中島みゆきさんの前世|敦煌の恋と弁財天の宇宙の魂が歌に宿る

2018年4月16日月曜日

有名人の前世



読者の方からのアンケートで、中島みゆきさんの前世を視てほしいというご質問をいただきました。

名前を聞いた瞬間に、私の胸の奥には乾いた風の匂いと、夜の砂漠に響くひとつの歌声が広がりました。

中島みゆきさんといえば、「ファイト!」「地上の星」「わかれうた」「悪女」など、世代を越えて歌い継がれる名曲を世に送り出してこられた方です。

その歌詞には、孤独や別れ、それでも消えない誰かへの想いが、まるで前世の記憶を辿るように描かれています。

なぜこれほどまでに、人の魂の奥にある寂しさや約束を歌い当てることができるのでしょうか。

リーディングを進めるうちに、その源にある一つの過去世と、はるか宇宙にまでさかのぼる魂のルーツが浮かび上がってきました。

今回はその情景を、感じたままにお伝えしていきます。



砂漠のオアシス・敦煌に生きた前世


中島みゆきさんの前世を視ようとしたとき、まず「敦煌」という言葉が浮かんできました。

敦煌は砂漠地帯のオアシスにあり、東西をつなぐシルクロードの中継地として栄えた地域です。

さまざまな民族や商人が行き交い、仏教文化も深く根づいた、祈りと交易の都でした。

現在では中国の一部に含まれていますが、かつては東西の文明が出会う、にぎやかで華やかな場所だったのです。

この砂漠の都に、彼女はひとりの女性として生まれていました。

家柄は土地の有力な名士の家で、何不自由なく育った娘だったように感じられます。

ある日、彼女はこの地を通りかかった旅人のひとりに、心を奪われます。

しかしそれは、身分の違う相手への恋でした。

旅人は遠い国を目指して旅を続ける定めにあり、ひとつの場所にとどまることのできない人だったのです。

それでも彼女の想いは止まりませんでした。

中島さんの前世である彼女は、家を出てでも彼と共に国を離れ、旅立とうと決意します。

身分も、家も、約束された未来も手放して、一人の人を選ぼうとしたのです。


果たされなかった約束と、来世への誓い


ところが運命は、二人の願いを許しませんでした。

旅立ちを約束したその日の前に、彼は遠くへと発ってしまったのです。

彼女を残したまま、たったひとりで。

やむを得ない事情があったのか、それとも彼女を巻き込むことを恐れたのか、その胸の内まではわかりません。

ただ、彼が人伝に残していったメッセージだけが、彼女の手元に届きました。

「いつかまた生まれ変わったときに、一緒になりましょう」

その言葉だけを胸に抱いて、彼女は深い悲しみのなかで日々を過ごします。

やがて時は流れ、彼女は親の決めた相手のもとへ嫁いでいくこととなりました。

果たせなかった恋と、果たせなかった旅立ち。

その切なさが、いまもなお彼女の魂のどこかに刻まれているように感じられます。

そんな前世の女性の姿が、私の前に静かに浮かび上がってきました。


中島みゆきさんの宇宙時代の姿


さらにさかのぼって、中島みゆきさんの宇宙時代の姿も拝見しました。

そこに現れたのは、上半身は地球人の女性のようでありながら、下半身が龍の体をした存在でした。

河や大きな湖など、清らかな水のほとりに住み、美しい声で歌っているのです。

その歌声は水面に響きわたり、まわりの生命を慈しむような、やわらかな波動をまとっていました。

この姿を視たとき、私の心にひとつの神様の名前が浮かびました。

日本では弁財天として知られ、七福神の一柱に数えられる神様です。

琵琶を抱えた姿で描かれ、音楽や芸能をつかさどる存在として、古くから人々に親しまれてきました。

中島みゆきさんの宇宙の姿は、どうやらこの弁財天の起源となった宇宙の生命体ではないかと思われます。


弁財天とサラスヴァティー、水と歌の女神


弁財天はインドではサラスヴァティーと呼ばれています。

清らかな河そのものを神格化した存在であり、水の恵みをつかさどると同時に、音楽や歌、言葉や知恵の女神としても信仰されてきました。

水が流れるように歌が流れ、言葉が紡がれていく。

そのイメージは、中島みゆきさんが言葉と旋律で人々の心を潤してこられた歩みと、不思議なほど重なります。

また弁財天は、龍を自在にあやつる神様としても語り伝えられ、龍に乗った姿の絵も各地に残されています。

けれども私が視た感じでは、龍に乗っているというよりも、ご自身の下半身がそのまま龍のような姿をしていらっしゃいました。

龍に乗る神様ではなく、龍そのものと一体となった存在だったのです。

インドには、実に多彩な姿と役割を持つ神々がいらっしゃいます。

私には、その多くの起源が、はるか昔に宇宙から飛来した存在の姿を映し出しているのではないかと感じられます。

弁財天もまた、そうした宇宙からの魂を神格化した存在だったのではないでしょうか。

そして中島みゆきさんの魂は、この弁財天として知られる宇宙の魂の一員なのだと思います。

水辺で歌い、人々の心をうるおしてきた清らかな魂が、いま日本でひとりのシンガーソングライターとして生き、歌を届けてくださっている。

そう考えると、彼女の歌が持つ独特のやさしさと深さにも、合点がいくように感じられるのです。


中島みゆきさんの前世と歌との繋がり


上記の前世リーディングを公開したあと、思いがけないことが起こりました。

読者の方から、中島みゆきさんの「HALF」という歌の内容が、その前世の物語とそっくりだとコメントで教えていただいたのです。

その歌を私は存じ上げなかったので、さっそくネットで歌詞を探して読んでみました。

すると、ほんとうに前世の物語と同じような情景を、ご自身の言葉で歌い上げていらっしゃったのです。

果たせなかった約束、すれ違ってしまう想い、そして来世での再会の誓い。

私が視た砂漠の恋の物語が、そのまま旋律に乗っているようでした。


以下に「HALF」の歌詞を一部抜粋して紹介します。


誰でもいいほどさみしかったけれど 誰からももらえはしない愛だった

遠い彼方の日 誓った約束を やっと思い出す でも遅すぎて

寄り添いたくて寄り添いたくて 魂の半分が足りなかった

人違いばかりくり返すうちに 見失うばかりの大切な人

次に生まれて来る時は めぐり会おうと誓ったね

次に生まれて来る時は 離れないよと誓ったね

なんで遠回りばかりしてきたの

私 誓いを忘れて今日の日まで

私たちは こうしてさすらいながら

この人生もすれ違ってしまうのですか


以上となります。

「魂の半分が足りなかった」「次に生まれて来る時は離れないよと誓った」という言葉は、まさに敦煌で交わされた来世の約束そのものではないでしょうか。

ここに砂漠の描写が加われば、前世の物語とほとんど一緒だと感じるほどでした。

おそらく中島さんは魂がとてもピュアでいらっしゃるので、ご自身の前世を何となく感じ取っていらっしゃるのでしょう。

理屈ではなく、魂の記憶が言葉となってあふれ出し、それが歌になっているのだと思います。

本人が意図せずとも、過去世の真実が旋律に宿る。

表現者として歌を生み出す方には、ときにこうした魂のはたらきが起こるのだと、あらためて感じさせられました。

偶然とは思えないシンクロニシティ


もうひとつ、不思議な出来事がありました。

彼女の前世の記事を書いたその日に、映画「敦煌」でヒロイン役を演じられた方が亡くなられたというニュースが流れたのです。

私はそのニュースをまったく知らずに、ただ視えたままを書いていました。

それなのに、原稿のなかで浮かんでいた言葉と、現実の出来事が同じ「敦煌」というキーワードで結ばれていたのです。

こうした偶然の一致は、何かが背後でそっと響き合っているように感じられてなりません。

前世のリーディングを進めるとき、こうしたシンクロニシティが起こることは少なくありません。

それは「いま、この魂のことを見つめてよいのですよ」という、見えない世界からのサインのようにも思えるのです。

中島みゆきさんという稀有な歌い手の歩みの奥に、はるか敦煌の恋と、水辺で歌う宇宙の魂が静かに息づいている。

そう思いながら彼女の歌をもう一度聴いてみると、一つひとつの言葉が、これまでとは違う深さで心に届いてくるのではないでしょうか。

もしご縁があれば、今夜は「HALF」をはじめとする彼女の歌に、そっと耳を傾けてみてください。


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