台風15号が関東接近|災害が続く霊的な意味と備え

2026年8月10日月曜日

時事問題 自然災害 防災


台風15号が、明日11日の午後に東北南部から関東へ接近し、そのまま上陸するおそれが出ています。
熊本で震度7の揺れが起きてから、まだ二週間しか経っていないのに、新たな自然災害が続こうとしています。

お盆の入りとも、ちょうど重なりました。

熊本で被災された方々のことは、いまも毎日思っています。

断水が続いた地域では、帰省してくる家族を迎える準備すらままならないでしょう。

その痛みの上に、さらに不安を積み増すつもりはありません。

ただ、これから書くことは、今日のうちに伝えておかないと間に合わない話です。

台風15号の進路|11日午後に東北南部から関東へ接近

10日の午前3時、台風15号は日本の東にありました。

中心気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートル。

数字だけを見れば、猛烈な台風という印象は受けないかもしれません。

危ないのは、まさにそこです。

今回は近くに寒冷渦があり、大気の状態がひどく不安定になっています。

風の数字が控えめでも、雨はまったく別の顔をして降るでしょう。

気象庁と日本気象協会は、11日の午後に東北南部から関東付近へ接近し、上陸するおそれがあると見ています。

土砂災害、低い土地の浸水、川の増水。

この三つは、風がさほど強くなくても起こります。

鉄道も航空も高速道路も、お盆の移動とぶつかる形で影響を受けるでしょう。

台風15号への備え、今夜のうちに終わらせておきたいこと

明日の朝では遅いことがあります。

ベランダの植木鉢、物干し竿、自転車、ゴミ箱。

風速20メートルは、こうしたものを凶器に変えるのに十分な速さです。

家の前の排水溝に落ち葉や土が詰まっていないか、今日のうちに見ておいてください。

そこがふさがっているだけで、道路の水は行き場をなくして玄関に向かいます。

スマートフォンとモバイルバッテリーは満充電に。

車の燃料が半分を切っているなら、今日のうちに入れておくほうがいい。

停電すれば、ガソリンスタンドは動きません。

水は一人あたり一日3リットル、三日分が目安になります。

カセットコンロとボンベ、簡易トイレ、常備薬の残り。

このあたりは、思い出したときにしか点検しないものです。

そして、お住まいのハザードマップをもう一度開いてください。

自分の家が浸水想定区域なのか、土砂災害警戒区域なのか。

それを知っているかどうかで、明日の判断の速さがまるで変わります。

帰省や旅行の予定がある方は、前倒しか、思いきって延期を。

移動の途中で足止めされるのが、いちばん動きにくい状態です。

令和8年熊本地震のあと、熊本の地面はまだ動いています

7月28日の16時27分、熊本県熊本地方でマグニチュード7.1の地震が発生しました。

震源の深さは16キロ。

宇城市と氷川町で、震度7を観測しています。

熊本県で震度7が記録されたのは、2016年以来10年ぶりでした。

政府の地震調査委員会は、日奈久断層帯の日奈久区間の北東部から、高野-白旗区間の一部までが動いたと評価しました。

ずれた断層の長さは、およそ30キロに及びます。

気象庁は8月に入ってからも、最大震度5強程度以上の地震に注意するよう呼びかけ続けています。

実際、8月6日にも震度4の揺れがありました。

九州の地面は、まだ落ち着いていません。

今回の台風15号の進路は東日本ですが、揺れで緩んだ斜面は、次に来る雨で崩れる条件を抱えたままです。

熊本、大分、宮崎にお住まいの方は、これまでの雨量の感覚で判断しないでください。

同じ100ミリでも、地震の前と後では、山の反応が違います。

なぜ自然災害が続くのでしょうか。その霊的な意味

地震があり、台風が来て、また揺れの報せが届く。

ここ最近、こうした知らせの間隔が明らかに詰まってきました。

気のせいではありません。

霊的に見ると、いまの地球は大きな入れ替わりの時期に入っています。

地球は鉱物の塊ではなく、それ自体が一つの生命です。

その生命が、長いあいだ抱えてきた歪みを外へ出しはじめています。

人の体でいえば、熱が出ている状態に近いでしょう。

熱そのものは病ではありません。

体が何かを外へ押し出そうとしている合図です。

地球の場合、その合図は地面の揺れや、海水温の上昇や、季節はずれの豪雨という形をとります。

イランの戦火と、日本の地面は無関係ではありません

今年の2月、イランの最高指導者が攻撃によって亡くなりました。

6月にはイスラエルとアメリカによる攻撃があり、一時的な停戦もありましたが、未だに争いは続いています。

レバノン、イエメン、ホルムズ海峡。

火種はどれ一つ消えていません。

中東で人が流す血と、日本の地面が起こす揺れ。

この二つを、多くの人は別々の出来事として見ています。

霊的な視点では、同じ一つの大きな揺らぎが、違う場所で違う顔を見せているだけです。

地上で恐怖と憎しみの想念が高まると、その波は物質の世界に沈んでいきます。

地球は、それをいつまでも抱えていられません。

今年から来年にかけてが、振れ幅の大きい時期です

私の感覚では、この激動は今年で終わりません。

来年にかけて、揺れはむしろ大きくなっていくでしょう。

天災、物価、国と国との衝突。

別々に見えるものが、同じ時期に重なってきます。

だから備えは、一度きりの作業ではありません。

これから数年の暮らしの一部として、生活に組み込んでおいてほしいのです。

非常用の水と食料を、防災の日だけの行事で終わらせない。

賞味期限が来たら食べて、また買う。

その回転がある家は、いざというときの動きが違います。

恐れることと、備えることは、まったく別のものです

鴨長明は『方丈記』の冒頭に「ゆく河の流れは絶えずして」と書きました。

あの文章は、世を捨てた人の風流な随筆として読まれがちです。

実際には違います。

長明は、京の大火も、辻風も、飢饉も、そして元暦の大地震も、自分の目で見た人でした。

1185年のその地震では、山が崩れて川を埋め、地面が裂けて水が噴き出したと記されています。

その光景を見た人が、それでも絶望ではなく「流れ続けるもの」を書き残しました。

800年前の日本人も、同じ揺れを経験していたわけです。

そして、そのたびに立ち直ってきました。

恐れは、体をこわばらせて判断を鈍らせます。

備えは反対に、体をゆるめて判断を速くしてくれるものです。

同じ災害を前にして、この二つは正反対の働きをします。

私がお伝えしたいのは、恐怖ではありません。

落ち着いた手つきのほうです。

持ち出す物を選ぶとき、その人の中心が見えます

災害は、その人が何を大切にしてきたかを、容赦なく明るみに出します。

持ち出せるものは、両手に収まる分だけ。

そのとき手が伸びたものが、その人の人生の中心にあったものです。

これは魂にとって、めったにない棚卸しの機会でもあります。

失って初めて、何が要らなかったかが分かります。

その気づきを、失う前に済ませられるなら、それに越したことはありません。

今日からできる台風と地震への備え

  • 飛びそうなものを屋内へ。物干し竿、植木鉢、自転車、ゴミ箱を、明日の朝に回さず今日のうちに片づける
  • 電気と燃料を満たす。スマートフォンとモバイルバッテリーを満充電にし、車の燃料も入れておく
  • 水と火と薬。水は一人一日3リットルで三日分、カセットコンロ、簡易トイレ、常備薬の残りを確かめる
  • ハザードマップを開く。自宅が浸水想定区域か土砂災害警戒区域か、自治体のサイトで数分あれば分かる
  • 明日の予定を組み替える。外出と帰省は前倒しか延期に。移動中の足止めがいちばん身動きが取れない
  • 避難先と経路を家族と決めておく。夜中に相談を始めると、それだけで判断が遅れる

通り過ぎたあとの空を、一緒に見るために

台風は明日、明後日には通り過ぎていきます。

地震も、いつかは収まるでしょう。

けれどこの数年の揺らぎは、私たちに何かを思い出させるために来ているように見えます。

人は、失いかけて初めて、隣にいる人の顔をきちんと見ます。

停電した夜、家族が同じろうそくを囲んで話す。

そういう時間を、災害が来る前に持てるのなら、そのほうがずっといい。

明日、どうか無事でいてください。

そして明後日、何ごともなかった空の下で、備えておいた自分を少しだけ誇ってください。

その落ち着きが、これから数年のあなたと、あなたの大切な人を支えてくれるはずです。

どうか無事に、この夏を越えられますように。
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