天使のような光の存在が働いているのに、なぜ地上にはこれほど悲惨な出来事が絶えないのか。以前そう書いたとき、光とは反対の、闇の存在の働きがあることに触れました。今日はその闇の存在を、もう少し詳しく見ていきます。
彼らは肉体を持たず、霊的に存在しています。そして霊界の中でも、光の世界へ戻れない者たちが、光の射さない一画をつくり、暗闇の中で生きているのです。
闇の者は「仲間を増やそう」と地上を狙う
闇の者たちは、天上界へ帰れないために、自分たちの仲間を増やそうとします。地上に生きる人を、自分たちの暗い世界へ引き込もうと働きかけてくるのです。
暗闇に生きる生き物が姿を隠して動くように、彼らも天使たちの目を逃れ、闇を抱えた人の心をそっと狙ってきます。
光を発していれば、つけ入られない
とはいえ、誰もが標的になるわけではありません。心に光を灯している人には、彼らもつけ入る隙を見つけられません。逆に、心に曇りを抱えていると、波長が合ってしまい、狙われやすくなります。
たとえば自殺の名所と呼ばれる場所には、浄化されないまま留まる霊がいることがあります。そこへ、似たような悩みを抱えた人が訪れると、その霊に引かれ、同じ道をたどってしまうことすらあるのです。自分の心の状態が、何と響き合うか。そこが分かれ目になります。
悪霊には二つのタイプがある
ひとくちに悪霊といっても、性質は分かれます。ひとつは、積極的に悪さをしようとする霊です。自分が暗い世界に堕ちたことを反省して抜け出そうとするのではなく、仲間を増やそうと、地上の人を同じ場所へ引きずり込もうとします。過ちを認めない限り、彼らは暗い世界に留まり続けます。
もうひとつは、自覚なく迷惑をかけてしまう未浄化の霊です。悪意があるわけではありません。たとえばご先祖の霊が光の世界へ帰れずにいて、子孫に影を落としてしまう。そんなケースです。こちらは責めるより、光へ送り出してあげる対象です。
私たちにできること
大切なのは、恐れて身を固くすることではなく、自分の内側を明るく保つことです。後悔や恨みを長く握りしめない。よく眠り、よく笑い、誰かの幸せを願う。そうして心の曇りを払っていけば、闇の者の波長とは自然に重ならなくなります。光でいることが、いちばん確かな守りなのです。
悪霊や未浄化霊の働きと、その影響から身を守る方法は生霊・悪霊・憑依から身を守る完全ガイドに章ごとにまとめています。
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