その正義感は光か闇か?

2022年8月27日土曜日

シュメール神話 ネガティブ


世界の神話などを見ていると、人類を慈悲深く導こうとされる愛の神がいるとともに、慢心した人類を裁き罰する神の存在もあります

裁きの神として有名なのは、旧約聖書などに現れる、ノアの洪水を起こして、人類をほぼ消滅させた神様などがいます

人類に悪い者たちが増えたために、洪水を起こして罰しようとするのですが、善人のノアにだけは計画を打ち明けて、助けようとします

ただ、この物語の原型となっている話がシュメールにあって、そこには別な惑星からやってきた神々のうちに、人類を洪水で滅ぼそうとする者と、洪水が起こる事を人々に伝えて、助けようとする神の存在が描かれています

その神話には惑星ニビルという星から、地球にやって来た神様方がいて、彼らが人類を創造したことも記されています

ようは古代に地球に訪れた異星人=宇宙人の事を示しているのです

その宇宙人のグループにも、おもに二つの勢力があり、人類を厳しく指導し、従わない者には罰を与える裁きの神の系統と、人類を深く愛し、人々を慈悲をもって導こうとする愛の神の系統があるのです

これら二つの対立が、人類史の背後でずっと続いており、様々な出来事を生んでいます

日本人は善悪の価値判断が苦手だと述べましたが、同時にイジメなどは多いのです

イジメも本人たちはいじめを行っているという自覚は無く、悪を裁いている気でいる事が多いのです

善悪の峻別と、他者を裁く行為は、一見すると非常に似ていますが、その根底に大きな違いがあります

善と悪とを峻別し、悪を許さないというのは、その根底において、弱きものや被害者を守りたいとする愛の思いが根底に無くてはなりません

愛が無ければ、それは裁きの思いに通じるのです

裁きの思いというのは、悪いと思った人物に対して、集団で攻撃を加えたり、何らかの罰を与えないと気が済まないとする思いです

そこには愛があるのではなく、他人への裁きの思いがあるのです

一見悪いとこではなく、社会正義を実現しているのだと思っているでしょうが、実際にはネガティブに通じてしまっています

昨今も問題を起こした芸能人や個人を執拗に攻撃し、苦しめる事が正義のように感じてしまっている人が多くいます

もちろん、悪いことをしたのなら、その行為は許されるべきではありませんが、その人を苦しめなければ気が済まないとまで行くと、やはり間違った方向に進んでいます

学校のいじめなどでも、何らかの失敗や悪事が原因となり、集団でその人を裁いでいる事があります

たとえば学校の給食費を払えなくて、滞納している子供さんもいるでしょう

「自分たちはちゃんと払っているのに、払っていないアイツが給食を食べるのは許せない」となって、その子に文句をいったとします

いろんな家庭の事情があって、払えない事もあるでしょう

しかしそれはルール的には外れているとも言えますので、それをとらえて批判したり、攻撃する人も出てきてしまいます

でもそれは正義の仮面を被った、いじめであったりします

相手が攻撃してもよいと思えるような、欠点なり間違いなどを持っていれば、集団で攻撃してもよいのだと思ってしまっています

それがいじめにも通じていますし、本当の正義とは違ったものです

本当の正義というのは、弱い者を守る立場になければいけませんし、善も悪も判断できずに、グレーにすることでもありません

正義は、その根底に愛が無ければ、ネガティブ側に通じて、間違った方向に進みます

実際には正義の仮面を被って、悪い奴を懲らしめている気で、裁きイジメを行っている場合があるのです

外面的には同じようなことをしているようでも、その思いによって、向かう先は天と地に分かれます

たとえばこちらでは中国について厳しく言っているとして、間違っているという人もいますが、それは中国政府によって、ウイグル人やチベット人、香港の人や法輪功の人などが、苦しめられているからです

そうした人たちが苦しめられるのを、止めて欲しいという思いで言っています

しかしなかには、同じように中国を批判するのでも、中国人を軽蔑したり、憎む思いから、批判する人も多くいます

そのように根底の思いによって違いがあるのですが、それが地上の人にはわからずに、同じように見て判断しているところがあります

このように地上に生きる人間には、外面しか見えずに、わからない部分が多いですが、実際にはその思いの根底によって、同じことをしているようでも、実際には天と地の開きがあるのです

ご自身がどのような思いから、その判断をしているのか、今一度、振り返ってみましょう


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