2013年2月13日水曜日

依存と支配の関係




外的要因のよって物事が左右されるとする思考からは、依存と支配の関係が生まれます

もうすこし噛み砕いて言うと、自分の幸不幸が運命や、他人や、社会など、自分の外の原因によって左右されるとする考えが強いと、何かに依存する精神的な態度が生じて、そこに対となる支配するものが出てきます



たとえば占いなどが好きな人は多いですけど、これも、自分の外にある運命によって自分の人生は左右されているとする考えです

そうすると、占いなどに依存する精神性が出てきます

時には変な占い師が支配者として現れて、それに傾注する関係となります

スピの世界ではよく見られることで、怖いことを言われたり、欲を叶えてくれると思わせて、依存心のある人をコントロール下に置こうとする傾向が良く見られます

これら、依存するものと、支配(コントロール)しようとするものは一対であって、どちらか一方のみでは存続できません

こうした関係はスピや占いだけではなく、様々な人間関係で見られます

恋愛でも、付き合う異性が駄目な人ばかりという場合など、運のせいにしてしまいがちですけど、実際はその人自身にある依存の心や、負の思いが引き寄せていることがあります

世間でよくある詐欺話なども、被害者側にも他人が儲けさせてくれるという依存心があって、支配者である詐欺師のコントロール下におかれるのでしょう

こうした関係は、実は、国家でも言える事です

イソップの童話に「カエルの王様」という話があります

大きな沼に住むカエルたちはある日、神様に自分たちの立派な王様を求めます

神様はいまお前たちは自由で幸せな生活をおくっているから王様など必要ないではないかと言うのですが、カエルたちは聞かずに、どうしても立派な王様がほしいと要望します

そこで神様は大きな蛇を遣わします

大きな蛇をみたカエルたちは、自分たちの強そうで立派な王様ができた、っと喜ぶのですが、その大きな蛇は、次々とカエルを食べてしまい、しまいには沼には一匹のカエルの姿も見えなくなったっという話でした

第一次大戦で敗れて苦しみの中にあったドイツでも、強くて立派そうな王様が現れました

人々はドイツの誇りを取り戻す立派な王様だと喜んで迎え入れました

その王様、ヒトラーはご存知のとおり、ドイツ全体を荒廃させてしまいました

日本でも高福祉社会など甘い夢をみさせるような政策を掲げる政治家が多いですが、それらは国民の依存心、国家が面倒を見てくれという依存の心が生み出す、支配者を呼び込むものなのです

かつて北朝鮮も失業なく高福祉な地上の楽園ともてはやされましたが、実態は、カエルの王様が支配する恐ろしい国だったのはすでにお分かりでしょう

国民の側に、そうした依存心が高まってくると、支配者であるカエルの王様を生み出すのです

原因を自己の外部に見出すのではなく、自己の責任として考えるのが精神的目覚めの一歩となります

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