人間は自分ではないものを自分と同化させて、うぬぼれてしまうことがあります
自分自身と外にあるものを錯覚して慢心してしまうことがあるのです
たとえばお金持ちであることを自慢する人がいたとします
お金持ちだから他人より優れているという考えは間違ったものです
なぜならお金はあなた自身では無いからです
お金は自分の外にある物であり、他が作り出して今は自分のところに集まっているに過ぎません
他にも学歴や勤め先を自慢する人もいます
どこそこの学校に入学したとか、就職したなどは自慢になりません
なぜならあなたは大学でもなく会社でも無いからです
自分の外にある大学や会社などを、自分と錯覚して慢心してしまっているだけです
他にも子供を自慢したり、肩書を自慢することもあるでしょう
そのように、ひとは自分の外にある物と自分とを混同して、錯覚してうぬぼれることがあります
それらはコバンザメが、張り付いている魚の大きさを自分の事のように自慢しているようなものです
いくら付いている魚が、大きくて強いサメであろうが、コバンザメはコバンザメです
本当に誇れるものというのは、自分自身から出たものでなければいけません
例えば、お金に関して言えば、他の人が浪費している中で、遊びに使わず一生懸命働いて貯めて得たのであれば、そうした真面目さは自らのものなので誇りになるでしょう
優秀な大学を出たのであれば、その大学に入れたことが自慢なのではなくて、勤勉に努力したことは自らのものですので誇りに思うべきです
そのように、外にある物を自分と錯覚してうぬぼれてしまうことが多いですが、本当に誇りとするものは、自分のうちにあるものと分からなくてはいけません
しょせん外のものは自分自身ではないのですから
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