台風15号が、明日11日の午後に東北南部から関東へ接近し、そのまま上陸するおそれが出ています。
熊本で震度7の揺れが起きてから、まだ二週間しか経っていないのに、新たな自然災害が続こうとしています。
お盆の入りとも、ちょうど重なりました。
熊本で被災された方々のことは、いまも毎日思っています。
断水が続いた地域では、帰省してくる家族を迎える準備すらままならないでしょう。
その痛みの上に、さらに不安を積み増すつもりはありません。
ただ、これから書くことは、今日のうちに伝えておかないと間に合わない話です。
台風15号の進路|11日午後に東北南部から関東へ接近
10日の午前3時、台風15号は日本の東にありました。中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。
数字だけを見れば、猛烈な台風という印象は受けないかもしれません。
危ないのは、まさにそこです。
今回は近くに寒冷渦があり、大気の状態がひどく不安定になっています。
風の数字が控えめでも、雨はまったく別の顔をして降るでしょう。
気象庁と日本気象協会は、11日の午後に東北南部から関東付近へ接近し、上陸するおそれがあると見ています。
土砂災害、低い土地の浸水、川の増水。
この三つは、風がさほど強くなくても起こります。
鉄道も航空も高速道路も、お盆の移動とぶつかる形で影響を受けるでしょう。
台風15号への備え、今夜のうちに終わらせておきたいこと
明日の朝では遅いことがあります。ベランダの植木鉢、物干し竿、自転車、ゴミ箱。
風速20メートルは、こうしたものを凶器に変えるのに十分な速さです。
家の前の排水溝に落ち葉や土が詰まっていないか、今日のうちに見ておいてください。
そこがふさがっているだけで、道路の水は行き場をなくして玄関に向かいます。
スマートフォンとモバイルバッテリーは満充電に。
車の燃料が半分を切っているなら、今日のうちに入れておくほうがいい。
停電すれば、ガソリンスタンドは動きません。
水は一人あたり一日3リットル、三日分が目安になります。
カセットコンロとボンベ、簡易トイレ、常備薬の残り。
このあたりは、思い出したときにしか点検しないものです。
そして、お住まいのハザードマップをもう一度開いてください。
自分の家が浸水想定区域なのか、土砂災害警戒区域なのか。
それを知っているかどうかで、明日の判断の速さがまるで変わります。
帰省や旅行の予定がある方は、前倒しか、思いきって延期を。
移動の途中で足止めされるのが、いちばん動きにくい状態です。
令和8年熊本地震のあと、熊本の地面はまだ動いています
7月28日の16時27分、熊本県熊本地方でマグニチュード7.1の地震が発生しました。震源の深さは16キロ。
宇城市と氷川町で、震度7を観測しています。
熊本県で震度7が記録されたのは、2016年以来10年ぶりでした。
政府の地震調査委員会は、日奈久断層帯の日奈久区間の北東部から、高野-白旗区間の一部までが動いたと評価しました。
ずれた断層の長さは、およそ30キロに及びます。
気象庁は8月に入ってからも、最大震度5強程度以上の地震に注意するよう呼びかけ続けています。
実際、8月6日にも震度4の揺れがありました。
九州の地面は、まだ落ち着いていません。
今回の台風15号の進路は東日本ですが、揺れで緩んだ斜面は、次に来る雨で崩れる条件を抱えたままです。
熊本、大分、宮崎にお住まいの方は、これまでの雨量の感覚で判断しないでください。
同じ100ミリでも、地震の前と後では、山の反応が違います。
なぜ自然災害が続くのでしょうか。その霊的な意味
地震があり、台風が来て、また揺れの報せが届く。ここ最近、こうした知らせの間隔が明らかに詰まってきました。
気のせいではありません。
霊的に見ると、いまの地球は大きな入れ替わりの時期に入っています。
地球は鉱物の塊ではなく、それ自体が一つの生命です。
その生命が、長いあいだ抱えてきた歪みを外へ出しはじめています。
人の体でいえば、熱が出ている状態に近いでしょう。
熱そのものは病ではありません。
体が何かを外へ押し出そうとしている合図です。
地球の場合、その合図は地面の揺れや、海水温の上昇や、季節はずれの豪雨という形をとります。
イランの戦火と、日本の地面は無関係ではありません
今年の2月、イランの最高指導者が攻撃によって亡くなりました。6月にはイスラエルとアメリカによる攻撃があり、一時的な停戦もありましたが、未だに争いは続いています。
レバノン、イエメン、ホルムズ海峡。
火種はどれ一つ消えていません。
中東で人が流す血と、日本の地面が起こす揺れ。
この二つを、多くの人は別々の出来事として見ています。
霊的な視点では、同じ一つの大きな揺らぎが、違う場所で違う顔を見せているだけです。
地上で恐怖と憎しみの想念が高まると、その波は物質の世界に沈んでいきます。
地球は、それをいつまでも抱えていられません。
今年から来年にかけてが、振れ幅の大きい時期です
私の感覚では、この激動は今年で終わりません。来年にかけて、揺れはむしろ大きくなっていくでしょう。
天災、物価、国と国との衝突。
別々に見えるものが、同じ時期に重なってきます。
だから備えは、一度きりの作業ではありません。
これから数年の暮らしの一部として、生活に組み込んでおいてほしいのです。
非常用の水と食料を、防災の日だけの行事で終わらせない。
賞味期限が来たら食べて、また買う。
その回転がある家は、いざというときの動きが違います。
恐れることと、備えることは、まったく別のものです
鴨長明は『方丈記』の冒頭に「ゆく河の流れは絶えずして」と書きました。あの文章は、世を捨てた人の風流な随筆として読まれがちです。
実際には違います。
長明は、京の大火も、辻風も、飢饉も、そして元暦の大地震も、自分の目で見た人でした。
1185年のその地震では、山が崩れて川を埋め、地面が裂けて水が噴き出したと記されています。
その光景を見た人が、それでも絶望ではなく「流れ続けるもの」を書き残しました。
800年前の日本人も、同じ揺れを経験していたわけです。
そして、そのたびに立ち直ってきました。
恐れは、体をこわばらせて判断を鈍らせます。
備えは反対に、体をゆるめて判断を速くしてくれるものです。
同じ災害を前にして、この二つは正反対の働きをします。
私がお伝えしたいのは、恐怖ではありません。
落ち着いた手つきのほうです。
持ち出す物を選ぶとき、その人の中心が見えます
災害は、その人が何を大切にしてきたかを、容赦なく明るみに出します。持ち出せるものは、両手に収まる分だけ。
そのとき手が伸びたものが、その人の人生の中心にあったものです。
これは魂にとって、めったにない棚卸しの機会でもあります。
失って初めて、何が要らなかったかが分かります。
その気づきを、失う前に済ませられるなら、それに越したことはありません。
今日からできる台風と地震への備え
- 飛びそうなものを屋内へ。物干し竿、植木鉢、自転車、ゴミ箱を、明日の朝に回さず今日のうちに片づける
- 電気と燃料を満たす。スマートフォンとモバイルバッテリーを満充電にし、車の燃料も入れておく
- 水と火と薬。水は一人一日3リットルで三日分、カセットコンロ、簡易トイレ、常備薬の残りを確かめる
- ハザードマップを開く。自宅が浸水想定区域か土砂災害警戒区域か、自治体のサイトで数分あれば分かる
- 明日の予定を組み替える。外出と帰省は前倒しか延期に。移動中の足止めがいちばん身動きが取れない
- 避難先と経路を家族と決めておく。夜中に相談を始めると、それだけで判断が遅れる
通り過ぎたあとの空を、一緒に見るために
台風は明日、明後日には通り過ぎていきます。地震も、いつかは収まるでしょう。
けれどこの数年の揺らぎは、私たちに何かを思い出させるために来ているように見えます。
人は、失いかけて初めて、隣にいる人の顔をきちんと見ます。
停電した夜、家族が同じろうそくを囲んで話す。
そういう時間を、災害が来る前に持てるのなら、そのほうがずっといい。
明日、どうか無事でいてください。
そして明後日、何ごともなかった空の下で、備えておいた自分を少しだけ誇ってください。
その落ち着きが、これから数年のあなたと、あなたの大切な人を支えてくれるはずです。
どうか無事に、この夏を越えられますように。
応援いただいたあなたに、幸せが届きますように祈ります
このブログでお伝えしているのは、魂の旅路への入口となる話です。
もっと深く学びたい方、満月の一斉ワークに加わりたい方は、スピリチュアルスクールでほぼ毎日メッセージをお届けしています。
ブログには書けない霊的な実践も、ここでお話ししています。
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