アンケートで質問をいただきました、ミヒャエル・エンデさんについて書いてみます。
子供のころに読んだ一冊が、大人になってからの生き方を決めていた。
そんな経験をお持ちのかたは、案外多いのではないでしょうか。
ミヒャエル・エンデさんが遺した物語は、まさにそういう種類の本だと私は感じています。
読んだ当時は冒険物語として夢中になり、何十年か経ってふと、あの話は時間やお金の本質を問うていたのだと気づく。
今日はそのエンデさんの前世と、魂のふるさとである出身星について、私に見えたものをお伝えしていきます。
ミヒャエル・エンデという作家
ミヒャエル・エンデさんはドイツの児童文学者で、代表作に「はてしない物語」や「モモ」などがあります。一九二九年に生まれ、一九九五年に亡くなったかたで、二十世紀を代表する物語作家のひとりとして世界中で読み継がれています。
「モモ」は、町の人々から時間を奪っていく灰色の男たちと、不思議な少女モモとの物語です。
人々は時間を節約しようと働き続けるほど、なぜか心の余裕を失っていきます。
効率を追えば追うほど、いちばん大切なものがこぼれ落ちていく。
この本が書かれたのは半世紀ほど前ですが、スマートフォンに追い立てられる今の私たちのほうが、むしろ胸に刺さるのではないかと思います。
「はてしない物語」は、いじめられっ子の少年バスチアンが一冊の本の世界に入り込み、滅びかけた国を自らの想像力で救っていく物語です。
読み手と物語の境界がだんだん溶けていく構成は、本というものの力を信じ抜いたエンデさんならではのものだと感じます。
この作品は映画の「ネバーエンディングストーリー」の原案となっていますが、エンデさんの考えとは離れていたため、結局作品からクレジットを消したといわれています。
物語の核にある思想を譲らなかった、その姿勢にもエンデさんという人があらわれているように思います。
私は残念ながら彼の作品をきちんと読んだことはありませんが、ネバーエンディングストーリーの映画は観たことがあります。
そして彼がお金を根源から問い直そうとしたことには、深く共感しています。
エンデさんは晩年、利子が利子を生み続ける今の貨幣のしくみそのものに疑問を投げかけ、老化するお金、つまり時間とともに価値が減っていくお金という考え方に強い関心を寄せていました。
お金は本来ただの道具であって、目的になった瞬間に人を縛り始めます。
私自身もブログのなかで、新たな貨幣システムについて何度か考案して書いたことがありますので、エンデさんの問題意識は他人事とは思えないのです。
エンデさんの前世に見えるもの
それでは、エンデさんの前世について見えたものをお伝えします。彼の前世のひとつには、キリスト教の聖職者だった姿が浮かびます。
赤ん坊を抱えて水につけているイメージが見えますので、子供に対して洗礼をしているのではないかと思います。
そして一人でいるときには、哲学的な考えを書き溜めているようなところがあったようです。
教会という場にありながら、与えられた教えをただ守るだけでなく、自分の頭で世界の成り立ちを考え続ける人だったのだと感じます。
もうひとつは日本において、僧侶をされていたように感じます。
禅宗のようで、一生懸命に座禅をしては思索を深めているようです。
言葉にならないものを言葉の手前で見つめる、その集中が伝わってきます。
このように前世においては宗教的な素質が深く、物事を深く考える傾向があったように思います。
西洋の祈りと東洋の禅、その両方を魂の経験として持っているからこそ、エンデさんの物語は国も宗教も超えて読まれるのかもしれません。
灰色の男たちに奪われる時間を惜しんだのも、お金という制度の奥をのぞき込もうとしたのも、何度もの人生をかけて世界の本質を問い続けてきた魂の習い性だったのだろうと、私には思えてなりません。
魂のふるさと、ベガ星とのつながり
そしてエンデさんは、ベガ星と繋がりがあるように思われます。ベガには頭の良いかたもいらっしゃいますので、そうしたかたのうちのお一人だったのかもしれません。
ベガに縁のある魂は、論理を組み立てる力と、その奥にある精神性とを併せ持っていることが多いと感じています。
物語を通して時間やお金といった目に見えないしくみを描き出したエンデさんの仕事ぶりは、まさにその性質とよく重なります。
地球という星に生まれ落ちて、児童文学という器を選び、子供にも届く言葉で世界の本質を語った。
それは星のふるさとで培った知性を、この地上でいちばんやわらかな形に翻訳する作業だったのかもしれません。
今日からできること
エンデさんの魂の物語は、私たちに小さな問いを残してくれています。あなたは今日、何かを節約しようとして、かえって大切なものを後回しにしていなかったでしょうか。
時間にせよお金にせよ、それは本来あなたが豊かに生きるための道具であって、追いかけられるためのものではありません。
今日はまず、スマートフォンを置いて五分だけ、何もしない時間をとってみてください。
灰色の男たちに奪われていた時間を、ほんの少し自分の手に取り戻す。
その静けさのなかでこそ、あなたにとって本当に大切なものの輪郭が、ゆっくりと見えてくるはずです。
※その他の有名人の方の前世につきましては「」に記事のリンクを集めていますので参考にして頂ければと思います。
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