2013年1月9日水曜日

戦争と弾圧と心の傷




先の大戦は民主主義対ファシズムの戦いであったと言われることがあります

敗戦国の日本、ドイツ、イタリアはファシズムの国であったので連合国側の戦いは正しかったのだという正当化する理論となっています



ですがそれらも国民の投票を経て誕生しているため、民主主義と対立するものとは言えないでしょう

また共産主義と資本主義も対立していますが、どちらも建前は民主主義を標榜しています

ドイツのナチスは共産主義と対立していましたが政治思想として違いはあるものの、権力を握るとどちらも批判勢力を弾圧し強制収容所送りにします

日本、ドイツ、イタリアは先の大戦で同盟を結びともにファシズムであったと言われています

この三国に共通するのは大戦前に国際的に厳しい立場に立たされていた点があります

世界的な大不況にあって国内も深刻な状況にあり貿易でも窮地に立たされていました

その中で台頭してきたのがイタリアではファシストでありドイツではナチスであったわけです

国民の不安や恐怖心や不満の思いの代弁者としてそれらは支持されてきたところがあります

ある組織が大きくなるときには人々の何らかの感情の受け皿として働いています

ナチスもそうして国民から支持されていき、その代表者であるヒトラーは国民の不満や憎悪を取り込みその矛先をユダヤ人へと向けさせました

その結果は皆さんの知っての通りユダヤ人へのホロコーストへと向かいました

抑圧された苦しめられているという思いが集結してある組織へと流れ込み、その組織が力を持つようになると他への弾圧が始まるという図式が歴史の中で繰り返されています

一般には主義主張や思想によって色分けしたり対立しあったりするのですが、実際にはスローガンはまったく反対でも中身の体質は変わらないということがあります

世界平和を祈る団体であれ、軍事力の拡充を主張する組織であれ主張に関わりなく実は個人の心の傷や恐怖心をその団体の主張に投影しているのかもしれません

先程はナチスをあげましたが対立していた共産主義も人々の心の傷の投影の役割を果たしていました

資本家によって抑圧された労働者を解放するためと称して金持ちの家に生まれたという理由だけで子供まで殺されたり、暴力革命が肯定されました

そして共産主義が権力を握ると反対勢力を弾圧はじめたのです

ナチスにはドイツ人としての誇りなど心に傷を負った者達が癒していくのではなく、ナチスに投影していきユダヤ人への憎しみに向けました

悲惨な労働を強いられてきた労働者階級や彼らを助けたいと思った者達はその傷を共産主義に投影し資本家や知識人達への憎しみに向けていきました

どちらも心の傷を癒すことなく投影という補償によって憎しみを外部へと向けていきました

現代でも世界各地の政治家は国内の政治に対する不満が自分達へ向かわないよう他国を批判し、それによって国内をまとめようとし、また国民もうまく乗せられてしまっています

指導者の人気が落ちたり国内政治に不満が向かないように外国の批判を繰り返すことを各国でよくなされています

掲げる主張がどんなに正しくともその組織に集まる集合想念の性質が運動の流れを決めていきます

政治思想などは多くの研究家などで議論され研究されていますが、その運動に集まる群衆感情と集合想念の力は研究がなされていないでしょう

霊的な視点から政治の運動を見ると、集合想念がまるで見えない怪獣が猛威を振るっているように感じられます


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4 件のコメント:

  1. はじめまして。
    アマミキョさんのところで、たまに拝見しておりましたが、ブログをはじめられたということで、いろいろと読めるようになれたのはありがたいことでございます。

    ぶしつけながら、ひとつお願いがあります。

    行間をもう少し広くできないでしょうか?
    私のPCでは、本文のところは、文字が重なってしまうのです。 勝手なお願いですが、ご検討いただけますと、ありがたいです。

    返信削除
    返信
    1. haraさんこんにちは

      不具合報告ありがとうございます

      行間を広くする設定は無かったので、文字サイズを小さくしてみました

      これで読めるようになったらよいですけど

      削除
    2. ありがとうございました。おかげさまで、文字が重ならなくなりました。
      また、次の記事は、行間が上記の記事よりも広がり、読みやすくなっております。

      削除
    3. 読めるようになりましたか、よかったです

      ありがとうございました

      削除

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