10月に入ると、幼稚園や保育園、小学校からハロウィンの行事のお知らせが届き始めます。
当日は仮装をして登園してください、衣装は各家庭で用意してください、と書かれているのを見て、手が止まった親御さんもいるはずです。
こちらでは何年も前から、ハロウィンには魔の祭典としての面があるとお伝えしてきました。
それでも子どもが楽しみにしている行事を、うちだけ休ませるわけにもいきません。
断れない行事のとき、子どもに何を着せればいいのでしょうか?
ハロウィンが霊的に心配される理由
ハロウィンのもとになった古代ケルトのサウィン祭では、年の変わり目に悪霊があの世から出てくるとされていました。
人々はその害から逃れるために、自分たちも死霊の姿に化けて魔の仲間のふりをしたのです。
光で魔を祓うのではなく、魔に染まる事で身を守ろうとしたわけで、お化けや骸骨の仮装はこの風習の名残です。
恐ろしい姿をまねていると、魂の波長がそうした存在に合いやすくなり、よくないものとの縁がつながっていきます。
起源や、ハロウィンの頃に実際に起きてきた事件については、ハロウィンの霊的真実|スピリチュアルな意味と仮装の危うさにまとめていますので、あわせて読んでみてください。
子どもの魂は、大人より影響を受けやすい
小さな子どもは、生まれてくる前にいた世界との境がまだ薄く、目に見えないものを素直に感じ取ります。
誰もいない部屋の隅をじっと見ていたり、大人には見えない誰かと話していたりする幼い子の姿に、思い当たる親御さんも多いでしょう。
感じ取る力が強いぶん、自分が何の姿をしているかにも心がそのまま引っぱられます。
鬼の格好をすれば鬼のような気持ちに、怖いお化けの格好をすれば怖いものに近い気持ちになって、本人も知らないうちに波長がそちらへ寄っていきます。
大人なら一日の仮装が終わればすぐに自分へ戻れますが、子どもは気持ちの切り替えがそこまで上手ではありません。
霊的に見ると、怖い姿に扮した子のまわりには、その姿に引かれた低い存在が寄ってきやすくなります。
これは普段の服装でもそうで、黒っぽいものや、不気味な絵が書かれているものは、善くないものを引き寄せやすくします。
動物や花のような明るい姿の子には、そうしたものは近づきにくく、まわりの光もにごりません。
仮装の中身を親が選んであげる意味は、そこにあります。
我が家にも小さな子どもがいますから、この時期の園のお知らせは他人事ではありません。
断れないときは、かわいらしい姿を選ぶ
行事そのものを断れないときは、無理に休ませなくてかまいません。
子どもが友達と一緒に笑って過ごす時間は、それ自体が光の側の喜びです。
親が先生に抗議して、子どもが輪の外に置かれてしまうほうが、子どもの心には重く残ります。
行事に参加させたせいで悪いものが付くのではと、自分を責める必要もありません。
守護霊は子どもが置かれた事情をよく分かっていて、その中で親が光の側を選ぼうとする心をきちんと見ています。
そのかわり、何に扮するかを親が選んであげてください。
選びたいのは、物語の王子様やお姫様、うさぎやくま、ねこ、ひよこのような動物、りんごやぶどうのような果物、お花やてんとう虫といった、見ているだけで顔がほころぶかわいらしい姿です。
お医者さんや消防士、パン屋さんのように、人を助ける仕事の格好も、子どもの心を明るいほうへ向けてくれます。
避けたいのは、お化け、骸骨、ゾンビ、悪魔、魔女、吸血鬼、死神のように、死や魔を表す姿です。
血のりを付けたり、傷や縫い目を描いたりする怖いメイクも、子どもにはさせないでください。
女の子に人気の魔女の衣装は、見た目がかわいらしく作られていても、もとをたどれば魔の力を使う者の姿です。
魔女になりたいと言われたら、お姫様や妖精、ドレスを着たうさぎのような、同じく華やかで光のほうを向いた姿をすすめてみてください。
男の子が好む戦隊やヒーローの格好も、悪と戦う正義の側ですから心配はいりません。
ただ、ヒーローものでも悪役や怪人の側の衣装は、鬼やお化けと同じように考えて避けておくのが安心です。
店頭に並ぶ衣装は年々こわさを競うようになっていますが、選ぶのは子ども自身ではなく親の目です。
子どもと一緒に店を回りながら、明るい衣装を選ぶ時間そのものを親子で楽しんでください。
同じ仮装でも、かわいらしく明るいものに扮していれば、子どもの心は光の側に向いたまま、行事を楽しめます。
かぼちゃの飾りを使うなら、怖い顔をくり抜いたランタンより、秋の実りとしての丸いかぼちゃのほうが、収穫を祝う本来の秋祭りの明るさに近くなります。
行事の前と後に、家で出来る事
当日の朝、出かける前に、楽しい一日になりますようにと、子どもの守護霊に心の中で一言お願いしておきます。
親が祈りを向けておけば、子どものまわりに守りの光が届きやすくなるのです。
霊界の守護の存在は、親からのこうした一言を待っています。
帰ってきたら衣装を脱がせ、手と顔を洗わせて、いつもの服に着替えさせます。
着替えは、仮装した姿から普段の子どもへ戻るための区切りです。
もらってきたお菓子は、友達と分け合った喜びとして、家族で楽しく食べればいいのです。
夜、寝る前に今日あった楽しかった事を聞いてあげて、無事に過ごせた事に家族で感謝して一日を終えてください。
楽しかった思い出だけを持って眠りにつけば、行事の日の名残を翌日まで引きずる事はありません。
家に飾ったハロウィンの飾りも、行事が終わったら早めに片付けて、11月からは紅葉や木の実の飾りに替えると、家の空気が秋の実りのほうへ切り替わります。
光の側に立って、子どもの行事を楽しむ
ハロウィンが心配される理由は、魔の姿をまねる事で魔との縁がつながっていく点にあります。
子どもは大人より影響を受けやすいので、断れない行事では、かわいらしい姿を選び、お化けや怖いものの仮装は避けるのが安心です。
行事の前に祈り、後に着替えて感謝で一日を閉じれば、子どもの魂は光の側に守られたまま秋の思い出を作れます。
親の心配は、子どもを守ろうとする愛情の表れです。
その愛情を、行事を取り上げる方向ではなく、光の側の選び方を教える方向に向けていただきたいと願います。
どの子も楽しい秋の一日を過ごし、光に守られてすこやかに育っていきますように。
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