副首都法 坂本龍馬が霊示で嘆いた明治維新の逆

2026年7月25日土曜日

時事問題 政治


たった二票の差で、日本の形が動きはじめました。

七月二十四日、副首都法が参議院本会議で可決されました。


賛成百二十三、反対百二十一。

過半数まであと一歩というきわどさで、国の骨組みに関わる法律が通ったのです。

このニュースを見たとき、私の頭に浮かんだのは大阪でも東京でもなく、ずいぶん前に夢枕に立った一人の男の顔でした。

坂本龍馬です。

私に政治を動かす力はありません。

それでも、あのとき預かった言葉を黙って抱えたままにしておくのも違う気がして、ここに書いておきます。

副首都法で決まったこと

正式な名前は「国家社会機能継続性確保施策及び副首都の整備に係る施策の推進に関する法律」といいます。

長い名前ですが、柱はふたつしかありません。

ひとつは、首都直下地震などで東京が動かなくなったときに、政治と行政と経済の中枢を代わりに担う都市をあらかじめ決めておくこと。

もうひとつが、東京一極集中の是正です。

副首都に指定された地域には税の優遇や規制緩和が入り、国の機関も移っていきます。

最有力候補は大阪。

指定の要件に特別区の設置が絡むため、来年の春に大阪都構想の住民投票がもう一度行われるのではないか、という見方も出ています。

二度否決された構想が、国の法律を足がかりにして三度目の舞台に上がろうとしている。

そう読んでいる人もいます。

坂本龍馬が夢枕にたって伝えてきたこと

昔ちらっと記事に書いた覚えもありますが、坂本龍馬が夢枕にたっていろいろ伝えてきたことがあるのです。

その一部をあらためて書いておきます。

彼は、怒っていました。

大阪都構想や道州制の導入というのは、明治維新の逆をやっとる

そう言ったのです。

続けて、こうも言いました。

明治維新では、それまで細かい国に分かれていた日本を、ひとつの大きな国に集約し、西洋列強に対抗する強い国造りをしてきた。それをまた地方に分権していき、国を弱めようとしている

叱られている、と感じました。

私に何ができるわけでもないのに、なぜ私のところに来たのだろう。

そう思いながら聞いていたことを、今でも覚えています。

霊界にいる方々は、こちらの選挙にも法案にも一票を持ちません。

手を出せないからこそ、届く場所を探して降りてくる。

あのとき彼が私のところに来た理由は、たぶんそうしたことでしょう。

明治維新は、ばらばらの日本をひとつにする作業だった

言われてみれば、そのとおりなのです。

江戸時代の日本は、三百近い藩の集まりでした。

藩ごとに関所があり、通貨が違い、武力も別々。

外から見れば統一された国ではなく、領地の寄せ集めに見えたはずです。

黒船を前にして、その状態がどれほど危ういかを見抜いた人たちがいました。

彼らは藩を解体して県に置き換え、税も軍も教育も中央にまとめます。

廃藩置県です。

乱暴なやり方でした。

三百年続いた家を、紙切れ一枚で畳ませたのですから。

それでも、あれをやらなければ日本は列強に切り分けられていた見込みが高い。

インドや清国がたどった道を、私たちは知っています。

龍馬が言う「集約」とは、この作業のことでしょう。

道州制へ いま私たちは逆の方向に歩いている

権限を国から地方へ。

財源も地方へ。

特別区をつくり、道州をつくり、単位を小さく分けていく。

ひとつひとつの理屈は、たしかにわかります。

東京に人も金も企業も集まりすぎて、地方が痩せていく。

中枢がひとつしかないのは危ない。

効率も悪い。

だから分けよう、というのは、行政の話としてはまっとうに聞こえます。

龍馬が見ていたのは、たぶんそこではありません。

彼が言った「弱める」というのは、経済規模の話でも行政効率の話でもなく、国としてひとつにまとまっていられるかどうかの話だったのだと思います。

単位を分ければ、その単位ごとの利害が生まれる。

大阪には大阪の、九州には九州の事情ができる。

平時はそれでかまいません。

問題は、外から本気の圧力がかかったときです。

まとまって立てるのか、それとも中で割れるのか。

幕末の日本が突きつけられたのは、まさにその問いでした。

いま日本を取り巻く状況が、あの頃と似ていないと言えるでしょうか。

南海トラフの想定域に、控えを置いていいのか

もうひとつ、どうしても引っかかることを書いておきます。

災害のときに首都機能の控えが要る、という話には私も反対しません。

東京がひとつ止まっただけで国全体が動かなくなる構造は、確かに危うい。

ただ、控えというのは、本体と同時に倒れない場所に置くから意味を持つものでしょう。

大切なデータを守るのに、同じ部屋の隣の棚に予備を置く人はいません。

その目で大阪を見ると、どうでしょうか。

南海トラフ巨大地震で真っ先に強く揺れ、大阪湾から津波が入り、湾岸の広い範囲が浸水すると大阪府自身が想定している地域です。

しかも南海トラフは、静岡から四国までを一度に襲うもの。

名古屋も同時に被害を受けます。

東京が首都直下で止まったときの受け皿として、大阪はふさわしい立地なのか。

逆に、南海トラフで西日本が止まったとき、東京はまだ動いているかもしれません。

それなら控えの向きが違うのではないでしょうか。

国会でも「大阪ありきではないか」という追及が出ていました。

専門家からは、副首都の第一条件は東京と同じ災害でやられない場所であり、南海トラフの想定範囲に入らない内陸や日本海側、北海道まで含めて比べるべきだ、という指摘も出ています。

本気で国を守るための備えなら、まず地図と被害想定を並べて場所を決めるはずです。

ところが今回は、都市の名前が先にあって、あとから理由がついてきたように見える。

二票差という結果は、そのちぐはぐさへの疑いが最後まで消えなかったことを表しているのだと思います。

防災の顔をしていながら、実際に前へ進むのは行政単位の組み替えのほう。

龍馬が怒っていたのは、まさにそこだったのかもしれません。

吉田松陰が牢の中で書き残したもの

吉田松陰は、処刑される前に『留魂録』を書き上げました。

その冒頭に置かれたのが、この歌です。

身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまし大和魂

体はここで朽ちてもかまわない、この魂だけは日本に置いていく、という意味です。

三十歳の男が、刑場に向かう前に書いた言葉でした。

松陰はまた、飛耳長目という言葉を好んで使いました。

遠くの音を聞く耳と、遠くを見る目のことです。

塾生に諸国の情報を集めさせ、日本という国がいまどこに立っているのかを自分の頭で掴ませようとしました。

いま私たちに足りないのは、この耳と目ではないでしょうか。

見出しだけを撫でて、法律の名前も読まずに通り過ぎる。

気づいたときには、国の形が変わっている。

松陰が命がけで残そうとしたのは、思想そのものというより、自分の頭で見て考える人間を一人でも増やすことだったはずです。

今日からできること

大きな話を、手の届く行動に落としてみます。

法律の正式名称を、一度だけ声に出して読む

「国家社会機能継続性確保施策及び副首都の整備に係る施策の推進に関する法律」。

長い名前の中に、何が入っていて何が入っていないのかが見えてきます。

自分の住む地域の被害想定を確かめる

県や市のサイトに、揺れの大きさと浸水の深さが地図で出ています。

国の判断を考える前に、まず足元の数字を知っておきたいところです。

賛成側と反対側の主張を、一つずつ最後まで読む

来年の春に住民投票があるかもしれない地域にお住まいなら、なおさらです。

見出しではなく、本文を読んでください。

誰かと話してみる

家族でも、職場の人でもかまいません。

分けたほうがいいのか、まとめたほうがいいのか。

答えが出なくても、考えたという事実が、次に何かを見たときの目を変えます。

夜、ひとりになれる時間に、問いを胸に置いて眠る

この国はどこへ向かっているのか、と。

焦って答えを求めなくてかまいません。

問いを持って眠る人のところには、ときどき、思いがけない訪問者が来ます。

体を持たない人たちが、まだこの国を心配している

私は政治家ではありません。

国を動かす立場にもいません。

受け取ったことを、そのまま書き写すことしかできない人間です。

それでも、あのとき怒っていた人がいた、という事実は、残しておく値打ちがあると思っています。

彼らは、もうこの世に体を持っていません。

それなのに、まだこの国を案じている。

血を流してひとつにした国が、また細かく分かれていくのを、高いところから見ている。

その視線の温度を、私は忘れられずにいます。

判断は、読んでくださるあなたに委ねます。

ただ、次に副首都や道州制のニュースを見たとき、これが百五十年前にやったことの、どちら向きの動きなのかを、一度だけ考えてみてください。

あなたがその問いを持つこと自体が、龍馬が私に伝えたかったことの続きになるのだと思います。

魂は、体よりずっと長く生きます。

だからこそ、いま何を選ぶかを見ている目が、必ずどこかにある。

それは怖いことではなく、心強いことです。

あなたの今日が、穏やかで確かな一日になりますように。

↓一日一回のクリックが、このブログの灯を守ってくれます
応援いただいたあなたに、幸せが届きますように祈ります

このブログでお伝えしているのは、魂の旅路への入口となる話です。
もっと深く学びたい方、満月の一斉ワークに加わりたい方は、スピリチュアルスクールでほぼ毎日メッセージをお届けしています。
ブログには書けない霊的な実践も、ここでお話ししています。

スピリチュアルスクール 宇宙の兄弟たちへ

スクールの詳細を見る

関連記事

記事の感想をXにてお寄せください
X (旧Twitter) を見る

いまの心の状態から読む

気になる入口をひらいてください。

心が疲れているとき
人との縁に迷うとき
目覚めの感覚があるとき
現実を動かしたいとき
見えない世界を知りたいとき
時代の変化が気になるとき

ソフィアの森で見つけた幸せの鍵

新刊『ソフィアの森で見つけた幸せの鍵』 は、科学と古代の叡智が融合した魂の物語。生きる意味を見失った主人公が、ソフィアの森で賢者と出会い、人生を変える「幸せの鍵」を見つけ出していきます。読む人の心を癒やし、真実へと導く感動のスピリチュアル・ファンタジーです。

↓一日一回のクリックが、このブログの灯を守ってくれます

応援いただいたあなたに、幸せが届きますように祈ります

人気ブログランキング

ブログ内を検索

自己紹介

スピリチュアルブロガー・作家の洪正幸です。🌟「私がなぜスピリチュアルの世界へ導かれたのか――驚きの体験と魂の気づきを綴った自己紹介は以下からご覧いただけます。」 ▶️[プロフィールと魂の物語を読む]

ブログ アーカイブ

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ