2020年8月1日土曜日

コロナの感染者が増えて不安も広がる中で大切な事



昨日は感染者が全国で1500人を超えて、連日最多を更新しており、また不安も広がりつつあると思います



沖縄では独自の緊急事態宣言を出しており、東京都や大阪府でも、時短要請などの制限を強めつつあります

これは以前より忠告していますように、新型ウイルスの流行は、一度で終わるのではなく、このニ三年は何度か波のように襲ってくることになるという事です

すぐに収まると多くの人の意見もありましたけど、実際には何度も流行を繰り返していくものです

ヨーロッパの方では、大きな波が来てようやく収まったように思われていますが、また何れは次の波が襲ってくるでしょう

そのように何度も波が襲っては引き、また波がやってくるという事を何度も繰り返すものなのです

ただ、今回の日本の波は、検査数が多くなって、今まで検査されていなかったような所まで検査されるようになって、数が増えていることろはあります

検査の陽性者は増えていますけど、重症者はそれほどの増加は見せていません

ですので今のところそれほど重大な状況ではないのですが、重症者は少しづつ増加する傾向を見せていますので、今後大変になっていく可能性はあります

いま重症者が少ないのは、若者を中心に感染が広まっていて、若い人はほとんど重症にならない事、重症化していくにはタイムラグがある事が考えられます

このウイルスは若者には重症化することがほとんど無く、無症状のまま広めてしまう傾向があります

そして高齢者や基礎疾患のある方が罹患すると、重症化する事が知られています

今はまだ、若者を中心にして広まっているため、重症化する方が少ないという事ですね

これが若者同士での感染から、年齢層が高齢の世代への感染が広まると、重症化する人や、死亡する方が増えていきます

そしてこのウイルスの特徴として、1~2週間は軽症であっても、2週間を過ぎたころから重症化する傾向が見られます

つまり感染が広まってからしばらくしないと、重症化した患者は数字で増えてこないのです

そのため、今はまだ重症者は少ない状態ですけど、今後は重症化する方が増加していく可能性があります

このウイルスについて、重症化する人が少なく、風邪のように弱いものだという認識を持っている人もいますが、それほど弱いものとは言えないのではないかと思います

新型コロナウイルスに罹って回復された方でも、多くの人がその後遺症に悩まされるというデータがあります

イタリアの大学病院の報告によると、回復後にも何らかの後遺症に悩まされる人が実に87%以上いたと言われています

9割近くの人が回復後も後遺症が続くとされているのです

その症状として倦怠感や頭痛、息切れなどが多くみられるようです

コロナウイルスから回復した方でも、激しい倦怠感が続き、仕事に復帰できない方もいると言います

そうした後遺症が何か月も続くそうです

しかもこのウイルスは一旦陰性になって回復したと言われても、また再陽性になるという謎の減少も出ています

これはどうしてそうなるのか正確にはまだわかっていません

そしてアメリカではすでに死者が15万人を超えておます

アメリカで感染が広まってきたのは4月のはじめ頃からですので、ただの風邪でたった三ヶ月で死者が15万人も出るというのは認識が違っているように思います

このように、単純にただの風邪のように認識するのも無理があるでしょう

世の中を見ていると、考えがどちらか極端に偏ってしまう人が多いように思います

極度に恐れて、テレビ等の感染者数が増えていくのを見て、ただ恐れや不安を増幅させていく人

かたや、今回のウイルスもただの風邪のように言って、楽観視しすぎる人たちです

人間はどちらか極端に偏りやすい生き物ではあります

メディアに煽られて恐れすぎるのも問題ですが、甘く見過ぎるのも問題でしょう

適切な認識を持って事に当たらないといけないと思われます

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2 件のコメント:

  1. いつもありがとうございます。
    失礼します、最近ほんとうにわからなくなってきてまして、教えて下さい。
    徳島大学名誉教授の大橋眞という方が、厚労省で記者会見を開かれてるのですが、その内容が「えっ❗そうなの~❗」って感じなのですが、どうなのでしょうか?

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  2. 薬が早くできることを祈るばかりです

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