ヒトラーが『Mein Kampf(我が闘争)』で示したプロパガンダの基本原則は、私たち現代人にこそ重要な警告を発しています。
かつてドイツ国民は、感情的な演説と巧妙に作られた「敵」を設定されることで、知らず知らずのうちに扇動され、熱狂の中で破滅への道を歩みました。
それは決して過去の話ではありません。
今まさに、YouTubeやSNSといった現代の手段を使い、ヒトラーと似た手法で人々を煽り、扇動する政治家や活動家が存在しています。
例えば立花孝志氏などが用いる「NHKをぶっ壊す」という単純なスローガンは、人々の潜在意識に繰り返し刷り込まれています。
そして、「既得権益」「オールドメディア」「敵対する政治家」という共通の敵を設定し、敵への怒りや恐怖という強い感情を煽り立てることで、冷静な思考を奪っています。
ここでヒトラーが著書の『Mein Kampf(我が闘争)』で示したプロパガンダ手法と立花氏の方法を具体的に対比しながら見ていきましょう。
1.「大衆は忘れやすい。同じ言葉を繰り返し何度も伝えよ」
ヒトラーは単純なスローガンを徹底的に反復し、人々に信じ込ませました。
同様に立花氏も「NHKをぶっ壊す」というキャッチフレーズを何度も何度も繰り返しています。
2.「共通の敵を作り大衆を団結させよ」
ヒトラーはユダヤ人を敵として設定し、立花氏はNHKや既存政党、メディアを敵として提示することで支持者を団結させています。
3.「敵の悪を拡大して伝え大衆を怒らせろ」
ヒトラーは敵の存在を極端に誇張しました。
立花氏もNHKやメディアの不正や隠蔽を大げさに表現し、怒りを誘導しています。
4.「人は小さな嘘より、大きな嘘に騙される」
ヒトラーが示したこの手法は、大きなスキャンダルを演出することで信憑性を生むものです。
立花氏の場合も、大胆で極端な主張を繰り返し、むしろそれが支持者の信用を高めています。
5.「大衆を熱狂させたまま置け。考える間を与えるな」
ヒトラーは大規模な集会や強烈な演出で思考を奪いました。
立花氏もYouTubeやSNSの継続的な投稿で常に興奮状態を保ち、冷静に考える時間を与えないようにしています。
6.「利口な人の理性ではなく、愚か者の感情に訴えろ」
立花氏は実際に過去の発言で「バカな人たちをどうやって上手く利用するか。(中略)バカに(票を)入れてもらう方法を考えるのが、本当に賢い人かな」と自身の手法を口にしています。
7.威圧的・脅迫的言動
立花氏も演説中に「出てこい」「脅しても自死されたら…」などと発言し、威圧的手法を用いています。
8.「都合の悪い情報は一切与えるな。都合の良い情報は拡大して伝えよ」
立花氏は不利な情報には触れず、NHKの問題点だけを強調して伝え続けています。内部告発文書問題では、「あれは内部告発ではない」とだけ強調し、疑惑を否定する情報だけを強調。都合の悪い事実は意図的に無視し、狭い事例をもって“真実”としています。
9.「宣伝を総合芸術に仕立て上げろ。大衆の視覚聴覚を刺激して感性で圧倒しろ」
ヒトラー同様、立花氏は動画配信や演説を巧みに演出し、視覚や聴覚を刺激して支持を拡大しています。
これらの共通点は単なる偶然ではないでしょう。
立花氏ははっきりとヒトラーの大衆扇動技術を学んでそれを意図的に実践しているはずです。
スピリチュアルな視点から見れば、こうした扇動は、人々の内面にある恐怖や怒りというネガティブなエネルギーを刺激し、それを増幅させています。
恐怖や怒りは低い波動を持つエネルギーであり、これに共鳴すると、冷静さや判断力、さらには魂の成長を妨げます。
私たちが心掛けるべきは、「感情を煽られるままに動かないこと」「敵をつくることで団結するのではなく、共通の目的や調和を目指して協力すること」です。
政治においても、日々の生活においても、自らの感情を客観視し、情報を慎重に見極める冷静さが必要です。
もし私たちが冷静さを失い、感情的なプロパガンダに流されてしまえば、かつてヒトラーに扇動されたドイツ国民と同じ過ちを繰り返すことになるでしょう。
いまこそ、自分自身の心の波動を高め、真実を冷静に見つめる目を養うことが求められています。
同じようにメディアの嘘を暴いているようでも、両者の向かう先は光と闇の両極性に分かれる事を知っていただきたいと思います。
著書『アースチェンジ——近未来の警告書』では、これから訪れる地球の変革について書いています
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