2013年3月24日日曜日

世界維新と世界平和



アメリカはスーパーパワーとして世界に君臨してきました
それが無くなり、あるいは弱体化することで、世界各地で新たな覇権争いが懸念されます

それを考慮して恐ろしい予想をたてることも可能ですが、もうひとつの可能性について書いてみたいと思います



各国が軍事力を誇示し、敵対国と果てしない軍拡競争に邁進するのではなく、世界的な合意のもとに中央機関に権限を譲渡し、国際紛争の解決を各国の軍事力でなく、その世界的な合意のもとにある機関の判定に委ねるという方法です

現在でも国連があるではないかと言われるかも知れません
たしかに国連には各国の紛争を解決するための国際裁判もありますが、裁判になれば負けるとわかっている国は裁判に判定を委ねようとはしません
二国間の力関係で問題を解決しようとするでしょう
そして今の国連は第二次大戦における戦勝国によって支配されています
彼らにとって都合のよいように世界を牛耳る考えのもとに出来ています
例えれば腕力の強い番長の言うことに皆が従うように出来ていると言うことです
戦争に勝ったから常任理事国になり、その一国でも反対すれば拒否権が発動されるのは間違いです
理事国を設定するのなら戦争に勝ったか軍事力があるかではなく、各国の投票のもとに選ばれるべきでしょう
力によって抑える国ではなく、多くの国が歓迎する国こそ選ばれるべきです

そうした民主的な機関を設立し、段階的に各国の軍事力を削減していき、中央機関は国際警察としての防衛力を持ちます
各々の国は今まで膨大な費用をついやしてきた軍事をもっとためになることのために使えるようになります
世界は国際紛争としての戦争を無くしていきます

こうした各国の権力の譲渡は不可能と考えられるかも知れません

ですが例えば日本でも同様なことを歴史的に成し遂げました
明治維新です

明治維新以前は各藩がそれぞれ独立した国として日本中にありました
お互いが勝手に他の藩に移ることも出来ませんでしたし、各地の大名のもとに軍事力である侍の組織がありました
徳川幕府はありましたが、中央機関というよりも覇権国家であったと言えましょう
徳川家は周囲の大名より一段と力のある大名の一つであり、独立した各国に影響力をもった国でした
今の世界でいえばアメリカがそれに近いと言えます
明治維新の時は黒船が来たりなど外圧を経験し徳川幕府が力を発揮できないさまをみて、維新の志士達がこれではいけないと考え、中央集権の国家を造る必要性を感じました
それは一部を単純化すれば、各藩ごとにある武力(武士組織)を解体し、中央政府が軍事力を持つというものでした

このような明治維新と同じく、今度は世界規模に拡大した維新をなすことを目指しています

各国は各国間の紛争の手段として軍事力を放棄し、中央機関へと問題解決を委ねるというシステムです

段階的に行われるでしょうが、各国の軍事力は縮減していき、国内の治安維持のための警察組織のみになり、核兵器や大量殺戮兵器は中央機関の管理下におかれ、やがては廃棄していきます

地球は各国間の戦争の無くなる星へと変わります

いずれはそうしたことが現実になっていきます

それを我々の世代で成し遂げるのか、子孫へとまかせるのかの選択になるでしょう

いまアメリカが衰退していき、世界の警察で無くなろうとする時代ですから、徳川幕府が求心力を失っていった幕末に世界情勢がなってきたと言えます
そこで各国が戦国時代のように軍事力を背景に覇を競うのか、明治維新のように各国が中央へと権限を譲渡して平和な世界を望むのか選択にあると思います

下記関連記事の「世界平和と国連」では、国連の改革案を述べましたが、もうひとつの選択として、新たな機関の設立を提示する必要もあるかもしれません


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2 件のコメント:

  1. いつも、お世話になっております。

    この処、洪さんが発信される記事に触発されることが多く、お陰で頭の中が大分整理されてきた気がします。(家の中も片付けなくっちゃ!笑)

    何より今まで信じてきたことが間違いではなかったと確信できるようになってきたのが一番嬉しいことです。

    ところで…、我が師が昔「将来、世界政府を樹立させようという動きが起こるが、必ずしも良いことではない。国民国家という考え方はまだまだ有効。」というようなコトをおっしゃった(書いた?)ことがあり、私的には子房さんが1月に書かれた「世界平和と国連」の記事のやり方の方が現実的で安全な気がします。

    そして「日本」が世界から見て理想の国であると世界が認める国になることが先決ではないでしょうか?

    日本が世界のリーダーになってみせるという覚悟も決意もないウチに、もし仮にでも「世界政府」等が出来てしまったらエライことになる気がします。

    どうせ、「世界政府」の樹立を目論んでいるのは、エンリル系勢力でしょうから、お人好し地球人は騙されないように気をつけないといけないと思うのですが、如何でしょう?




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    1. こんにちは

      世界政府という統一体というよりも、国際紛争に関する解決機関の国際的な組織を念頭にしています
      世界政府についての懸念材料としては、その組織に過剰な権限をもたせることで、世界中の国民が管理化におかれることですね
      そして共産主義のように富の分配をする思想がはいればおかしなものとなります
      そうならないために、前回の記事で書きましたようにリーダ国家があってそれを選んで、入れ替わるようにする考えを提案しました

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