2024年4月10日水曜日

難病の子どもを育てる霊的意味 愛は錬金術で苦難を光に換えます


難病の子どもを育てる意味について、スクールで質問がありましたが、一般の方にもお伝えすべきと思い、ブログで公開いたします

今回の質問は親の方の意味についてですね

子どもが難病を持っていて、その子を育てている親側の意味は何かあるのかという質問です

この世に起こる出来事には偶然はなく、すべて意味があって生じています

難病の子どもを育てるのも、やはり意味があるのです

ひとつには因果の理法が働いている場合があります

それは何も悪いカルマのようなものばかりではなく、良いものもあるのです

たとえば、前世においてご両親のいずれかが難病を抱えて生まれて来ていた事があったとします

その時に両親が愛情を込めて一生懸命に病気のあなたを育ててくださいました

そのおかげで、あなたはとても幸せに生きる事が出来ました

すると今世では、お礼返しのために、今度が自分が難病の子どもを育てる役割を担ってくることがあります

そうして前世で受けた報いを、今世で返そうとします

このような因果で生じる事もあるのです

そのように苦難と思える出来事も、偶然に体験するのではなく、何らかの隠された意味が含まれています

愛は錬金術です

人生の苦難を光と喜びに換えてくれる力を持っています

たとえば育児であっても、子どもへの愛情ではなく、ただ義務として育てているなら、苦労多くして辛い日々となるでしょう

ちょうど今日は無理心中をしてお子様二人がなくなり、母親だけが助かったという痛ましい事件も報じられました

子育てをするのに苦労をされていたのでしょう

もちろん許される行為ではありませんが、それだけの苦しみを感じていたはずです

子育てというのは大変な苦労があるにもかかわらず、人は子どもを育て、何十年と世話をし続けます

そこに何の愛もなければ、ただただ苦しみの人生に感じるでしょう

しかし、子どもへの愛があればこそ、苦難は喜びにかわります

子どものちょっとしたしぐさや、親への愛情表現に、少しづつ見せる成長に親は喜びを感じます

人は愛があるからこそ苦難を喜びに換えていけるのです

神様は私たちを地上に使わされ、魂の成長を願われました

そのために人生には様々な苦難や苦労が付いて回ります

人々の悲しみを見ておられた神様は、愛の思いを降ろされたのです

愛によって私たちの人生が喜びに変わり、光輝くものとなるためにです

錬金術で鉛が金に変わるように、愛は錬金術のように苦難を喜びに換えてくれます

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