これからの皇室と神道・天皇家|天照大御神のご子孫としての祈りの伝統

2014年8月25日月曜日

天皇陛下


※2026年5月2日に加筆・再構成しました。

日本という国の真ん中に、二千年以上にわたって静かに続いてきた祈りの灯があります。

それが、皇室という存在です。

これからの皇室について、取り上げて欲しいテーマとしてアンケートでありましたので、今日はこのことについて書いてみます。

皇室の根源|天照大御神様のご子孫として


もともと皇室の流れというのは、日本書紀や古事記にあります、日本神道の神様で、その主宰神である天照大御神様の肉体的な子孫としてあります。

そして日本神道の主宰神である天照大御神様のご子孫の天皇家の方々が、代々にわたって、日本の国民の安寧と平安を祈ってこられた歴史があります。

天皇家の歴史的には、このように神様にお祈りを捧げる、神官の長としての役割があったのだと思います。

これは政治的な権力者としての側面とは別の、もっと深い霊的な役割です。

皇室の将来は、日本の自立と深く結びついている


そうした天皇家・皇室の将来についてなのですが、日本が国家として今後自立して存続できるかどうかと関わってきます。

先日の「日本の未来の予知について」の記事でも書きましたように、将来的に外的影響を強く受ける立場に置かれて、顔色をうかがいながら国家運営をしていかなくてはならなくなれば、皇室そのものが揺らぐ方向に進むことが懸念されます。

そうならないためには、日本が今後において自立国家として、普通の国として生きていく必要があります。

現在の政治の流れはそうした方向に舵を取っていこうとしているのですが、批判もまた多くて、今後の流れは予断を許さない状況にあります。

皇室の正当性を支える「神話」という根


さらに、今後日本が発展していき、外的な干渉を防ぐようになったとしても、日本全体に浸透している思想が、皇室の今後について危険性をはらんでいるものがあります。

はじめの方で述べましたように、皇室の正当性といいますか、国民から尊崇の念を持たれている根本には、天照大御神様のご子孫であられるところがあります。

そうした方が、日本の国民の為に祈られていることに尊さがあるのであり、皇室と神話とは切り離せないものがあります。

「神話を信じない保守」というジレンマ


しかし現在の保守とされる、本来皇室をお守りする思いを持たれている方であっても、神話の部分については信じられなかったり、触れたくないという方も増えてきているのではないかと思います。

そうした日本の神様への信仰心や尊崇の念が薄れていくことは、皇室の危機へと繋がっていきますが、それは保守の方にもあまり理解されていないように思われます。

目に見えぬものや、証明できないものを取り上げると、議論となった場合、どうしても否定する方が有利となりますので、扱いたくないということもあるかもしれません

しかしながら、こうした皇室への畏敬の念や尊崇の念が薄らいでいくことそのものが、長い目で見れば皇室の危機を呼び寄せていくのです。

祈りの灯を絶やさないために、私たちができること


皇室を守るというのは、決して政治的なスローガンではありません。

それは、「日本の国土と国民のために、二千年以上祈り続けてくださっている方々への感謝と敬意」を、私たち一人ひとりが心の中に持ち続けることです。

お正月の参拝、お祭りへの参加、神社への日々の感謝――そうしたささやかな営みの積み重ねが、皇室を支える霊的なエネルギーの土台となっていきます。

皇室と神道に静かに繋がる三つの実践


一つ目は、「年に一度、お近くの神社で天皇陛下のご健勝とご皇室の弥栄を祈ること」です。

宮中祭祀のすべてに参加することはできなくても、心の中で祈ることは誰にでもできます。

二つ目は、「『古事記』『日本書紀』を一度は読んでみること」です。

全文でなくても構いません。天照大御神様や天孫降臨の章だけでも、心に静かな灯がともります。

三つ目は、「目に見えないものを尊ぶ感性を、日々大切にすること」です。

神社、ご先祖、季節の節目、自然のサイクル――これらを尊ぶ営みは、すべて皇室を支える霊的な土壌となります。

祈りの伝統を、次の時代へ手渡すために


日本という国の最も深い宝は、二千年以上にわたって絶えることなく続いてきた祈りの伝統です。

明日もどうか、ご自身の暮らしのなかに、目に見えないものへの敬意を、そっと宿し続けてくださいますように。

皇室と神道の根にある古い祈りの源流については、古代文明・神話・日本の霊的起源 完全ガイドにもくわしく書きました。

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