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コンビニの棚で、子どもの頃から好きだったお菓子を手に取ったら、パッケージの絵柄がまるで見覚えのないものになっていた。
家族に聞くと、昔からずっとこの絵だよと笑われる。数年前に亡くなったと思っていた俳優が、今夜のドラマに当たり前のように出ている。
そんな、世界線が変わったとしか言いようのない感覚を、ここ数年で味わった人は多いはずです。
こちらのブログでは以前から、地球の波動が大きく動く時期に入ると、魂が並行する現実のあいだを移っていく現象が増えるとお伝えしてきました。
記憶と現実が噛み合わないあの感覚は、魂が今の自分に合った現実へ乗り換えたときに残る、足跡のようなものです。
世界線が変わるとき、魂の側で起きている事
世界線という言葉はアニメやSFで広まりましたが、元をたどると物理学の多世界解釈に行き着きます。1957年、アメリカの物理学者ヒュー・エヴェレットは、量子の世界で選ばれなかった可能性も消えずに、別の宇宙として並んで存在し続けるという考えを発表しました。
今ここにあると思っている現実は、枝分かれを続ける無数の道のうち、意識がたどっている一本にすぎません。
霊的に見ると、魂は自分の波動に合った現実を、毎日のように選び直しています。
世界線が変わったと感じる瞬間は、それまで歩いてきた道から、すぐ隣を並んで続いていた道へ、魂が足を移したときです。
物理の実験で捉えるのは難しくても、魂の世界ではごくありふれた出来事になります。
マンデラエフェクトという、大勢の記憶のずれ
南アフリカのネルソン・マンデラ氏は1980年代に獄中で亡くなった、とはっきり覚えている人が世界中にいました。実際のマンデラ氏は1990年に釈放されて大統領になり、2013年まで生きています。
この食い違いに気づいたアメリカの研究家フィオナ・ブルームがネットで呼びかけたところ、同じ記憶を持つ人が次々に名乗り出て、マンデラエフェクトという呼び名が定着しました。
有名なロゴの形や童話の一節など、大勢が同じ形で覚え違えている例はほかにもたくさんあります。
唯物論の枠の中では集団の思い込みで片づけられてしまいますが、世界線の考え方を入れると、すっと腑に落ちます。
同じ波動の帯にいた魂たちが、ある時期まで似た世界線を共有していて、あるとき揃って隣の世界線へ移ったので、以前の記憶と今の現実がずれて見えるのです。
ネットで語り継がれるパラレルワールドの都市伝説
記憶のずれよりもっと極端な、別の世界に迷い込んだとされる話も、ネットの世界ではいくつも語り継がれています。いちばん有名なのが、トレドの男と呼ばれる話です。
1954年の夏、羽田空港に降り立った男性が、入国審査でトレドという国のパスポートを差し出しました。
係官が地図を見せると、男性はフランスとスペインのあいだ、アンドラ公国のあたりを指さし、自分の国は千年近く続いていると言い張ったそうです。
パスポートには各国の出入国の印が押してあり、男性は取引先の名刺やヨーロッパ各国の通貨まで持っていました。
空港近くのホテルの高い階の部屋で見張りをつけて一晩待たせたところ、翌朝には男性も持ち物も跡形なく消えていた、というのが話の結末です。
この話は1981年にイギリスの作家コリン・ウィルソンらが出した本で広まったものです。
2008年のスペインには、レリナ・ガルシアという41歳の女性の話があります。
ある朝目を覚ますと寝具の色が違っていて、20年勤めた会社に出ると自分の部署も上司も変わっていた。
家に帰ると、何年も前に別れたはずの元恋人が当たり前のように一緒に暮らしていて、交際していた今の恋人は探偵を雇っても見つからなかった、という筋書きで、スペインのネット掲示板から世界に広まりました。
日本では2004年1月、2ちゃんねるのオカルト板に、はすみと名乗る女性が書き込んだきさらぎ駅の話が知られています。
いつもの私鉄に乗っていたのに電車がなかなか止まらず、ようやく降りた先が聞いた事のない「きさらぎ駅」という無人駅だった。
掲示板の人たちとやりとりしながら線路沿いを歩くうちに、書き込みは途絶えてしまいます。
同じ2ちゃんねるでは、時空のおっさんの話もたびたび書き込まれてきました。
いつもの街を歩いていたら人も車も消えた無音の世界に入り込み、途方に暮れていると作業着姿の中年男性が現れて、なんでこんな所にいるんだと叱るように言う。
気がつくと元の雑踏に戻っていたという筋で、書き込む人ごとに細部は違っても、おっさんが現れて帰してくれるところだけは不思議と共通しています。
どれも真偽を確かめようのない都市伝説ですが、霊的に見ると二つの型に分かれるのが面白いところです。
トレドの男とレリナさんの話は、波動の近い隣の世界線と、一時的に重なり合ったときの姿に見えます。
きさらぎ駅と時空のおっさんの話は、この世とあの世のあいだにある人の気配の薄い層に、意識だけが入り込んだときの様子に近いものです。
時空のおっさんは、その層の番をしている存在で、迷い込んだ人を元の世界線へ押し戻す役目を担っているように見えます。
怖い話として面白がられているこうした話も、魂がいくつもの現実をまたいで生きているという視点で読むと、急に筋が通ってきます。
世界線の移動が今、増えている理由とそのサイン
地球はいま、波動が大きく引き上げられる時期に入っています。気候の異変、戦争の連鎖、通貨の不安、AIの急な進歩と、表面ではばらばらに見える出来事も、霊的に見ると同じ一つのうねりから起きている出来事です。
そのうねりに揺さぶられて、一人ひとりの魂も、自分の波動に合った世界線へと振り分けられていきます。
世界線が変わった気がすると口にする人が最近増えたのは、この振り分けが早まっているからです。
移動の途中にある人には、よく似た変化が現れます。
楽しかったはずの集まりが、急に色あせて感じられる。
長年の友人とは自然に会わなくなり、かわりに感覚の合う仲間と立て続けに出会う。
住み慣れた街が、よその街のように見えてくる日もあります。
好きだった音楽や番組への興味が、ある日すっと抜け落ちる事もあるでしょう。
どれも、古い波動の世界線を卒業して新しい地球の世界線に移り始めた魂が見せる、自然な変化です。
違和感を味方にして、魂が選ぶ世界線を歩く
世界線が移り変わる時期は、不安にのまれるより、魂が行きたがっている方向へ自分から合わせていくほうが、ずっと楽に過ごせます。朝起きたら、今日はどんな世界線にいたいかを一行だけ書いてみてください。
出来事を書くより、穏やかで人に優しくいられる一日、のように波動を言葉にするのがこつです。
疎遠になりかけた人間関係は、無理につなぎ直さず、感謝だけ残して流れに任せます。
寝る前には、その日にあった小さな奇跡を三つ思い出します。
偶然の再会、ふと開いた本の一行、誰かのやさしい一言くらいのもので十分です。
恐れや怒りをあおるニュースやSNSからは、一日のうち最低三十分、完全に離れる時間を作ってください。
重い情報に長く浸かっていると、魂はその重さに合った世界線へ引き寄せられていきます。
理屈より先に湧いてくる、なんとなくこっちという感覚も、これまで以上に信頼してみてください。
その感覚は、世界線を選んでいる高い次元の自分から届く合図です。
一人の魂が世界線を移る事は、地球全体がより調和した世界線へ向きを変えていく流れの、小さな一部でもあります。
世界線が変わったと感じる違和感は、魂が自分に合った現実を選び直しているしるしです。
その移動は、魂が本来の波動に近い場所へ帰っていく道のりでもあります。
記憶と現実が食い違う日が来たら、どうかその違和感を歓迎して、魂が選んだ新しい世界線を楽しんでいかれてください。
みなさんの魂が、光の側の世界線を選び取っていかれる事を願っています。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
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