認知症・病気で亡くなった方のあの世での姿|魂の浄化と回復

2020年7月22日水曜日

健康 霊界

認知症を抱えたまま亡くなった親の姿が、今も心に残っている。
そういった思いを抱えている方から、こんな問いをいただいた。

「認知症で亡くなった方は、あの世でも同じような状態なのでしょうか?」
「病気で苦しみながら亡くなった方は、死後もその苦しみが続くのでしょうか?」

この問いは、残された家族にとって切実な問いだ。
今回は、霊的な視点からその答えを誠実に伝えたいと思う。

基本的な答え:肉体の制約は死後に解放される

まず結論から言うと、善良に生き、あの世の存在を信じていた方の場合、亡くなられた後には、認知症も病気も障害も、基本的に消えていく。

認知症で物事がわからなくなっていた方でも、亡くなられると自分の周囲の状況を認識できるようになっていく。
病気の方は、もう肉体がないのだから、生前に悪かった部分も消え、健康な姿に戻っていく。
身体の一部が不自由だった方も、正常な状態に戻っていく。

これは霊的な法則から見ると自然なことで、病気や障害というのはあくまでも肉体に宿っているものだ。
肉体という器がなくなれば、魂本来の姿に戻っていく。

生前に目が見えなかった方が、あの世では豊かな霊的知覚を持って存在している、という霊界通信の記録も残っている。
魂というのは本来、完全な存在なのだ。

では、誰もがそうなれるのか?

ただし、これには条件がある。

生前に善良な生き方をし、あの世の存在を信じていた方の場合に、スムーズに浄化が進んでいく。

一方で、他者を害するような生き方をしてきた方、あの世をまったく信じず、霊的なことを冷笑し続けてきた方の場合は、死後も同じような状態が続くことがある。

肉体がないにもかかわらず、自分はまだ病院にいると思い込んで、個室の中に閉じ込められているような意識の中に留まり続けている霊も存在する。
その場合、苦しみを訴えながら地上をさ迷い続けるということがある。

自分が死んだことを認められない方、霊的なものを否定し続けてきた方は、死後もその否定の中に閉じこもってしまうのだ。

その人の心の状態が、死後の世界を決める

霊的な法則の中でも、これは特に大切なことだ。

死後の世界では、その人の心の状態がそのまま環境となる。
愛と感謝の中で生きてきた人は、愛と光に満ちた世界に引き寄せられる。
恨みや怒り、否定の中に生きてきた人は、同じ波長の世界に留まることになる。

病気や認知症を抱えていても、それがその方の心の善良さを変えるものではない。
肉体が衰えても、魂が磨かれてきた方は、亡くなられた後に本来の輝きを取り戻していく。

私は、大切な人を送り出した方に、このことを知っていてほしいと思っている。
認知症で何もわからなくなっていたように見えた親御さんでも、その方の魂が善良であれば、あの世では健康な姿で穏やかに存在している可能性が高い。

残された私たちにできること

亡くなった方のために、残された側ができることがある。

それは祈ることだ。
「どうか穏やかに、光の世界に戻られますように」という真心からの祈りは、霊的に届く。

また、亡くなった方の生前の善い部分を思い出し、感謝することも、その方の魂を助ける力がある。
「生きていてくれてありがとう」「一緒にいてくれてありがとう」という気持ちが、魂と魂をつなぐ橋となる。

死は終わりではない。
肉体が滅びた後も、魂はあの世で生き続け、成長し続ける。
そのことを知ったとき、私たちの悲しみは少しずつ、静かな安堵に変わっていく。

目に見えない部分で、魂は学んでいる

認知症の方を介護する中で、「もうこの人には何も通じない」と感じて疲れ果てた経験がある方もいるだろう。

しかし霊的な視点から言うと、たとえ脳の機能が低下していても、魂は別の次元で感じ取り続けている。
そばにいる人の愛情、優しさ、手の温かさ、そういったものはちゃんと届いている。

あなたが声をかけ続けたこと、手を握ったこと、笑いかけたこと。
それはすべて、見えない糸で魂に届いていた。

認知症という状態は、外から見ると壁のように見えるかもしれないが、その内側では魂が静かに、最後の学びをしているのだと私は考えている。
この世での執着を手放し、あの世へ帰る準備をしている時間、という見方もできる。

死後を恐れないために知っておくこと

「自分が死ぬときに病気だったら、あの世でも苦しいままなのだろうか」と不安に思っている方もいるかもしれない。

その答えは、今日の生き方にある。

善良に生きること、人を愛すること、感謝を持って日々を過ごすこと。
それが魂の浄化を進め、亡くなった後にスムーズに光の世界へ移行できる土台となる。

「あの世に帰れるだろうか」と恐れるより、「今日の自分は光の側で生きているか」と問う方が建設的だ。
その積み重ねが、死後の世界を豊かにしていく。

死は終わりではなく、次の旅の始まりだ。
その旅を美しく始めるための準備を、今日の生き方の中でしていきたい。

大切な方を送り出した後に残る深い悲しみの中にも、必ず光がある。
その方の魂は今も存在し、あなたを見守っていることを、どうか信じてほしい。

あの世を信じることは、残されたこの世での生き方を変える力を持っている。
「あの人の分まで明るく生きていこう」という思いが、あなたの魂をも浄化し、豊かにしていく。

病気や身体の不調が伝えている霊的なメッセージの全体像は、病気・体調不良の霊的意味完全ガイドにひとつにまとめている。

魂が浄化され回復していく姿は、生霊・悪霊・憑依から身を守る完全ガイドにもあります。

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