今夜、10月21日の夜から明日22日の明け方にかけて、オリオン座流星群が見頃を迎えます。
オリオン座を見上げたとき、懐かしさとは違う、胸の奥がざわざわするような感じを覚えた事はないでしょうか?
極大の予想は22日の午前3時頃で、東京では午前1時半頃に月が沈みますから、そこから空が白むまでは月明かりに邪魔されずに流れ星を待てる年です。
速くて明るい流れ星が多く、光の筋がしばらく空に残る事もある流星群です。
その流れ星が飛んでくるオリオン座に、なぜ心が揺れるのか。
何かを思い出しかけて、それが痛みのほうに傾いていく。
そういう感覚を抱える魂には、オリオンの星々で起きた長い戦いの記憶が残っています。
オリオン座流星群は、ハレー彗星が落としていった塵
この流星群のもとになっているのは、およそ76年ごとに太陽のまわりを巡ってくるハレー彗星です。
彗星は通り道に細かな塵をこぼしていき、地球は毎年10月の下旬にその塵の帯をくぐり抜けます。
塵が大気に飛び込んで燃えるときの光が、夜空に見える流れ星の正体です。
流れ星が飛んでくる元の点は、オリオン座の棍棒のあたり、赤いベテルギウスの近くにあって、夜半を過ぎて高く昇ってきます。
ハレー彗星そのものは、いまは太陽から遠く離れた所を旅していて、次に地球に近づくのは2061年です。
本体は何十年も先にしか戻ってこないのに、昔こぼしていった塵だけは、毎年同じ季節に律儀に届いて光ります。
魂の記憶も、この塵とよく似ています。
遠い昔の出来事そのものは、とうに終わりました。
それでも、そのとき心に刻まれたかけらが、今世の暮らしの中にふいに降ってくるのです。
オリオン座を見て胸がざわつくのは、その降ってきたかけらが心の中で光ろうとしている霊的な合図です。
オリオン座を見て苦しくなるのは、オリオン大戦の記憶
こちらでは以前から、オリオン大戦の事をお伝えしてきました。
オリオンの星々では、土地や資源ではなく、生き方の価値観をめぐって、銀河を巻き込む長い争いが続きました。
愛と調和と自由の中でこそ魂は育つと信じた側と、恐怖と支配で秩序を作るのが正しいと信じた側の戦いです。
決着のつかないまま魂たちは疲れ果て、敵だった者も味方だった者も、学び直す場所として地球を選んで生まれてきました。
霊的に見ると、いま地上で暮らす人の中にも、この戦いを魂に刻んだまま転生してきた人が少なくありません。
遠い国の戦争のニュースを見ると、自分の身を切られるように苦しくなる。
職場や近所で理不尽な力を振るう人を前にすると、黙っていられずに体ごと震える。
正義感が強すぎて、引けば楽になる場面でも引けず、気がつけばひとりで戦って疲れ切っている。
こうした覚えのある人は多いはずで、その苦しさの根には、オリオンで守りきれなかったものへの悔いが残っています。
反対に、人の上に立ったとたん自分が冷たく厳しくなるのに気づいて、ぞっとした経験を持つ人もいるはずです。
支配の側にいた魂もまた、地球に生まれ変わっています。
その魂は今世で、支配される痛みや、力ではどうにもならない愛の強さを学ぶ道を選んでいる事が多いのです。
どちらの側だったかで魂の値打ちが決まるわけではありません。
オリオンの記憶を持つ魂がどんな特徴を持つのかは、オリオン星人の有名人の記事や、宇宙人診断でも詳しく書いています。
スターシードの魂の種類や目覚めの全体は、スターシード 宇宙から来た魂の種類と覚醒にまとめています。
流れ星は、古い記憶が光に変わる姿
ハレー彗星の塵は、地上まで落ちてくる前に大気の中で燃え尽きます。
誰も傷つけずに、ほんの一瞬だけ光って消えていくわけです。
オリオンの記憶も、地球で暮らすうちにこれと同じ変わり方をしていきます。
憎しみを許しに置き換えたとき、恐れを信頼に置き換えたとき、魂に残った戦いのかけらは燃え尽きて光になります。
地球は、かつて敵と味方に分かれていた魂が、親子や夫婦や職場の同僚として、同じ屋根の下や同じ机に並ばされる星です。
家族と波長が合わない理由の記事でも、前世で命を奪い合った二人が、今世で親子として同じ家に生まれていた話を書きました。
どうしても分かり合えない相手は、ひょっとしたらオリオンの戦場で向かい合っていた魂かも知れません。
だからこそ、その相手と争わずに暮らす一日一日が、何千年も続いた戦いを終わらせる働きになっています。
流れ星を見上げるたびに、魂は何度でもやり直せるのだと、私は思わされます。
今夜、流れ星を見上げるときの祈り
見るなら、月が沈む22日の午前1時半を過ぎてから、明け方までの時間です。
ベランダや庭でも、街明かりの届きにくい側に立てば流れ星は拾えます。
国立天文台は1時間に5〜10個ほどを目安にしていますので、焦らずに待つ構えでいてください。
暗さに目が慣れるまで15分ほどかかりますから、出てすぐに諦めない事です。
オリオン座のあたりだけを見つめるより、空全体をぼんやり眺めているほうが、流れ星は目に入ります。
10月下旬の夜更けは思った以上に冷えますので、上着やひざ掛けを持って出たほうが安心です。
翌日に響く人は、無理に起きている必要はありません。
布団の中からオリオンの方角へ思いを向けるだけでも、祈りは向こうの世界に届きます。
流れ星が消えるまでに願い事を三回唱えると叶う、という言い伝えは誰でも聞いた事があるでしょう。
オリオンの記憶を持つ魂には、自分の願いより先に、まだ争いの中にいる魂のために祈ってほしいと思います。
地上では今も、遠い国の戦場や、物価高に怒る人々のデモのように、争いの火がくすぶったままです。
宇宙の親なる神よ、オリオンの戦いで傷ついたすべての魂が、光の側へ還れますように。
かつて敵だった魂の顔が浮かんだら、その魂のためにも同じ祈りを向けてください。
敵のために祈れたとき、魂の奥に残っていた戦いのかけらが、ひとつ光に変わります。
オリオン座流星群は、遠い昔にこぼれた塵が、地球の空で光に変わって消えていく夜です。
オリオン座を見て胸がざわつくのは、戦いの記憶を抱えた魂が、この星で平和を学び直している印です。
その記憶は、許しと祈りを重ねるたびに、流れ星と同じように光へ還っていきます。
今夜、ひとつでも流れ星を見つけた方は、その光をかつての敵だった魂にも分けてあげてくださいね。
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