映画やドラマにもなった「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんについて、私が感じたことを書いてみます。
木村さんという方を知ったとき、私はその生き方に深い敬意をおぼえました。
不可能とされていたことに、何年も何年も諦めずに向き合い続けた人だからです。
そして霊視をしていくと、この方の魂には地球の枠を超えた、とても珍しい来歴が見えてきました。
今日はその前世のお話と、木村さんが歩んでこられた道のりに、私たちが学べることを一緒に見ていきたいと思います。
奇跡のリンゴとは何だったのか
奇跡のリンゴというのは、それまで不可能とされていたリンゴの無農薬栽培に木村さんが成功され、そこから彼の作るリンゴが奇跡のリンゴと呼ばれるようになったものです。ご存じない方のために、まず背景を簡単にお話しします。
リンゴという果物は、果樹のなかでも病気や害虫にとても弱い種類です。
そのため通常の栽培では、年に何度も農薬を散布して、ようやく実をつけさせます。
農薬を一切使わずにリンゴを実らせるというのは、農業の世界では長いあいだ無謀な挑戦とされてきました。
青森でリンゴ農家を営んでいた木村さんは、奥さまが農薬に弱く体調を崩しやすいということもあり、無農薬栽培に挑戦されます。
家族を守りたいという、とても素朴で切実な動機からの一歩でした。
ですが現実はあまりに厳しいものでした。
何年たってもリンゴは花を散らすばかりで実をならせず、葉は虫に食われ、木は弱っていきます。
収入は途絶え、木村さんのご家族は貧しい暮らしを強いられてしまいます。
ここまで読むと、ただの失敗談のように思えるかもしれません。
けれども私は、この何年もの空白の時間こそが、この方の魂の強さを物語っていると感じます。
山の中での気づき
無農薬栽培に成功できず、家族に迷惑をかけてしまっていると感じた木村さんは、ある夜、思いつめて近くの山の中へ入っていきます。手ごろな木の枝を見つけて、そこにロープを張って首を吊ろうとしたのですが、手元がくるって、ロープを下に落としてしまいます。
そのロープを取りに行くと、そこには農薬も使わずに立派に育っている一本の木を発見します。
その木は後にリンゴではなく、どんぐりのなる木か何かだとわかるのですが、山の木々が農薬も使わずに、健康で立派に育つ姿を見て、彼は土に秘密があると気づきます。
死のうとした場所で、生きるための答えを見つけた。
私はこの場面を、単なる偶然とは思えません。
それから木村さんは、ふかふかとした自然の山の土を、自分の畑に再現する努力を重ねていきます。
雑草を生やし、土の中の微生物や虫の働きを取り戻し、木そのものが本来もっている力を呼び覚ましていったのです。
そしてついに、リンゴの無農薬栽培に成功されました。
枯れかけていた木が、自分の力で病気とたたかい、花を咲かせ、実をつけたのです。
木村さんと宇宙人の話
木村さんの書物を読んだことがありますが、UFOに連れ去られて宇宙人に会ったとか、その宇宙人にこのままでは地球は滅んでしまう可能性があるなどと教えられたという話があり、かなりオカルティックな一面をもった方です。この話を聞いて、首をかしげる方もいらっしゃるでしょう。
ですが私は、この方が宇宙船に乗せられたという体験を、自然なことだと受け止めています。
それもそのはずで、もともと彼は宇宙から生まれ変わってきた魂であろうと思うからです。
もちろん地球での転生もあるようですが、元は別な星からきた魂であると感じられます。
土や植物のいのちと、これほど深く対話できる方が、ただの偶然でリンゴ栽培に行きついたとは思えないのです。
蟻に似た知的生命体だった前世
以前、フィギュアスケートの浅田真央選手について妖精型の宇宙人と述べましたが、それと同じ星に、地球で言えば蟻に似た知的生命体もいました。それが木村さんの前世での姿であろうと思われます。
妖精型の中には小型のタイプで、はじめは植物として育ったものが、やがて蛹からかえるように、植物から小さな妖精が出てくるタイプの生命体もいました。
そうした生命体が植物の形態でいるときに、肥料をやったり、外敵から守るようなサポート役の生命がいて、それが木村さんの姿だったようです。
つまり彼の魂は、はるか昔から、植物のいのちを支え、育てる役割を担ってきたのです。
共生という魂の記憶
地球でも、植物から蜜を分けてもらう代わりに、その植物を外敵から守る蟻などがいて、たがいに支え合って生きている生命がおります。その星でも、複数の種類の知的生命体がいて、それぞれに役割を分担しながら共生して生きている者たちがいたようです。
ここで木村さんの今生を、もう一度ふり返ってみてください。
彼が見つけた答えは、農薬で虫や菌を殺すことではありませんでした。
土の中の微生物や、畑の雑草や、害虫とされる虫までも含めて、すべてが支え合う一つの世界をつくることでした。
これはまさに、別の星で植物といのちを支え合っていた魂の記憶が、今生によみがえったものではないでしょうか。
前世で植物のサポート役だった魂が、地球でリンゴの木を救う人として生まれてきた。
そう考えると、木村さんの歩みのすべてが、一本の線でつながって見えてきます。
木村さんの生き方から学べること
私が木村さんのお話から一番受け取ってほしいのは、結果が出るまでの長い時間を、信じて歩き続ける魂の強さです。何年も実がならず、まわりから笑われ、それでも木と向き合い続けた日々は、想像を絶するものだったと思います。
けれども木村さんは、木を変えようとするのではなく、木が育つ環境そのものを整えることに目を向けました。
これは私たちの人生や、人とのご縁にもそのまま当てはまる学びです。
相手や状況を無理に変えようとするのではなく、まず土となる環境や、自分のあり方を整えていく。
そうすると、いのちは自分の力でちゃんと花を咲かせていきます。
木村さんの魂が、はるか昔から植物を見守り続けてきたのだとしたら、その姿勢こそが、私たちへの一番のメッセージなのだと私は感じています。
あなたのなかにも、すぐには芽が出ないけれど、大切に育てている種があるかもしれません。
どうか焦らずに、その種が根を張れる土を、今日からそっと整えてみてください。
※その他の有名人の方の前世につきましては「」に記事のリンクを集めていますので参考にして頂ければと思います
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