人生の後半に差しかかると、それまで遠くにあったはずの問いが、ふいに胸をよぎるようになります。
「自分は、いったいどこへ還っていくのだろう」。
若い頃には他人事のように思えた死が、ある日、自分のすぐ後ろにそっと立っていることに気づく。
その瞬間、多くの方は問いに蓋をして、日々の忙しさの中に紛れ込ませてしまいます。
けれど私は、十年以上にわたってブログ「宇宙の兄弟たちへ」を書き続けるなかで、確信していることがあります。
死とどう向き合うかという問いこそ、人生でいちばん大切な扉なのだと。
このたび、シニア世代の方に向けた新しいYouTubeチャンネル「60代からの魂の話」を開設しました。
人生の後半を生きるあなたのために、魂と死後の世界の話を、ゆっくりとお届けする番組です。
チャンネルはこちらです。
なぜ今、シニア世代へ動画を届けるのか
ブログには十年以上分の記事が積み上がっています。
その中には、死後の世界のこと、亡くなった大切な人がいる場所のこと、魂がたどる道すじのことを書いたものがいくつもあります。
ところが、文字を追うという行為は、目にも体にも負担がかかります。
読者の方から「小さな字を長く読むのがつらくなってきました」という声をいただくこともありました。
せっかく書いたものが、いちばん届けたい世代に届きにくくなっている。そのもどかしさが、この番組を始めるきっかけになりました。
そこで、過去の記事の中からシニア世代に響く内容を選び、耳で聴いていただける動画に作り直すことにしました。
夜、眠りにつく前のひととき。午後、お茶を一杯いれたあとの静かな時間。そうした場面で、そっと寄り添える声でありたいと願っています。
じつは私にも、心に残っていることがあります。
ある親類が世を去ったとき、私はまだ、死とその先の世界のことを、うまく言葉にして伝える自信がありませんでした。
あの人が今どこにいて、どんなふうに見守ってくれているのか。そばで語ってあげられていたら、旅立つ本人も、残された家族も、どれほど心を軽くできただろう。
あのとき飲み込んでしまった言葉を、私は今、こうして動画にしてお届けしています。この番組は、間に合わなかった自分自身への、遅い返事でもあるのです。
これから、どんな話をお届けするのか
番組では、大きく五つの流れでお話ししていきます。
死後の世界と魂のしくみ。日々の悩みへの霊的な答え。実話をもとにした物語。体と心が送ってくる小さなサイン。そして、神社仏閣や季節の行事にひそむ意味。
どれも、十年以上のあいだ読者の方と分かち合ってきたテーマです。むずかしい言葉はできるだけ使いません。
やわらかな音声を心がけます。理屈で納得するというより、聴いているうちに、胸のこわばりがほどけていく。そんな時間になればと思っています。
一作目は「亡くなった人は今どこにいるのか」
記念すべき最初の一本は、多くの方が心の底で抱えている問いを取り上げました。
先立たれた配偶者は、親は、友は、今どこにいるのか。もう二度と会えないのか。
この問いを口に出すことは、なかなかできないものです。縁起でもない、と自分を戒めてしまう。
けれど胸の奥では、ずっと問い続けている。
この動画では、亡くなった方が還っていく世界の全体像を、こわがらせるためではなく、安心していただくためにお話ししています。
死は暗い断絶ではありません。むしろ、脱いだ上着を置いて、もといた場所へ帰っていくような出来事なのです。
その先に何があるのかは、ぜひ動画でゆっくり受け取ってください。
年を重ねるということは、失うことばかりではありません。
若い頃には見えなかった深いものが、少しずつ見えてくる季節でもあります。
この番組が、あなたの午後の時間に、小さな灯りをともせたなら幸いです。
どうか、あなたの残りの日々が、安らぎと温もりに満ちたものでありますように。
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このブログでお伝えしているのは、魂の旅路への入口となる話です。
もっと深く学びたい方、満月の一斉ワークに加わりたい方は、スピリチュアルスクールでほぼ毎日メッセージをお届けしています。
ブログには書けない霊的な実践も、ここでお話ししています。
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