2013年7月4日木曜日

錬金術の薔薇




喜びも悲しみも、すべては川の水流のように忘却されていき

大切な人との出会いも別れも、共に悲しんだ思い出も、感動を共有しあった喜びも、すべての記憶は失われ

魂は月明かりの中で、新たな旅を始めます



生まれてより失われた大切なものは、”そこ”に置かれています

月の表面では、人々の結晶化した思い出が、きらきらと輝き

月の光となって地上に降り注ぎ

旅人の姿を照らし出します

絆を忘れた者たちも、かつて出会った時と同じ月が昇り

月だけが、前世のふたりが交わした遠い約束を覚えています

旅に疲れ、孤独に打ちひしがれているとき、月を見上げると、あの時と同じ輝きを見せてくれます

土と水と、火と風との業で作られた、黄金の小箱の中に鍵は置かれ

手にしたものは、胸に秘められた薔薇を手に入れます



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2 件のコメント:

  1. イェイツの言葉そのもの…。
    彼は、思ったり感じたりしたことを詩に残したのではなくて
    知っている秘密を そのまま詩に託したんですね。
    月を見上げて そう思いました。

    小箱の鍵、秘めたる薔薇。。。

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    1. イェイツの詩をご存知でしたか

      わたしは少ししか知らず詳しくないのですが、彼は詩のなかに、秘密を込めていたように感じられます

      削除

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