「アシュタール」「アシュタール・コマンド」という名前を、スピリチュアルの世界で一度は耳にしたことがあるかもしれません。
光の銀河連邦を率いる宇宙存在とされ、世界中のチャネラーが「アシュタールからのメッセージ」を発信し続けてきました。その響きは、たしかに壮大です。
ここではアシュタールについて言われていることと、その正体について語っていきます。まずは、アシュタールがどんな存在として語られてきたのかを見ていきます。
アシュタールとは|かつて金星にいたとされる意識体
アシュタールは、かつての金星に住んでいたとされる意識体です。いまは物質の肉体を離れ、5次元より高い次元の意識として活動していると語られます。
「銀河連邦」「アシュタール・コマンド」と呼ばれる宇宙的な組織を率い、地球の進化を見守る役目を担う。スピリチュアルの世界では、長くそう伝えられてきました。
アシュタール・コマンドと銀河連邦の目的
アシュタール・コマンドのおもな目的は、地球の平和的な次元上昇を支えることだとされています。
人類の意識の目覚めをうながし、闇側勢力の影響を抑え、地球が高い次元の文明へと生まれ変わっていく。その過程を後押しする存在として描かれてきました。UFOや宇宙人をめぐる情報公開も、その計画の一部だと考えられています。
本物のアシュタールのメッセージの特徴
数あるチャネリング情報のなかで、本物とされるメッセージには、いくつかの共通点が見られます。
愛と希望が土台にある
本物とされるアシュタールの言葉は、いつも愛と希望を土台にしています。「あなたは素晴らしい光の存在です」「自分を信じてください」。受け手を励まし、自立へと背中を押す語り口が特徴です。
特定の宗教や政治を持ち上げない
特定の宗教団体や政党、国家、個人を強く持ち上げたり、敵視したりもしません。すべてを包む大きなまなざしから、地球全体への愛を語ります。
偽アシュタールの見分け方
残念ながら、アシュタールを名乗る偽のメッセージも数多く出回っています。
偽アシュタールの典型的なパターン
「特定の年月に大きな選別が起きる」「光の側だけが救われる」「あの国は闇だ」「本物のチャネラーは自分だけだ」「高額なセミナーに来なさい」。こうした言葉が混じっていたら、ネガティブな存在がアシュタールの名を借りていると見てください。
なぜアシュタールの名が悪用されるのか
理由はかんたんです。よく知られた名前ほど、人を信じさせやすいから。闇側の存在は「光の代表」の顔をして近づき、受け取る人を少しずつ違う方向へ連れていきます。長いあいだ繰り返されてきた手口です。
それでも、アシュタールに「つながろう」としなくていい
ここまで読むと、では本物のアシュタールとどうつながるのか、と思うかもしれません。けれど、ここがお伝えしたいところです。その名前へ無理につながろうとする必要はありません。
名前が輝いて見えるとき、その輝きは別の何かに都合よく使われやすいもの。よく知られた名前ほど、たやすく借りられてしまいます。だからこそ、外の大きな存在を探しに行く前に、いちど立ち止まってほしいのです。
高名な名前を追うほど、闇側の餌食になる
偽物がつけ込むのは、アシュタールそのものではありません。「何か大きな存在とつながりたい」という、あなたの中の願いです。特別な存在と結ばれたい、選ばれた側にいたい。その気持ちが芽生えた瞬間、波長は不安と欲のほうへ少しずつ傾きます。
その傾きこそが、偽物の入り口です。大きな名前を追えば追うほど、入り口は広く開いていく。闇側の餌食になるとは、こういう仕組みなのです。
まず守護霊・指導霊という内なる導きとつながる
では、どこへ心を向ければいいのでしょうか。答えは、ずっとあなたのそばにいます。守護霊と指導霊です。
守護霊は、あなたが生まれる前から今日まで、片時も離れず寄り添ってきた存在。指導霊は、学びや仕事、人生の節目に合わせて力を貸してくれる導き手です。銀河の艦隊のような肩書きはなくても、どんな高名な存在よりも、あなたのすぐ近くにいます。
この導き手たちは、まばゆい光であなたを驚かせたりしません。ふとした直感、胸のざわめき、なぜか心に残る一言。そんな小さな合図で、そっと方向を示してくれます。遠い銀河へ手を伸ばす前に、すぐ隣の光に気づいてあげてください。
つながり方に、難しい技術はいりません。心を静めて、「守護霊さま、指導霊さま、いつもありがとうございます」と内側で伝える。それだけで十分です。
波長を整えると、本物の導きが届く
内なる導きを受け取れるかどうかは、あなたの波長しだいで決まります。波長を整えるといっても、特別な修行とは違います。
日々の暮らしのなかで、感謝の気持ちを手放さないこと。不安や焦り、誰かを羨む心が湧いたら、それに気づいて、ひと呼吸おくこと。この小さな積み重ねが、あなたの内側を澄ませていきます。
受け取った情報が本物かどうかを確かめる、シンプルな目安もお伝えします。読んだあとに胸が温かくなり、希望が湧くなら、それはあなたと響き合うもの。逆に、不安がふくらみ、孤独感が深まるなら、そっと距離を置いてください。
波長が澄んでいれば、どんな名前を追わなくても、本物の導きは自然に届きます。濁っていれば、どれほど立派な名前でも、返ってくるのはあなた自身の不安の反響だけです。
いちばん確かな導きは、あなたの内側にある
アシュタールという名前にたどり着けたかどうかは、本当はたいした問題ではありません。大切なのは、すぐそばにいる光に気づくこと。そして、自分の波長を整え続けることです。
高名な存在を探して外へ駆け出す前に、まず内側を向いてみてください。守護霊と指導霊、そして澄んだあなたの心。それさえあれば、進む道はおのずと照らされていきます。
アシュタールとは何者か
アシュタールとは、地球の次元上昇を宇宙側から支える働きを束ねている、高い次元の意識体です。
人の姿をした宇宙人というより、ひとつの役目を担った光の存在として私には見えています。
銀河連邦という言葉は、地球の進化を見守る星々の意識が集まった、大きな協力体制を指す呼び名です。
その中でアシュタールは、地球を担当する艦隊の司令官と呼ばれてきました。
司令官と聞くと軍隊のような印象を受けるかもしれませんが、実際の働きは指揮というより調整に近いものです。
地球に届く光の量を整え、覚醒の時期を見計らい、地上で目覚めつつある魂へ合図を送る。
そうした裏方の仕事を、長い時間をかけて続けてきた存在だと私は受け取っています。
地球との関わりが人の言葉として伝わり始めたのは、二十世紀の半ば頃からです。
空飛ぶ円盤への関心が世界で高まった時期に、宇宙からの声を受け取ったと語る人が各地に現れました。
その声のひとつがアシュタールを名乗り、以後は多くの人を通してメッセージが語り継がれてきたのです。
伝える人が変われば言葉づかいも変わります。
それでも根の部分では、地球は孤立していないこと、人類は見守られていること、この二つが一貫して語られてきました。
私はこの一貫性の中に、名を借りた個人の想像を超えた、ひとつの意志の流れを感じています。
アシュタールのメッセージの受け取り方
アシュタールの言葉に触れるとき、いちばん大切なのは受け取る側の姿勢です。
どれほど高い存在からの言葉でも、それを自分の外側にある答えとして扱った瞬間に、依存が始まります。
メッセージは指示書というより、遠くから届いた一通の手紙のようなものです。
手紙は読んで感じるものであって、人生の決定をそのまま委ねる相手とは違います。
読んだあとに胸の内で問い直してみてください。
この言葉は、私がすでに心のどこかで知っていたことだろうか。
そう問いかけて、うなずける部分だけを持ち帰れば十分です。
本物の高次の存在は、受け手が自分で考えることを何より望んでいます。
日常でできる一歩として、私は次の習慣を勧めています。
メッセージを読んだら、その日は一つだけ、自分の言葉で言い直してみるのです。
「地球は見守られている」という言葉なら、今日の私は何に見守られていたか、と置き換えてみる。
すると宇宙の話が、目の前の暮らしの話に戻ってきます。
高次の言葉は、こうして足元に降ろしたときに初めて力を持つものです。
さらに、メッセージを理由に大きな決断をするときは、一晩おく約束を自分と交わしておきましょう。
翌朝も同じ気持ちが残っているなら、それは外から植え付けられたものより、あなた自身の内側から出た答えに近いはずです。
本物のメッセージに共通する三つの感触
長くさまざまなメッセージを見てきて、本物と感じるものには共通した手ざわりがあると気づきました。
内容の正しさを議論するより、この感触を覚えておくほうが役に立ちます。
恐怖ではなく責任を渡してくる
本物の言葉は、読み手の恐怖にではなく、選ぶ力に語りかけます。
あなたの人生はあなたが選べる、という責任を手渡してくるのです。
責任と聞くと重く感じるかもしれません。
けれど渡されたあとに残るのは、重さより自由の感覚です。
読み終えて、自分にも何かできる、と思えるかどうか。
そこに本物と偽物の分かれ目が表れます。
受け手を特別扱いしない
あなたは選ばれた、あなただけが知っている、という語りかけは、耳に心地よい分だけ注意が必要です。
本物のアシュタールのメッセージは、読んでいる人を持ち上げるより、全員を同じ高さに置きます。
すべての魂が等しく光であると告げ、そのうえで一人ひとりの持ち場を大切にするよう促すのです。
特別扱いされて舞い上がるより、みんなと同じ場所に立たされて落ち着く。
そういう感触が残るなら、その言葉は信頼してよいでしょう。
読んだあとの行動が穏やかになる
三つ目は、行動への表れ方です。
本物の言葉に触れた人は、急いで誰かに知らせたり、生活を投げ出したりしなくなります。
むしろ家族への声のかけ方が柔らかくなり、仕事を丁寧にこなすようになるものです。
光は派手な変化としてより、暮らしの静けさとして現れます。
メッセージを読んで焦りが増したなら距離を置き、暮らしが整ったなら受け取ってよかったと思ってください。
その判断は、どんな専門家より、あなた自身の生活が正確に教えてくれます。
よくある質問
アシュタールは実在するのですか
肉体を持った存在として証明することはできません。
ただ、霊的な目で見れば、地球を見守る高次の意識の働きは確かにあり、それに人がつけた呼び名の一つがアシュタールだと私は理解しています。
名前の真偽より、届いた言葉があなたの暮らしを良くするかどうかを見てください。
自分もアシュタールのメッセージを受け取れますか
名前を呼んで交信を求めるより、心を整えるほうが近道です。
感謝と落ち着きを保った心でいれば、必要な導きは守護霊や指導霊を通して、直感や出来事の形で届きます。
それが結果として、宇宙からの働きかけと同じ流れに乗ることになるのです。
アシュタールとサナンダの関係は何ですか
サナンダは、イエスとして生きた魂が霊界で用いていると語られてきた名前です。
チャネリングの世界では、サナンダが地球の霊的な導きを担い、アシュタールがその実務面を支える協力関係として描かれてきました。
上下の関係というより、役割の違う二つの光が同じ目的のために並んで働いている、と私は受け取っています。
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宇宙存在やチャネリングについて体系的に学びたい方は、こちらのまとめもどうぞ。
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