場所と連絡手段を決める
電話はつながらなくなります。
災害用伝言ダイヤルか、家族のメッセージグループを、今日のうちに確認しておきましょう。
5.緊急地震速報の設定を確かめる
マナーモードでも鳴る設定になっているか。
深夜に音が出ることを、家族全員が了解しているか。
備えたら、あとは忘れていい
『論語』に、こういう言葉があります。人にして遠き慮り無ければ、必ず近き憂い有り遠くを見て手を打っておかない人は、近いところで必ず困ることになる、という意味です。
裏を返せば、遠くへの手当てを済ませた人は、目の前を落ち着いて生きていけます。
孔子は不安を煽っていません。
先に慮っておけば、いま憂えずに済むと言っているのです。
備えは、怯えるための道具ではありません。
怯えを手放すための道具です。
靴を枕元に置き、水を用意し、家族と話す。
そこまで済ませたら、あとは今日という一日を、いつもどおりに味わってください。
揺れた土地に暮らす方々が、今夜は深く眠れますように。
そして、この数日が静かに過ぎていきますように。
私も祈りながら、地面の下の気配を見ています。
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